健康保険証カード化の現状
今月のセミナーは健康保険証カード化についての特集である。健康保険証のカード化で実際に使用が始まったのは2001年4月からで、4年半を経過して、全体の半分程度が動き始めたようである。
今年の10月の市町村合併で2216となった全国の市町村数は、来年の4月にはさらに減って1800余りになると発表されているが、これらの市町村では合併に合わせて保険証のカード化が計画されているところも多い。
この10月も多くの市町村がカード化を開始したが、来年の4月には恐らく今まででは最大の市町村が移行するはずである。
初期の頃には大手の各社が価格競争に持ち込んでとても材料価格にもならない金額でシェアを独占していたが、1年ないし2年で定期的に更新することと、随時発行分など継続してリピートが発生するものなので一発安値受注をしても、それで終わりではなく、継続的にその仕様でのメンテナンスが要求される。無理をして安値で受注してクレームになったケースも多い。これらは技術不足と情報不足が多かったようである。
納入してからの印字適性等の問題はほぼ解決したものの、ここへ来てあちこちで偽造品がサラ金などの身分証明として出回り始めて、いかにして偽造を防止するかが社会問題となってきた。
発行側の自治体としても「簡単にパソコンで偽造できるようでは困る」という意思表示がはっきりと出てきた。今までは、価格が高くなるのなら偽造防止加工を「やらない」という消極的な姿勢だった自治体側が大きく姿勢を変えてきたことも大きい。
偽造防止印刷やコピー制御はどこでもやっているはずだが、大手の製品でも技術的に未熟で「やっています」という形だけの粗末なものが多い。ホログラムもすでに4自治体で採用、さらに増加しそうな勢いで、価格競争でなく本来の品質・技術での競争になるのなら大歓迎である。
分散して発注されるこの商品は、地方の会社にとっても絶好のチャンスになる。どのように差別化するか。勉強してぜひ受注につなげてほしい。
ニュース
◆王子製紙 PPC用紙値上げ表明
王子製紙はPPC用紙を11月1日出荷分から、7%(1キロ7~8円)の引き上げを発表した。
昨年秋に10%以上の値上を表明したが、実際には3%程度にとどまったため、今年に入って輸入紙の減少などから値上げの環境が整ったとして、改めて採算改善に取り組む。
輸入PPC用紙は10年前から増加の一途をたどり、昨年の国内シェアは33.3%迄に達したが、今年に入って輸入量は減少に転じ、貿易統計では1~7月のPPC用紙の輸入量は21万8559トンで、前年同期比5.0%減少している。この輸入減少分を補完する形で国産PPC用紙の出荷量は1~7月で4.3%伸びた。この背景には輸入紙主力のインドネシア製品が16万4350トン(17.1%減)にとどまり、ユーザーが国産品へシフトする動きが原因だ。
◆郵政公社 来年の年賀はがき11月1日発売
日本郵政公社は06年の年賀はがきを11月1日から発売する。
今年の発売枚数は40億2000万枚で、前年より8%ダウンとなった。
発行する年賀はがきの内訳は、「単面無地」が9億740万枚(前年比16.4%減)、「四面連刷」が5億5500万枚(同3.7%減)、インクジェット用紙は22億3000万枚(同2%減)、「写真用」は5000万枚(同50%減)で、すべての種類で販売枚数を抑えられたかたちとなった。
また、パソコンのプリンタ対応の用紙を使った「インクジェット紙光沢年賀はがき」を昨年首都圏で試行販売したが、今年は「写真用年賀はがき」として全国で発売する。価格は通常より10円高い60円となる。
◆NEC シンガポール・タイで電子旅券受注
NECの東南アジア販売統括法人、NECソリューションズ・アジアパシフィック(シンガポール)は、このほど、シンガポールとタイでバイオメトリクス(生体認証)技術を使った電子旅券(パスポート)事業を受注した。
この受注は印刷業者などとの企業連合で受注した。
シンガポールとタイ両国とも顔と指紋の情報をICチップに記録するタイプで、すでにタイでは納入業者に技術供与して2万冊分を試験的に納入した。シンガポールには10月までに5千冊を納入するという。シンガポールは年25万冊の発行を見込んでいる。
テロ対策の都合上から米国は各国に対し2006年10月までに生体認証技術を使用した電子旅券の導入を求めている。インドネシア、フィリピンなど各国でも導入を検討している。このためNECはインドで電子旅券発行の実演をするなどして、東南アジア諸国への売り込みを強化している。
◆IC学生証統一仕様へ
非接触のIC技術のフェリカ(エデイやスイカに利用されている)を活用して、大学の学生証や教職員の身分証明書などを共通仕様化の構想が動き出している。
この構想はフェリカを運営管理するソニーブロードバンドソリューションが中心となって、大日本印刷、日立製作所、富士ゼロックス、王子製紙など35社が非営利の普及団体を設立し、ICカードの発行事業所が異なっても互換性があるようIC学生証への情報の書き込み仕様を統一した。
IC学生証の用途として学内では、授業の出欠席管理、研究所・図書館等の入退室管理、共用パソコン利用時の認証などで、学外ではネット講座の受講確認、学割認証や証明書発行、電子マネーや交通系カードなどがある。そのほか大学間の単位交換制度などにも利用できる。学外の事業者にも仕様を開放すれば、定期券の購入や宿泊施設、映画館などでの学割などのサービスにも使用できる。
◆インプレス 電子書籍45億円市場に!
IT関連出版社インプレスのインターネット生活研究所がまとめた「電子書籍ビジネス調査報告書・2005」によると、電子書籍の04年度の市場規模は推定で前年度の2.5倍45億円に達した。
この調査はパソコンや携帯電話でダウンロードして購入するものを電子書籍として調査した。利用者の内訳は、パソコン・携帯情報端末(PDA)向けは男性が80%だが、携帯電話向けは男女半々だった。年代別ではパソコン・PDAが①30代②40代③20代の順だが、携帯では①20代②30代③10代と若い。現状パソコン・PDA向けが33億円と70%以上を占めているがPDA向けは頭打ち状態だという。反面、携帯電話向け書籍は前年度の1億円未満から一気に12億円と拡大した。この理由は高精細画面を備えた電話器の普及とパケット定額制の定着が大きく影響し、1冊丸ごとダウンロードできるようになったことなどがある。
出版全体の市場規模の2兆3千億円と比較すると規模は小さいかも知れないが、若者を中心とした「携帯読書」はあなどれないものがある。
◆経済産業省 工業統計で製造業出荷額4.2%増
経済産業省は9月27日2004年の工業統計速報を発表した。
従業員10人以上の製造業事業所の出荷額は前年比4.2%増の275兆7257億円で、2年連続で前年実績を上回った。
また同日に内閣府は2005年4~6月期の実質国内総生産(GDP)の旧算定方式による参考値を発表。前年比の年率換算で4.3%増となり、新算定方式の3.3%増を上回った。
◆個人情報 流出・紛失事故
<東京大学> 9月13日
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<東京国税局> 9月16日
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<共栄火災海上保険> 9月21日
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<大和証券グループ> 9月29日
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<JTB> 10月1日
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◆国際紙パルプ ICタグインレットを発売
国際紙パルプ商事は紙流通業としては初めて、ICタグの基幹部品であるインレットをこのほど発売した。
インレットの製造メーカーは「スマートIDテック」(東京都千代田区)で、使用する周波数帯域は13.56MHZ、搭載ICは「Philips
I-CODE SLI」で、アンテナサイズで45×76ミリ、20×60ミリ、15×32ミリの3種類あり、いずれも1000枚/巻の出荷単位となっている。
標準規格品については在庫販売も行うとしている。少数量の小口注文についても応相談との事。サンプルの用意もある。
・問合せ 情報用紙営業本部 情報用紙関連グループ 小馬井(コマイ)氏まで。
03-3542-4139
◆ミヤコシ JGASに3機種
ミヤコシはJGAS2005で新機種3種を発表した。
1.「LMP13A型バリアブルオフセットラベル印刷機」
ラベル業界向けの新機種で損紙の低減を計り、準備期間を短縮し、小ロット生産対応、高品質印刷、高速化により生産稼動効率の向上をはたした。
2.「MJPドロップオンデマンド方式インクジェットプリンタ」
一昨年発表したMJP600プリントヘッドを小型化、シートタイプの給紙、コンベアの搬送機を搭載した。シート、封筒への宛名印字、ナンバー、バーコードなどの印字をおこなう。解像度600
dpiと高く、耐水性、耐光性に優れた水性顔料インクを採用し、更なる可能性を高めている。
3.「Versamark DS9100」
コダックバーサマーク社従来の9インチプリントヘッドの高速化で、高速印字速度が毎分300メートルと従来の倍速になったことを受けて、フォームの代表機種である「MVF18B」に搭載。固定帳票のオフセット印刷と可変データをインクジェットで印字をインラインでおこなう。
◆東邦精機 着脱自在の後付け式UV乾燥装置
印刷機周辺機器メーカーの東邦精機は既設の印刷機に装着することで簡単にUV印刷を可能にする「ユニバーサルUVチェンジャー」を発表した。
本機の特徴は現在使用しているオフセット印刷機の油性インキをUVインキに代えて印刷し、排紙部に装着した本機のUVランプの下を通り瞬時に乾燥する。スプレーパウダーも不要で乾燥待ち時間もなく、大幅に印刷時間を短縮できる。さらにオプションとして紙のトラブル等の安全装置、薄紙対応等も万全である。
本機装着、着脱はワンタッチ方式で、もとのオフセット印刷機に戻すことも簡単にできる。
機種は330型(A3ワイド縦通しサイズ)、520型(A3ワイド横通しサイズ)、520型(菊半裁寸延サイズ)の3機種。その他各種要望にも対応する。
・問合せ 03-5436-2151
◆コダック Kodak NexPress 2100 Plus
コダックはフルカラーデジタル印刷システムの新機種「Kodak
NexPress 2100 Plusデジタルプロダクションカラープレス」を発表した。
現行機「Kodak NexPress 2100」の後継機で、以下の機能が向上している。
まず、使用できる用紙のサイズが、470ミリから520ミリまで拡大し、最小サイズは従来の210ミリから200ミリまで縮小し、用紙への対応がより柔軟になり、はがきサイズの4丁付けなども可能となった。従来対応できなかったサイズのポスターとか、ハードカバーの表紙の印刷などにも展開が可能となった。
最大4個所に用紙フィーダーを装着することで、収容能力を標準の5500枚から、11,000枚に増加でき生産性の向上に寄与する。印刷した用紙は最大200ミリの高さまで積み上げが可能な標準デリバリに加え、最大490ミリの高さまで積める大容量デリバリがオプションで装着できる。
◆高速多機能複写機2機種発売
コニカミノルタビジネステクノロジーズはモノクロの高速多機能複写機「bizhub
750」「600」の2機種を発売した。
コニカミノルタ独自の重合トナーとIH技術(炊飯器などで使われている電磁誘導加熱)の組み合わせで、スイッチを入れてコピーがとれるまでの時間を30秒以下に短縮した。同社の従来機に比較して10分の1以下の時間となった。「750」は毎分75枚(A4)、「600」は同60枚で、社内ネットワークと接続する使い方を推奨している。価格は「750」が265万円、「600」は210万円、いずれも税抜き。
◆フルカラーインクジェットプリンタ
大日本スクリーン製造のメディアテクノロジーカンパニーは、優れたトータルバランスを持つバリアブル印刷システム「Truepress
Jet520」を開発した。
近年印刷業界に寄せられるニーズに、顧客一人一人に合せた高付加価値印刷物がある。顧客データベースに合わせたパーソナル対応のカタログ、ダイレクトメール、フルカラーの請求明細書等々、さまざまな形態からバリアブル印刷への対応が印刷会社の急務となっている。
「Jet520」は高速処理、高品位カラーマネジメント、高速画像処理などの同社のプリプレス技術と、最新のインクジェットプリント技術を融合させたもので、信頼性の高いセイコーエプソン製のピエゾDODインクジェットヘッドを採用し高品質、高速プリント、低コストを実現した。給紙もロール紙方式を採用して大量プリントにも柔軟に対応する。
さらに、安定した品質を実現するQC用スキャナーの搭載。インクジェットヘッドの補正やクリーニングを容易にし、インクカートリッジの交換も簡単なイメージメンテナンスを実現した。
・販売価格は未定、販売開始日は2006年4月中旬。
◆大日本インキ 短時間乾燥のインキ
大日本インキ化学工業は枚葉印刷機向けに短時間で乾燥するインキ「スペースカラー・フュージョンG」を発売した。
この新インキは粘着性が高く、紙の繊維に素早く染み込むのが特徴で、従来品では約2時間かかった乾燥時間を6分の1の20分迄短縮した。印刷後の紙を送り出すロールにインキが付着する「圧胴とられ」の発生を抑え、印刷時に供給する水の量が規定の範囲から多少ずれても印刷効果は変わらない。
新インキの溶剤は大豆油で、VOC(揮発性有機化合物)の量を減らした環境配慮商品でもある。
同時に発売したUVインキの新製品「ダイキュアアビリオ」も印刷の際の水量の範囲を20%広げた。食品パッケージ印刷向けとして拡販する。
◆カード偽造防止に使い捨て暗号
米国ベンチャー企業のプリバシス(米・カルフォルニア州)は、使用するごとに使い捨てる暗号を作り出す偽造防止機能を持つクレジットカードを開発した。
このクレジットカードには薄いプリント基板と電池が内臓されており、カードを使用の際、読み取り機に通すごとに新しい暗号を作成する。暗号はカード会社側に備えてあるソフトで解読・認証し、同時にカード裏の磁気テープに記録される。暗号は1度しか使えないため、磁気情報を盗んでカードを複製しても使用済み暗号が記録された複製カードは使うことができない。
さらに富裕層に向けたカードは、裏面に0から9の番号ボタンを設置したものを開発。暗証番号を入力しないとカードは使えない。盗難や紛失などのリスクを減らし、使用限度金額の高い利用者に期待している。
プリバシスはシンガポール企業と生産契約を結び、2006年の4月迄にアジア市場でこのカードを発行する。
◆大日本印刷アンテナを多層化で超小型ICタグ
大日本印刷はアンテナを多層化して5ミリ四方の超小型ICタグを開発した。
通常ICタグは一定の表面積がないとアンテナが小さくなり、読み取り機へ電波が発信できない。大日本印刷ではアンテナを多層化して、タグの表面積は小さくなっても、電波の発信能力は確保し、20~30ミリの距離であれば読み取り機に発信できる。
超小型のため、医薬品などの小瓶や複雑な形状の美術品に貼り付けて使用する。またプラスチック等には埋め込むことも可能だ。
すでにサンプル出荷に応じている。量産は来年1月からで、販売価格は1個100円以下に抑える予定。
◆ICタグの通信距離を延長するラベル
日立製作所は小型のICタグに貼り付けことでICタグの通信距離を2倍以上に延長する金属製の薄いラベルを開発した。
このラベルはアルミニウムを主原料とし縦6.2センチ、横7.6センチの大きさ。左端上部に同社のICタグ「ミューチップ」を貼り付けて使用する。アルミ主材のラベルはICタグが発信する電波を効率よく反射して、読み取り機に飛ばす。従来、ICタグと読取り機の距離は30センチ位に近づける必要があったが、このラベルを利用すれば70センチまで延ばせ広げることができる。
同社のミューチップは100万個受注で、1個単価は10円程度で、このラベルとチップをセットにした場合の単価は2倍以内に収まるという。
荷物の自動仕分けなどに応用できるかどうか実証試験を進めて来年3月までには実用化したいとしている。
◆大日本印刷 機密情報、ネットで送受信システム
大日本印刷はダイレクトメールや請求書のあて名など機密性の高い情報をインターネットで安全に顧客から受け取るためのシステムを導入した。
現状、情報の受け渡しは磁気テープなどに記録したものを施錠したトランクに入れトラックなどで運んでいる。同社はICカードと暗号技術でネットの安全性を高め、情報をいつでも受け取れるようにした。
システムは顧客のパソコンに専用ソフトを組み込んでもらい、ICカードがないと起動しないようにする。さらにICカード内の電子証明書とID、パスワードを大日本印刷のサーバーに送り、正当な利用者かどうかをサーバーが認証する。
顧客からの機密情報はソフトで暗号化されてから大日本印刷のサーバーにネット経由で送られる。サーバーは受け取った情報を別の技術で暗号化して保存する。そして社内の専用線を通じて印刷工場のパソコンに送る。印刷工場のパソコンにも専用ソフトでガードし、ICカードで不正利用を防止する。サーバーから印刷工場に情報を送信する際に暗号化される。
顧客はこのシステムの利用料として月額5万円前後を支払う。
◆丸紅、新規格対応ICのタグ読み取り機
丸紅は「ジェネレーション2」と呼ばれる新規格のUHF帯無線ICタグに対応する読み取り機器「XR400」を発売する。
「XR400」は携帯情報端末開発の米国シンボル・テクノロジーズが開発したもの。丸紅の子会社マイティカードが販売する。ジェネレーション2以外に「Class0」「Class0+」の規格にも対応している。
新規格のジェネレーション2は国際標準化団体の「EPCグローバル」が推奨する統一規格で、これまでメーカー別に規格が分かれ、対応する読み取り機もそれぞれに異なっていた。新規格に準拠すればどのメーカーの読み取り機でも、各社のICタグを読み取れる。読み取り速度は、従来規格の4倍の毎秒640キロビット。
価格は未定、アンテナ付きで100万円以下とする予定。なお、ジェネレーション2規格のICタグも同時に発売される。
◆王子製紙 書籍用嵩高紙
王子製紙は書籍用紙の新製品「OKライトクリームツヤ」を発売した。
「OKライトクリームツヤ」は既成の薄物上質クリーム書籍ツヤ品並の平滑度、これまで以上の嵩高性を備えたもので、従来品に比べて大幅に軽量化された。また不透明度についても高いレベルをクリアしている。
紙厚のバリエーションは、OKライトクリームと同様の90マイクロ、100マイクロ、110マイクロの3種類を用意した。色はくすみのない明るいクリーム色を採用、ジャンルに関係なく多様な印刷物の本文用紙として利用できる。製造は同社富岡工場。
◆ニチバン 角2号封筒用封かんテープ
ニチバンは角2号封筒用封かんテープをこのほど発売した。
利用度の高いA4サイズのカタログ、印刷物が封入できる角2号封筒の封かんにピッタリサイズの長さ(230ミリごと)にミシン目が入っている封かん専用テープ。ハサミやカッターなどが不要で、効率よい封かん作業が行える。
基材は古紙配合率40%の再生紙、無溶剤の粘着剤を使用、テープ幅29ミリ、1巻で100枚の封かんができる。カラーはベージュと黄土の2種。1箱5巻入り。価格は標準小売価格1417円。