書くべきものが書き終わっていないのだけれど、授業準備は終わったからつぶやいちゃおう。
すももさん()から調査報告書を頂戴しました。これはバランスのとれた良い調査ですー。どこまでどのように情報利用をさせていただいてよいのか等はこれから確認させていただくので、ここでは、
スレッド
会話
この調査から分かることの一つは、女性の中でも年代層ごとに問題と考えている論点が違っているということです。
「性的モノ化」を問題だと考えているのはもっとも若い世代であり、ウーマンリブの戦士たち世代よりも、「性的モノ化」関連への拒否反応が強いということが、きれいに数字で出ています。
1
5
7
このことを踏まえると、各地の男女共同参画センターは「性的モノ化」に焦点を当てたイベントをすることで、若いフェミニストと歴戦のフェミニストを結びつけ、それによって運動を連綿と継承していくのが重要なのではないかと思い至りました。
1
2
5
この話はどこに持って行って、誰に話を通すと、実際に動くんだろうか。
国立女性教育会館(NWEC)で、一回やりそれをモデルケースにして、各地で開催してもらうという流れかなぁ? 今度フェミ研で聞いてみようと思いますが、男女共同参画センター運営について詳しい方がいらしたら、教えてください。
1
2
3
イベントの具体的な内容としては、『性の商品化:フェミニズムの主張2』(1995、勁草書房)を読んできてみんなで議論する、ですね。私を講師やファシリテーターとして読んでくださるのはいい案だと思います!(宣伝w)
1
2
6
もしくは、もっとわかりやすいのは「萌え絵ポスター問題を考える」というタイトルの講演会をやることです。
重要なのは、ウーマンリブとその後世代が連綿と支えてきた男女共同参画センターの企画として、萌え絵ポスター問題を取り上げることです。
1
2
4
これによって、幅広い年代層のフェミニストがつながることができると期待できます。
このような会には男性も緩く参加し、罵倒や人格批判は許されないという会のルールを全員で共有したうえでの議論を蓄積していくことが、男女平等な社会をもたらす方法になると思います……? あ゛ー、→
1
1
5
いや、やっぱ、萌え絵ポスター問題にしちゃうと、怖い人も来そうで安全確保コストがかさむので、地域で開催する場合には『性の商品化』を読む会で行きたいですね。
で、次のステップに進める方は『フェミニズム主張』(1992)の検討会に進んでもいいですが、こちらは選ばし者しか読めない本だろうと
1
2
4
思われます。第2ステップの会は「理論闘争をやりたいフェミニストだけが参加する会」というかんじになります。
なんか「選ばれし者」って秘密結社みたいで「気分が上がり」ますが、
1
1
3
正確に言えば、「『フェミニズムの主張』(1992)の方はフェミニズム運動をやろうとしている人全員が読む必要はない」くらいの意味です。
そもそもここで公開している以上、全然秘密結社ではありません。
1
1
2
ウーマンリブ(とのその後の)世代が元気なあと10年~20年に、どれだけ運動を継承させていくことができるかに、今後のフェミニズムの命運がかかっているところがあります。
1
3
6
今の30代から50代女性はポストフェミニズム世代で、真正面からの「フェミ的主張」には拒否感や抵抗感がちょっとあるのですが、いまの20代(ということは10代もそうだと推論されるのですが)は全体傾向として、そういうフェミへの拒否感みたいなものが、他の世代と比べると相対的に低いようです。
1
6
7
だからこそ、この両者がつながることが重要です。
ウーマンリブへの聞き取り調査とかもこれからの10年が勝負所ですよね。
1
2
4
以上、高橋の私見でした。
いずれにしましても、この調査、すごい、宝の山、いろんなことがわかります。すももさんに感謝です。情報をいただきどうもありがとうございました。
2
5
返信をさらに表示