北海道寿都町長の自宅に火炎瓶のようなものが投げ込まれた事件で、逮捕された男が「核のごみの最終処分場をめぐる調査応募に反対していた」という趣旨の話をしていることがわかりました。

 放火未遂の疑いで送検された寿都町の東田敏雄容疑者(77)は、10月8日未明、寿都町の片岡春雄町長の自宅に火をつけようとした疑いで逮捕されました。

 町長の自宅は1階寝室の窓ガラスが2枚割れ、家の中には火炎瓶のようなものが落ちていたということです。 

 関係者によりますと東田容疑者は漁業関係のアルバイト従業員で、警察の調べに対し「核のごみの最終処分場をめぐる調査応募に反対していた」という趣旨の話をしていることがわかりました。

 警察は、処分場選定をめぐる動きとの関連を調べています。