メモ
本記事では3ポート搭載の小型GaN充電器『TUNEMAX 66W GaN』をレビューしています。TYPE-C x 2ポート、TYPE-A x 1ポート搭載で、同時にPCを2台充電したり、PC・タブレット・スマホを3台同時に充電可能な高コスパ充電器です。
時流と共にどんどん小型化していく充電器。
今回ご紹介する『TUNEMAX 66W GaN』は、いまや小型充電器のメイン素材となりつつある「GaN(窒化ガリウム)」を使用し、66Wの高出力ながら小型化を実現しつつ、なんとTYPE-Cが2ポート、TYPE-Aが1ポートの合計3つの充電ポートを装備した充電器です。
クラウドファンディング「GREEN FUNDING」で2020年9月に実施されたプロジェクトなんですが、約340万円の資金を集めて成功をおさめ、現在はAmazonをはじめとするECサイトなどで購入することができます。
この『TUNEMAX 66W GaN』の特徴は、
- GaN(窒化ガリウム)採用の小型3ポート充電器
- 小さいのに最大66Wの高出力
- コンセントは折りたためるのでよりコンパクトに持ち運べる
- スマート電源管理機能で接続ポートに合わせて最適な電源出力制御が可能
こんな方におすすめ
- 小型充電器を探しているが、TYPE-Cポートが2つあるものが欲しい
- MacbookやiPhoneに同時に充電できる小型充電器を探している
- でかい充電器を持ち歩くのに疲れた
そんな訳で本記事では「【TUNEMAX 66W GaN レビュー】小型66W GaN充電器 3ポート搭載で複数デバイスを同時に充電可能」について書いていきます。
メモ
本記事は代理店様よりサンプル品を貸与いただき作成しています。
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TUNEMAX 66W GaN のスペック
『TUNEMAX 66W GaN』のスペックはこちら。
入力 | 100-240V AC |
USB-C 1 | PD:5V/3A, 9V/3A, 12V/3A, 15V/3A,20/3.25A ;PPS:3.3V-16V/4A(Max 65W) |
USB-C 2 | PD:5V/3A, 9V/3A, 12V/3A, 15V/3A,20/3.25A ;PPS:3.3V-16V/4A(Max 65W) |
USB-A | QC:5V/3A, 9V/2A ,12V/1.5A, 20V/1.8A ;SCP:5V/4.5A,4.5V/5A (Max 36W) |
合計出力値 | 66W |
サイズ | 53mm x 53mm x 30mm |
重さ | 114g |
電源プラグ | 日本対応折りたたみ式プラグ |
保護機能 | 過電流保護、過電圧保護、過熱保護、ショートカット保護 |
認証 | CE/FCC/RoHS /PSE /cTUVus |
PD3.0対応の最大65WのUSB TYPE-Cポートが2つと、QC3.0に対応したTYPE-Aポートが1つ。
カラバリはどのガジェットにも合うブラックと、白いお部屋にぴったりのホワイトの2色展開です。
外観と付属品
側面は斜めにスリットが入ったデザイン。
スリットの溝の部分はツヤがあり、山の部分はマットな質感でデザインもかなりおしゃれ!
ブラックはホワイトとは対照的に高級感のある大人の雰囲気です。
さりげなく「66W GaN」の文字が。窒化ガリウムを小さく主張しています。
充電ポートは3つ。その上にLEDインジケーターがついており、コンセントに接続すると白く光ります。
各充電ポートのモードもちゃんと記載されています。
拡大するとこんな感じ。
PSEマークもちゃんと記載があるので安心して使えます。
コンセントは嬉しい折りたたみ式で、コンパクトに持ち運び可能です。
グローバルアダプタも接続できそうな形状ですね
コンセントを引き出すとプラグはこのような位置になります。
これはかなり小さいですよ。
大きさと重さ
大きさですが、53mm x 53mm x 30mmという小ささを実現。
手に持ってみると、その小ささがよく分かると思います。
と同時に、小さいぶんズシッと重みを感じます。密度が高いので重いと感じるのでしょうか。
非常にコンパクトです。
ちなみに重さは実測値で117gでした。
「iPhone 11 Pro Max」との比較。iPhoneがすごく大きく見えます。
左から「AirPods Pro」、iPhone用18W急速充電器、60Wの「HUAWEI Matebook X Pro」の純正充電器、『TUNEMAX 66W GaN』となります。
14インチノートPCと比較。
性能と特徴
充電性能
スマホとノートPCにそれぞれ充電してみました。
まずは「iPhone 11 Pro Max」への充電。約22Wのパワーが出ています。
続いてPD 65Wに対応したノートPCに充電してみました。テスト時のPCのバッテリー残容量は70%程度。
この状態で充電すると、57.8Wの出力となりました。
続いて2台のPCに同時に接続してみました。すると・・・。
まず1台目は11.6V、2.40Aで約27.8Wの出力。
2台目は20.0V、1.39Aでこちらも約27.8Wの出力。
最後に、2台同時充電中に片方を外してみました。
すると、外した瞬間に充電モードが切り替わり、充電中のポートは19.9V x 2.76 A=55Wに変化しました。
接続ポートに合わせて出力制御するスマート電源管理機能搭載
3ポートあるので、いくつか接続のパターンがありますが、どのパターンでも最適な電力を供給します。
接続パターンとしてはこちらの5パターン。
①USB-C x 1 | USB-Cを1ポートのみ使用すると最大65W。MacBook ProやSurface Proなどの高い電力を必要とするノートブックでも問題なし! |
②USB-A x 1 | USB-Aを1ポートのみ使用した場合、最大36W出力。 |
③USB-C x 1 USB-A x 1 |
USB-Cは最大45W、USB-Aは最大18Wとなるため、ノートPCとスマートフォンの組み合わせに最適。 |
④USB-C x 2 | USB-Cを2ポート使用したときは各最大30W。MacBook Airを同時に2つ接続しても問題ない出力です。 |
⑤全ポート接続 | MacBook Airとスマートフォン、イヤホンなどの組み合わせに最適。 |
※出力電力は、各ポートに接続する機器、およびケーブルの仕様によります。
安心のPSEマーク認証済み
日本国内での電気用品安全法に適合している証であるPSEマークも記載されていますので、安全に使えます。
TUNEMAX 66W GaN のレビューまとめ
本記事では「【TUNEMAX 66W GaN レビュー】小型66W GaN充電器 3ポート搭載で複数デバイスを同時に充電可能」について書きました。
この『TUNEMAX 66W GaN』の特徴は、
- GaN(窒化ガリウム)採用の小型3ポート充電器
- 小さいのに最大66Wの高出力
- コンセントは折りたためるのでよりコンパクトに持ち運べる
- スマート電源管理機能で接続ポートに合わせて最適な電源出力制御が可能
こんな方におすすめ
- 小型充電器を探しているが、TYPE-Cポートが2つあるものが欲しい
- MacbookやiPhoneに同時に充電できる小型充電器を探している
- でかい充電器を持ち歩くのに疲れた
パソコン、タブレット、スマホ、普段持ち歩くデバイスが増えるほど充電器のポートは多いほうがいいですよね。かと言って充電器は小さいほうがいい・・。
そんな相反する要求を見事に形にした『TUNEMAX 66W GaN』。
以上、はしかん(@hashikan3)がお伝えしました。