#リモラブ ~普通の恋は邪道~#03 五文字(間宮祥太朗)が「僕が檸檬です」と美々(波瑠)に打ち明け、二人は…
出典:EPGの番組情報
#リモラブ ~普通の恋は邪道~#03[解][字][デ]
五文字(間宮祥太朗)が「僕が檸檬です」と美々(波瑠)に打ち明け、二人は付き合うことに。
久しぶりのデートに舞い上がる美々だったが、次第に現実の恋愛にある感情が…
詳細情報
出演者
波瑠、松下洸平、間宮祥太朗、川栄李奈、髙橋優斗(HiHi Jets/ジャニーズJr.)、福地桃子、今井隆文、西堀 亮(マシンガンズ)、ついひじ杏奈、佐久間玲駈(ジャニーズJr.)・ 渡辺 大、江口のりこ、及川光博、
番組内容
五文字(間宮祥太朗)が「僕が檸檬です」と告白、SNSをやめ彼女になってほしいと美々(波瑠)に宣言。半信半疑ながらも檸檬=五文字を受け入れる美々。
初デートに舞い上がる美々だったが、現実の恋愛に、ある感情がわいてきて…。
そんな中、栞(福地桃子)と彼氏の八木原(髙橋優斗)が美々の家に来て、五文字も入れたダブルデートをすることに。しかしその先で、美々の恋が裏切られる衝撃的な事が起こる。
監督・演出
【演出】 丸谷俊平
原作・脚本
【脚本】 水橋文美江
音楽
【ドラマ主題歌】 「心音」 福山雅治(AMUSE / UNIVERSAL J)
【音楽】 得田真裕
制作
【制作協力】 オフィスクレッシェンド
【制作著作】 日本テレビ
ジャンル :
ドラマ - 国内ドラマ
テキストマイニング結果
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キーワード出現数ベスト20
- 五文字
- 先生
- 八木原
- デート
- 檸檬
- 日曜
- アオ
- 大丈夫
- ホント
- 乙牧
- 草モチ
- SNS
- ハァ
- セフレ
- フフフ
- 五文字君
- 自分
- ウソ
- お願い
- フフ
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
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(大桜美々) 私が草モチです‼
(朝鳴 肇) えっ…?
檸檬さん‼
えっ 誰?
えっ?
(沙織) 私に隠して5か月も
草モチと やりとりしてたでしょ?
もう私の知らないところで 誰かと
勝手につながったりしないでよ?
(青林風一) はい。
(沙織) フフ…。
お騒がせしました
本当にすみませんでした。
あぁ いや いや いや…。
朝鳴部長 驚かれたと思います
本当にすみません。
うん ええ まぁ… まぁね うん。
ごめんね
お父さんとお食事中に
いきなり 知らないおばちゃんが
入って来て
びっくりさせちゃったね。
あっ 保っていいます。
保君 リモートで
時折 お顔は拝見してました。
あっ お父さんの会社の産業医で
美々先生っていうの。
(朝鳴 保) 美々先生。
そう。
あっ 美々先生でよかった?
構いません。
本当にごめんね。
《目玉焼き》
(乙牧ひろ吉) せっかくだから
飲んでってくださいよ。
そうだね うん。
《コンニャクの甘辛煮》
(乙牧)
さぁ どうぞ いいじゃないですか
座って 座って。
すみません
では お言葉に甘えて
あの席で。
(乙牧) えっ?
こういったご時世ですので
離れたほうが。
そして自分で
手酌でやりますので すみません。
(乙牧) あっ そうか… 栞~。
(乙牧 栞) はいはい~。
食べよう なっ。
(栞) お絞りです どうぞ。
あっ ありがとうございます。
(八木原)
美々先生 何か食べます?
ううん 大丈夫 ありがとう。
いや でも何かおいしいもの…。
(栞) そうだね 何か温かいものを。
いいね 温かいもの。
(栞) 豚汁とか?
(八木原) いいね いいね 豚汁ね。
あと チーズギョーザ。
結構です。
ホントに結構ですんで。
(栞) お父さん お願い。
八木原君 ホントに これだけで。
すみません お構いなく。
私のことは もうお気になさらず
大丈夫です。
《はぁ~ 参った参った
どうしよう》
《やっぱいいなぁ
何か いいんだよねぇ》
《好きなんだよねぇ~》
ハァ…。
《やっぱ好き
好きだもん 好きだもん》
(乙牧) よく分かんないけど…
かわいそうだな。
(栞) えっ? いや… まぁ…。
(八木原)《うん かわいそう》
《かわいそう》
(保)《かわいそうに》
《しっかし ってことは
誰なんだ? 檸檬さんは》
(栞) あの。
あっ はい。
(栞) 私 そのSNSで
やりとりしてる
檸檬さんていうのは
五文字さんじゃないかと。
いえ それは違います。
(栞) えっ?
五文字君は草モチの葉っぱを
食べないと言いましたから。
ちょっと待って。
えっ
だから 葉っぱを食べるって
言った僕を檸檬だと?
はい…。
え~ そんなことで?
えっ でも…。
いやいや 食べない時もあるけど。
えっ そうなんですか?
食べたり 食べなかったり。
っていうか それを…
それを決定打にするかな?
確かに
美々先生 それはちょっと…。
(栞) じゃあ
やっぱり五文字さんだよ。
美々先生のことも気にしてたし
怪しいと思う。
《五文字…?》
待って。
五文字さんが
檸檬さんだったとしても
草モチさんが美々先生だとは
分かってないはずだよ。
お互い誰だか分からないままで
やりとりしてたの。
(栞) 分からないわけ ないじゃん
何か月も やりとりしてて
誰だろう? この人
どんな人だろう?って
普通は知りたくなるでしょうが!
五文字さんは どっかで
草モチさんが美々先生だと
感づいてたんじゃない?
感づいてたんだよ。
じゃなかったら あんなふうに
美々先生のこと気にする?
(八木原) そんなに気にしてた?
(栞) 気にしてるどころか
「引かれてる」って言ってた。
好きってこと!?
《檸檬が五文字…?》
待って だとしたら
何で自分から言わない?
(栞) ん? 言えないのが
恋というものでしょ。
あっ。
(栞) ねっ。
もどかしいというか
面倒くさいというか
でも それが恋愛だ。
うん それが恋愛だ。
(栞) うん。
五文字さんも恋しちゃったのか~。
(栞) 恋しちゃったんだよ。
《檸檬が五文字?》
(乙牧) 待って!
(乙牧) 俺も五文字さんだと思う。
いや… うん そうだな。
ゴモちゃんなら
あり得るかもしんない。
(栞) あっ じゃあ
五文字さんが檸檬さんだと思う人。
(4人) はい!
≪はい≫
(八木原) うわ~ 五文字さん!
おぉ!?
(五文字) あの…
話は聞かせてもらいました。
(五文字) 僕が檸檬です。
♬~
ホントに?
ホントに五文字君が檸檬さん?
そうです。
会いたかった。
《ビーフジャーキー》
僕が檸檬です。
僕の… 彼女になって
いただけませんか?
《ビーフジャーキーでもいい》
《檸檬さんを失いたくない》
分かりました。
えっ いいんですか?
いいでしょう。
はっ… マジか。
あの… ありがとうございます。
僕 頑張ります。
よ… よろしくお願いします。
こちらこそよろしくお願いします。
すみませんでした
あんなことを書いてしまって。
ん?
「お会いすることはできません」
とか
「今までありがとうございました」
とか
「さようなら」とか…。
どうして 「さようなら」なんて?
それは… 今までずっと
SNSの世界でだけ
お喋りしてたじゃないですか。
だから 急に
会いましょうって言われて
焦ってしまって…。
あぁ…。
ホ… ホントを 言うとね
私も… 会いたかった。
こうして美々先生に
彼氏ができました。
ラブストーリーの始まりです。
♬~
《久しぶりに
誰かと歩いてます 自分!》
じゃあ この辺りで。
(五文字)
あぁ ご自宅までお送りしますよ。
大丈夫 もう すぐそこなんで。
そうですか。
失礼します。
あっ。
美々先生の連絡先…。
えっ 健康管理室 内線1016番。
いやいや。
あっ 私の?
そう 連絡 取りたいんで。
SNSじゃダメ?
今まで使ってた檸檬と草モチの。
あ~…。
あっ 檸檬と草モチは
もういいんじゃないですかね。
これからは電話とか
こうやって直接 会ったりとか。
だって せっかく
こうして会えたんですから。
電話番号 教えてください。
はい。
(着信音)
(五文字)
早速かけちゃいました。
あれっ すいません つい。
あっ… いえ。
今夜は星がキレイですね。
そうでもないかなぁ。
あの頃 僕たち
自粛期間中っていうか
テレワークが始まった頃
よく空を見上げました。
僕たち?
あぁ 僕とアオちゃん…
って人事の青林です。
《キャベツ?》
あの時 家にずっと一人でいる僕を
気に掛けてくれたのが
アオちゃんと美々先生でした。
私は…。
分かってます。
それが産業医としての
仕事だってこと。
でも うれしかったっていうか
ありがたいと思いました。
僕たち社員のために
美々先生は毎日出勤されてて
感染拡大予防が徹底されて。
《これが檸檬さんの声…》
《ぺこぱじゃ ない》
もしもし?
結構 お喋りなんですね。
SNSで話してる時と印象が…。
あっ 違うって言われます。
よく… はい
しょっちゅう言われます 本当に。
自分でも 電話とかのほうが
話しやすいっていうか…。
分かります。
あっ でも こんな
ペラペラ喋るつもりはなくて
ただ 星がキレイだなぁって…。
はい。
今度の日曜 どうしてますか?
何か予定ありますか?
《これは いわゆる…
デートのお誘い》
どっか行きませんか?
いいでしょう。
えっ あっ いいんですか?
ありがとうございます
うれしいです よかった。
よかったっていうか… はい。
じゃあ…。
あっ もう1つ。
もう1つだけ。
何でしょう?
おやすみなさい。
もしもし?
いつも 「おはよう」とか
「おやすみ」とか
SNSでやりとりする
だけだったんで…
こんなふうに直接 言われると
うれしいもんですね。
声が聞けるっていいですね。
檸檬 改め 五文字君
おやすみなさい。
はい。
♬~
フフっ…。
(ゆり) 五文字さんが檸檬?
(八木原) そうなんです!
おはよう。
(八木原) おはようございます。
今 五文字さんのことを。
(ゆり) おはよう 肇ちゃん。
肇は よせよ。
(八木原) えっ。
(ゆり)
朝鳴部長の奥さんと同じ高校なの。
一級建築士のね
さっそうとしたカッコいい奥さん。
もう別れたよ。
(ゆり) えっ 聞いてない。
何? それ 浮気か。
違う。
(ゆり) 浮気か? おい!
違うって!
おっはようございま~す。
おはようございま~す。
(八木原:朝鳴)
おはようございます。
(ゆり) おはよう。
密ですよ
ソーシャルディスタンス。
すいません。
(深杉) 八木原君 これもお願い。
(八木原) はい。
(深杉)
じゃあ 大学のほう戻んなきゃ
いけないんで 僕はこれで。
(八木原) お疲れさまでした。
(深杉) お疲れさまでした。
え~ もう帰っちゃうの?
お疲れさまでした。
(深杉) えっ…?
(五文字)
失礼します 美々先生は…?
(夏樹) スタッフルームです。
(五文字) ありがとうございます。
(五文字) あっ。
(八木原) 美々先生。
あっ どうしたんですか?
(五文字) インフルエンザの
予防接種の諸注意を
青林に代わって
受け取りに来ました。
あぁ チェックしてあります
待って。
(五文字) 何か営業の岬さんが
どうなってんだって
いろいろ うるさいみたいで。
らしいですね はい これです。
(五文字) ありがとうございます。
テレワークじゃないんですね。
(五文字) 来年度の新卒に向けて
企業説明会の準備が
始まったんで 当面の間
出社することになりました。
そうなんですか。
困りますね 極力 準備も
リモートで行ってもらわないと。
(八木原) 出社してくれたほうが
会えるから いいじゃないですか。
(五文字) ちょっと いいですか?
はい。
(ドアが閉まる音)
日曜 大丈夫そうですか?
大丈夫です。
(五文字) 美々先生の
好きな所でいいですよ。
私の?
美々先生が行きたい所で
構いません
美々先生が決めてください。
分かりました
では 考えておきます。
はい じゃあ…。
(ドアが閉まる音)
《日曜 久しぶりのデート~!》
《どっこ 行こっかなぁ~!》
《なっにしようかな~!》
(ゆり) ムーンウオーク?
(八木原) ムーンウオークですね。
(八木原) いや
ちょっと違くないですか?
何やってるんですか?
勤務中ですよ。
ゴモちゃん。
(五文字) ん? あぁ。
はい。
ん? あぁ ありがとう。
ちょっと…。 ん?
ちょっと来て。 何?
いいから 早く。
入って 入って…。
何? 何?
座って 座って 座って。
何? どうしたの?
ん?
うぅ~っす!
えっ?
…って こういうのが
美々先生のタイプなんだって!
は?
ヤンキー風?
ソフトヤンキーっていうのか?
それ どこ情報?
海外事業部の田中さん。
ほら 美々先生を
一度 食事に誘ったっていう。
あぁ~。
ちょうど 海外事業部が
リモート飲み会やるっていうから
入れてもらって
聞いたら 教えてくれた~。
アオちゃん 子供の頃
いじめられてたんだね。
何で 今 そんなこと?
それ 絶対ウソだよ。
からかわれてる
ってか ばかにされてる。
えっ?
うぅ~っす!
いい いい いい。
それ もう やらなくていいよ。
それに ホントに
もし そうだったとしても
僕 そんなの無理。
少しは無理をしたいって…。
言ったけど。
言ったよね?
うん。
久しぶりに恋をしたから
少し無理をしてでも
これまでの自分を
変えてみたいって。
う~ん
自分を変えるっていってもさ
何か こう ちょっとしたこと
っていうかさ…。
ちょっとしたことって?
う~ん だから 例えば
年下の男が嫌だっていうんなら
年上だってことにするとかさ。
そんなウソ すぐバレる。
最初だけだよ。
相手にしてもらうためにさ。
最初だけでも よくない。
ウソは よくない。
手段だよ。
好きな人に ウソは よくないって。
好きだから ウソをつくんだよ
それに僕 実際 うまく行ったし。
えっ?
ん? フフフ…。
ん? ん?
ん?
美々先生と
お付き合いすることになった。
えっ!?
アハハ…。
えっ!?
いや この間
居酒屋「おと」に寄ったのね。
あっ いや ホントは寄るつもり
なかったんだけど
食事券もらったから
やっぱ行くかと思い直して
行ってみたら 美々先生がいて…。
うん。
あっ これ 聞く?
えっ?
いや これ 最初から最後まで
全部話すと 結構 長くなるから。
あぁ~…。
じゃあ まぁ 結論だけ言うね。
うん。
フフフ…。
何?
日曜 デートすることになった。
だぁ~!
アハハ…。
すごっ!
よかったじゃん。
(岬) いた いた。
おい どうなってんだよ?
予防接種の件。
ん? あぁ すみません これです。
(岬) えぇ?
ハァ~ 自腹かよ もう参るなぁ。
ねぇ アオちゃん
メシでも行かない?
あ~…。
(岬) 五文字君も。
(五文字) ん? あ~…。
(岬) 行こう 行こう おごってよ。
《日曜 日曜 デート デート~》
《5年ぶり?》
《どこが いいかな?
このご時世だから…》
《定番は… 映画かなぁ》
《映画館 今 どうなんだっけ?》
《そうだ》
《何 着て行こう?》
《どうなんだ? 最近は
どういう感じがいいんだ?》
《たまには やっとくか》
《キレイに剃っとく?》
《よし じゃあ
どこに行こっかな~?》
《何を食べよっかにゃ~?》
(岬) あっ… もう1本。
(店員) はい。
(岬) だからさぁ
美々先生が作ったガイドライン?
え~… 感染症じゃ ない…。
感染拡大予防ガイドライン。
(岬) そう! それそれ…
手厳しいよ~。
あれ いつ作った?
見直してくんねえかなぁ?
外回りしてると密になること
なんか よくあるんだからさぁ。
あれ? 五文字君は?
帰りましたよ 1杯だけ飲んで。
あれ? 何で我孫子ちゃん
ここにいんの?
いや 岬さんが
誘ったんじゃないですか~。
えぇ そうだっけ?
あ~ ちょっと!
(岬) ごめん ごめん…。
すいません
お絞り お願いします。
我孫子ちゃんはさぁ 営業の雑務を
全部 取り仕切ってくれてんの。
はい。
フフフ…。
若いのに
なかなか 今どき いない
さっぱりとした
いいお嬢さんだよねぇ。
フフ…。
(着信音)
(着信音)
セフレって…?
えっ?
着信… セフレから…。
あぁ はい。
南アフリカでしたっけ?
我孫子さんは… 12歳まで
お父さんのお仕事の関係で
南アフリカにいたんですよね?
あぁ はい。
その時の お友達ですか?
セ~フレ~っていう名前の。
は?
えっ?
名前か!
セ~フレさんみたいなね。
セフレは セフレです。
えっ!?
そ… それって あの
エス イー エックスみたいな…。
セックスフレンドです
すいません 帰ってもいいですか?
ちょ ちょ ちょ… ちょっと!
な… 何 言ってんの!?
あっ いや…。
何 言ってるんですか?
我孫子さん。
えっ そんなに驚かなくても…。
驚くよね。
驚くだろ! 驚くに決まってるよ!?
えっ。
「えっ」て!
そこまで驚くことですか?
えっ… あぁ… そ… そうね うん
あの… アオちゃん 驚き過ぎ。
結構 みんな
そういう人 いますよね。
い い い… いるもんなんですか?
う… うん…
いるもんなんじゃない? うん。
岬さんも!?
うぅ~… 僕にも何人かね。
何人!?
すいません
お先に失礼させていただきます。
これ ちょうど。
じゃっ。
(通知音)
《あっ!
『インド飯ジャーニー』だ!》
《待ってたよ~ 次は?》
《「インドの
元気なネコたち祭り」》
《見る 見る! いつ いつ?
いつ配信?》
《日曜》
《おっしゃ~!》
《えっ》
《ダメだ
日曜は5年ぶりのデート》
《あっ そうだ
どこ行くことにしたんだっけ?》
《まだ決めてなかった~!》
《そうだ 何 着てくことに
したんだっけ?》
《まだ決めてなかった~!》
《決めなきゃ… どうしよう》
《日曜 日曜 デート デート》
《日曜 日曜 デート デート》
《日曜 日曜… デート デート…》
《日曜… 日曜…
デート… デート…》
《日曜… 日曜…
デート… デート…》
面倒くさ。
(栞)もどかしいというか
面倒くさいというか
でも それが恋愛だ
うん それが恋愛だ
(あくび)
おはようございます。
おはようございます。
(エラー音)
(エレベーターの到着音)
大丈夫ですか?
えっ。
何だかお疲れのようですけど。
青林さんも
何だかお疲れのようですが。
えっ。
健康相談は
いつでもお受けしてますので。
あぁ ありがとうございます。
でも 僕は大丈夫です。
私も大丈夫です。
(エレベーターの到着音)
(沙織)
青林さん おはようございます。
大丈夫? 二日酔い?
昨日ごめんね 先に帰っちゃって。
岬さん よく飲むから
遅くまで付き合わされたんでしょ。
いや… あれから すぐ帰った。
そうなんだ。
私も 結局 セフレ君とは
会わなかったんだよね~。
じゃあ 連絡すればよかったね。
セフレ君…。
名前じゃないよ?
うん 分かってる…。
どうかした?
あのさぁ
ここ 付き合ってんだよね?
うん 付き合ってるよ。
忘れもしない 去年の2月の
バレンタインにチョコあげて告ったら
今年の3月のホワイトデーに
返事をくれて…。
1年かけて 真剣に考えたんだよ。
フフっ 遅っ めっちゃ遅っ。
でも そこが好き。
結婚を前提にって
僕 言ったよね?
うん。
折を見て 上司にも
きちんと報告しようって。
うん でも そう言ってた矢先に
新型ウイルスの野郎
手もつなげなくなっちゃった。
手くらい つなぐよ?
えっ アオちゃん?
何なら キスだって。
待って アオちゃん
ここ 会社だよ?
何やろうとしてんの。
僕と濃厚接触できないからって
他の人と すんなよ。
えっ?
何? 今の言い方。
アオちゃんと
濃厚接触できないから
他の人とやってる
みたいな言い方して。
おかしいよ それ
その考え方 間違ってる。
アオちゃんはアオちゃん
セフレはセフレ。
それとこれとは別。
あっ 感染の心配してんだったら
大丈夫だよ。
アオちゃんよりも
ずっと前からの付き合いだから。
フフフ…。
でも アオちゃんって
やる時は やるんだね。
ちょっとびっくりした フフフ。
大胆だね~ 会社でキスだって。
フフフ… アオちゃんめ~。
じゃあ 行くね。
♬~
(五文字)《エロい… マスク…》
《むしろ 逆にマスクがエロい》
(沙織) フフ。
(五文字)《いいな~ アオちゃん》
ハァ! ハァ ハァ…。
あぁ!
五文字君?
(五文字) あっ はい。
今 よろしいですか?
日曜日の件ですが…。
はい。
いろいろ考えたんですが
水族館は どうでしょう?
いいですね。
ホント?
はい。
あの 実を言うと
僕 デートなんか久しぶりで…。
大丈夫 頑張りましょう。
《まだか…》
《1時間前か
ちょっと早過ぎたかなぁ》
(五文字)
すいません 遅れちゃって。
早めに出たんですけど…。
私も 今 着いたばっかりで。
では 行きましょう。
はい。
えっと こっち…?
こっちです。
私が案内します。
あっ そっち? はい…。
あの 楽しみですね。
そうですね 楽しみですね
さっ 行きましょう。
はい。
《疲れた…》
すごい楽しかったですね
イルカショー。
えっ… あぁ はい。
ねっ。
(栞) いらっしゃいませ。
はい 初めてのデートに
当店を選んでいただき
ありがとうございます。
あっ でも本当は
最初に行く予定だったレストランが
閉店しちゃってたんです。
(栞) あぁ
まぁ このご時世ですから…。
で 次に行ったお店も すごい密で
全然 換気もなってなくて…。
(栞) ふ~ん。
ねっ。
《帰りたい…》
あの…。
《もう… 帰りたい…》
(秒を刻む音)
すみません。
私… 急用が…。
えっ?
すみません! 失礼します!
ごめんなさい!
(乙牧) おぉ…!
(戸の開閉音)
(乙牧) どうした どうした?
何で帰った?
(栞) さぁ…。
♬~
♬~
《間に合った~!
待ってたよ~!》
よっ!
(拍手)
《あ~ 楽しかった~》
《イルカショーもいいけど
やっぱ
『インド飯ジャーニー』だよ》
《デートは疲れる
恋愛は面倒くさい》
《動画 見てるほうが気楽だよ》
《檸檬と草モチで やりとり
してるほうが楽だったなぁ》
檸檬と草モチは
もういいんじゃないですかね
せっかく
こうして会えたんですから
《あ~ も~う… あぁ~…》
いやいやいや… どうでしたか?
はい?
五文字と
デートしたとか しないとか。
あっ これ コーヒーあげるね。
あっ すいません。
うんうんうん… どう?
うまく行きそう?
いやいやいや… まぁ
余計なお世話なんだけどさ
保が…
あぁ 息子の保 覚えてる?
はい こないだお会いしました…。
う~ん その保がね…。
(ゆり) お~ 肇ちゃん。
「肇ちゃん」は よせって。
邪魔?
いや~… いいよいいよ
うん ゆりっぺも聞く?
「ゆりっぺ」は よせ
一応 先生だよ?
精神科医の富近先生だ。
はい 富近先生。
え~ 息子の保が
夏休みの自由研究で
優秀賞を頂きました。
自由研究 あったね
今もあるんだ。
「デジタル社会がもたらす心の闇」
っていうタイトルで。
(ゆり) 朝顔の研究じゃないの?
ほら 「いいね いいね」とか
「バズる」 「バズらない」とか?
そういうことに
翻弄される大人たちに
警鐘を鳴らすっていう研究結果。
へぇ~ いくつだっけ?
小5。
生まれた時から ケータイがあって
当たり前の世代。 そう。
デジタルネーティブだ。
うまく使いこなせてない
大人をさ
信じられないって
批判するんだよね。
ほら 24時間
気になって仕方なくって
数十分置きに
チェックしちゃう人とか。
夜 寝る時も
枕元に置いちゃう人とか?
そうそう 仕事終わりでも
終わった途端
スマホを手に取るとか
まっ そういうの。
ひどくなると SNS中毒とか
依存症とか。
心理学レベルでも
いわれてるけどね。
で 美々先生は大丈夫かなって。
あぁ いや 保がね… うん
「お父さんから
言っといてあげてよ」って うん。
優秀賞もらったもんだから
ちょっとね 偉そうに…。
「SNSでの出会いは
きっかけに すぎないから
現実の世界で
ちゃんと向き合わないと
愛は育たない」ってね。
言うね。
言うよね。
いやぁ 俺もねぇ…。
いや いいや。
まぁ 何ていうか ホントに
余計なお世話でした。
以上 保より
じゃあ どうもどうも どうも。
ちょっと待って
ちょっと ちょっと。
ちょっと待ってよ。
いや いいの? これ。
ん?
濃厚接触。
医療従事者たるや
あるまじき行為なのでは?
失礼 友人として
思わず つないだまで。
じゃあ 友人として。
うん ここにしときま~す。
えっ 何が? あれ? えっ
おい おい おい。
ちょっと… ちょちょ…。
小学校5年生で さっきの話
正直 ちょっと気になるんだけど。
ん? 優秀賞 取ったのは
ホントだよ。
「デジタル社会の心の闇」なんて
言葉がねぇ
どっから出て来る?
それ聞いちゃう? ゆりっぺ。
富近先生。
聞いちゃうよ。
ハァ…。
1年ほど前かな 忙しくて。
いや 俺じゃなくて
うちのカミさんがね。
オリンピック関連の仕事で
あちこち飛び回るようになって
擦れ違い生活で。
連絡は
SNSで取るようになりました。
「おはよう」とか 「おやすみ」とか
「先に寝てるね」とか
「お疲れさま」とか。
たわいのない会話から
保の学校や塾の話題まで 何でも。
毎日だよ
毎日 やりとりしてた。
途中からは 保も一緒にね
夫婦で家族で SNSだ。
なのに… いや だからか
うまく行かなくなってさ。
離婚届を置いて カミさんが
出てったのが 今年の1月。
少し ずれてれば
テレワークでさ
家族水入らずの時間を
いや応なしに過ごせて
やり直しも できたかもしんない。
いや… そんなことないか。
ん? ないかな? どうだろう?
まっ ともかく子供の頃には
なかったオモチャを
うわ 何だこれ?って言いながら
便利なもん出来たなぁって
使いこなしているつもりだった
昭和のお父さんに問題あり。
つまり 悪いのは俺だ。
つながってるようで
つながってなかった。
っていうことに
気付いてあげられなかった。
ハハっ フッ。
ハァ…。
誰も悪くないですよ。
えっ?
悪くないです。
うん…。
あぁ 何かよかったな さっきの。
久しぶりに
手をつながれちゃった。
ハハハ。
息子以外の人間と。
このご時世 手と手を触れ合うのも
難しくなりましたからねぇ。
うん ハグとかね。
ハグもね。
エアでやっとこ エアで。
うん ハグ~!
ギュ~っ!
痛っ 背骨が痛い!
エアで分かるか! ハハハ…!
ハハハ…!
(八木原)
朝鳴部長 どうかしたんですか?
ううん…。
♬~
仕事終わりでも 終わった途端
スマホを手に取るとか
ひどくなると SNS中毒とか
依存症とか
♬~
♬~ (猫の鳴き声)
♬~
(五文字) あぁ えっと…。
(八木原) 美々先生!
(栞) こんばんは。
どうしたの?
(栞) おいしいお総菜
いろいろ用意しましたので
ダブルお家デートしませんか?
お家デート?
(八木原)
何回か連絡したんですけど…。
(五文字) あぁ 僕も
何度か かけちゃいました。
あ… ウソ。
あっ ホントだ。
すみません。
(五文字) いえいえ。
ちょっと待って 待ってね。
(八木原) はい。
♬~
お待たせしました どうぞ。
順番にお願いします。
(八木原) はい。
よし。
(八木原) はい。
お邪魔します。
(栞) お願いします。
(電子音)
よし。
(栞) はい お邪魔します。
あの 何かすいません いきなり。
いや 私こそ
日曜日は 先に帰ってしまって。
(電子音)
はい。
よし どうぞ。
(五文字) お邪魔します。
どうぞ どうぞ。
(八木原) 美々先生の所で
働くことが決まって
すぐの頃だっけ?
(栞) そう。
チーズギョーザ
食べに来てくれたんです。
ハハハ カネパルの人たちが
忘年会や新年会で よく使う
居酒屋だって聞いてたんで。
(栞) 1人で来て
めちゃ食べて飲んで
よく喋ったよね。
(八木原) うん よく笑ったよね。
(栞) うんうん。
何か 意気投合しちゃって…。
週に何回も
来てくれるようになって
で 私のほうから思い切って
「付き合おうか」って
言ったんだよね?
僕も言おうと
思ってたんだよなぁ。
えっ? そうなの?
そうだよ。
え~ かわいいぞ この野郎。
かわいいぜ この野郎。
ってな感じ。
だね。
まぁ かなり
はしょりましたけど
僕らの場合は
こんな感じで始まりました。
美々先生?
あっ え?
ふ~ん そうなんだ。
あっ お2人は?
檸檬さんと草モチさんは そもそも
何が きっかけだったんですか?
あぁ オンラインゲーム。
えっ? ゲーマーなんですか?
いや 私は全然…
2~3回やったくらい。
へぇ~ 五文字さんは?
あっ 僕はまぁ 得意っていうか。
えっ そうなんですか?
じゃあ やったら?
2人で これからゲーム。
いいね! まだ9時だし。
うんうん。
もう9時です。
明日も早いんじゃないんですか?
皆さん。
睡眠は 健やかに働くために
大事ですよ。
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