次の条件を満たす場所へ設置してください。
- 本体を水平に据え付けられ、重量を十分に支えられて騒音や振動が増大しない場所。
- 雨や直射日光があたりにくく、風通しがよい場所。
- 室外機の吹出口から熱風・冷風が周囲の迷惑にならないところで、動植物にあたらない場所。
- 可燃性ガスの漏れるおそれのない場所。プロパンガス容器とは2メートル以上離してください。
- テレビ・無線機などのアンテナから3メートル以上、またテレビ受像機および、そのアンテナケーブル線から2メートル以上の間隔をとれる場所。
- 排水されたドレン水が流れても、問題のない場所。
- 悪臭および有毒ガスが発生していない場所。
- 油・蒸気・油煙が発生しない場所。
- 下図矢印箇所の間隔をとれる場所。
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【室外ユニットの設置スペースについて】
室外ユニットの据え付けは、放熱や修理点検に必要なスペースとして、前・後・左・右・上に上図に記載している最小寸法以上を各々確保し、さらに通風路を確保するため、3方向は開放(障害物がない状態)になるように据え付けてください。
ただし、ベランダへの据え付けなどでやむを得ず2方向しか開放できない場合、据え付けは可能ですが冷暖房能力および消費電力が10%程度悪化する場合があります。
※開放方向以外の前・後・左・右・上については、上図の最小寸法以上は必要です。
積雪により吸込み口、吹出し口がふさがれるおそれがある場合は、高脚置台に設置し防雪フードを取付けてください。
海風・山風など、いつも決まった方向から風が吹きつけるところの屋根上・屋上に設置する場合は、風が正面・背面から当たらないような角度に転倒防止措置をして据え付けてください。
【寒冷地に設置される場合のお願い】
日中の外気温が0℃以下を2~3日連続する地域や積雪の多い地域では
- 落雪、除雪で雪に埋もれない場所に設置してください。
- ドレンエルボは取り付けないでください。(凍結の原因になります)
- 高床置台の使用をおすすめします。
- 防雪部材(別売品)を取り付けてください。※寒冷地にエアコンを設置される場合は、あったかエアコンNAVIをご覧ください。
据え付け工事は、お買い上げの販売店や専門業者に依頼してください。