もうすぐ平成も終わると思うと昭和51年組の僕はしみじみするさあ。
昭和ってよかったのか、いまのほうがいいという意見もわかる。
昭和は暴力がひどくてねえ。それだけ熱かったとも言えるのだが。
小学校なんて古家眞が毎日のようにグーで殴ってくるのよ。
女子にはビンタして、身体検査ではパンツ一丁にしてひとり悦に入っていた。
塾でもビンタはあっなあ。暑苦しかったとも言える。
いまさ、となりのおばさんが、煮物つくりすぎちゃったとか持ってこられても迷惑。
煮物なんてめったに食べたくならないし、お礼をするのも食器を返すのも億劫。
ま、それが創価学会であり山田太一の世界なわけだが、
いまの時代はベタベタしておらず「ひとり」をたいせつにしてくれるよね。
「ひとり」って楽だけれど、さみしいっていうのが山田太一ワールド。
いまが「ひとり」かといったら、そうでもなくて、スマホとかベタベタしている気がする。
やったことがないけれど、メールの着信に既読をつけないと相手怒るんでしょう?
うちのガラホもパソコンも既読かどうかはわからないから、そのぶんいいなあって。
最近、メールボックスなんて数日開かない(対人恐怖症で開けない?)ときもあり、
メールなんて数日経って返したほうがいいと思う。
むかしの手紙なんて郵便事情で何日も待ったんでしょう?
その待つ間に感情が育つとも言えるわけだから。
クレームとかだとどこまでも早いほうがいいのは顧客としてわかる。
でも、早くしたらもっと早くしろって言われちゃって、それはどうかなあ。
あれはわれわれ下層労働者の苦しみを増す。
昭和ってインドに行くくらいがいっぱしの冒険になった時代。
令和はどうなるのかなあ。冷たい時代ではなくあったかい時代になればいいが、
ベタベタされるのはいやのという山田太一的矛盾よ。
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