旅のルート
- ※2015年6月に撮影したときの情報です。
- ※黄色の線は、鉄道のルートを簡略化したものです。
1ブルージュ
中世のころ毛織物の生産と交易で発展し、ヨーロッパの商業の中心的な町でした。チョコレートの首都とも言われ、人口10万ちょっとの小さな町におよそ50のチョコレート店があります。
2ヘント
ゲントとも呼ばれるベルギー第三の都市。路面電車(トラム)が走っています。中世のころブルージュとともに繊維工業で栄え、一時、ヨーロッパ有数の大都市だったと言われています。
3コルトレイク
市街地を少し離れると麻の畑が。ベルギーは質の良い麻織物でも知られています。
4トルネー
ベルギーで最も歴史の古い町の一つ。町の中心、世界遺産の鐘楼からはカリヨンの華麗な音が響き渡ります。
5モンス
中世から石炭が採掘され、産業革命の時代、炭鉱の町として急速に発展しました。閉山となった炭鉱は美術館として保存されています。
6シャルルロワ
シャルルロワは漫画の出版が盛ん。100年以上前に創業された、漫画ではベルギー最大手の出版社もあります。
7ブリュッセル
市街地が世界遺産に指定され、中世ルネサンスの時代の栄華をとどめています。欧州委員会をはじめEUの主な機関が集中し、現代ではヨーロッパの首都ともいえる役割を担っています。
8ワーテルロー
エルバ島から帰還したナポレオンが、イギリス・オランダ連合軍とプロイセン軍を相手に、決戦を挑んだ場所。
9ナミュール
二つの川が合流する場所にあり、古くから交通の要衝でした。小高い丘の上に城塞があり、真珠にたとえられる美しい町を見下ろしています。
10フローレンビル
山間のオルバル修道院は11世紀にこの地に建てられました。トラピストビールと呼ばれる自家製のビールを作っています。
11トルニー村
フローレンビルの先、ビルトン駅から足を延ばして訪れた、小さな美しい村。礼拝堂を一人で40年守っているという女性に出会いました。
12ルクセンブルク
ベルギーの隣国で、面積は神奈川県とほぼ同じ。人口は56万。鉄鋼業や金融業が発達し、一人当たりのGDPでは世界トップクラスの豊かな国です。
13リエージュ
フランス語地域の中心的な工業都市。街のシンボルは人形劇の主人公チャンチェです。
14ウーペン
ウーペンはドイツに国境を接する、ドイツ語が公用語の地域です。ベルギーで唯一のドイツ語の新聞社もあります。
15レーブン
15世紀にできたベルギー最大の大学があり、日本語や日本研究を専門とする学科もあります。
16アントワープ
ベルギー最大の港があり、ダイヤモンドの取引でも有名です。「フランダースの犬」の舞台となったノートルダム大聖堂があります。