香川県文化功労章に芦原すなお氏岡田恒男氏

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香川2020.10.30 16:25

香川県の文化芸術や学術の振興に優れた功績をあげた人物に贈られる、今年度の県文化功労者に、小説家のなど2人が選ばれました。

今年度の香川県文化功労者に選ばれたのは、観音寺市出身の小説家、芦原すなおさんと、三豊市出身の建築学者の岡田恒男さんの2人です。

このうち芦原すなおさんは、30年以上に渡り執筆活動を続け、1991年に小説「青春デンデケデケデケ」で直木賞を受賞しました。小説は、バンド活動に打ち込んだ芦原さん自身の青春時代を描いたもので、大林宣彦監督のもと映画化され、地元で撮影が行われるなど芦原さんの代表作になっています。県は芦原さんの素朴で心温まる表現と郷土愛に溢れるストーリーが県内外の多くのファンを感動させているとして、その功績をたたえています。

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