瀬戸大也選手、不倫問題で日本水泳連盟が活動停止処分
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瀬戸大也選手は2016年リオ五輪の男子400メートル個人メドレーで銅メダルを獲得した
日本水泳連盟は13日、東京オリンピックの競泳男子日本代表に内定している瀬戸大也選手(26)に対し、不倫問題を理由に、年内の活動停止などの処分を科した。瀬戸選手は世界選手権で通算4つのメダルを獲得している。
日本水泳連盟は、瀬戸選手がスポーツマンシップに違反し、連盟の名誉を著しく傷つけたとした。
これにより、瀬戸選手は日本水連の公式大会への出場や強化合宿、海外遠征への参加ができなくなる。2020年下半期のスポーツ振興基金助成金の推薦も停止される。
瀬戸選手は、2019年世界選手権の男子200メートル個人メドレーと400メートル個人メドレーで2冠を達成。東京五輪代表に内定していた。一部メディアで不倫問題が報じられると、それを認め、五輪競泳選手団主将を辞退した。
2021年に延期された東京五輪の代表内定は維持される。
瀬戸選手は2016年リオ五輪で、400メートル個人メドレーで銅メダルを獲得した。
マネジメント会社は13日、ホームページ上に瀬戸選手の謝罪文を掲載。
瀬戸選手は、「私にとってのお詫びはこれからも水泳で努力していくことだと考えています。私の無責任な行動で深く傷つけてしまった家族からの信頼を回復し、家族からも皆様からもスイマーとして再び認めていただけるよう、一からやり直す覚悟で真摯に水泳に向き合っていきたいと思います」などと表明した。