ハンガリー編

旅のルート

ハンガリー 地図 (1)ブダペスト (2)聖イシュトヴァーン大聖堂 (3)ブダペスト東駅 (4)リラフュレド森林鉄道 (5)トカイ (6)ホルトバージ (7)ケチケメート (8)セゲド (9)モハーチ (10)ケストヘイ (11)バラトンフレド (12)セーケシュフェヘールヴァール (13)ショプロン (14)タタ ハンガリー 地図
  • ※2016年6月に撮影したときの情報です。
  • ※黄色の線は、鉄道のルートを簡略化したものです。

1ブダペスト

ハンガリーの首都。19世紀、ドナウ川を挟んで向き合うブダとペストという2つの街が合併して以来、政治や経済の中心地として栄えてきました。「ドナウの真珠」と呼ばれる美しい街並みは世界遺産に登録されています。

(1)ブダペスト

2聖イシュトヴァーン大聖堂

ハンガリーの人々が一生に一度は必ず訪れると言われている聖なる建物。初代ハンガリー国王イシュトヴァーンの「聖なる右手」はハンガリーの人々の魂の拠り所として崇められています。

(2)聖イシュトヴァーン大聖堂

3ブダペスト東駅

1884年に開業した、国際路線も発着するハンガリー随一のターミナル駅。ハンガリーの国鉄では数十年前に作られた機関車を今も修理しながら大切に使っています。

(3)ブダペスト東駅

4リラフュレド森林鉄道

ミシュコルツ郊外にあり、ハンガリーが社会主義だった頃、山の木を伐採し、ふもとの工場に運ぶために活躍していました。社会主義の終焉と共に廃線の危機に陥りましたが、職員たちが鉄道を残したいと観光列車としてよみがえらせました。

(4)リラフュレド森林鉄道

5トカイ

ハンガリー有数のワイン産地として知られています。日当たりの良い斜面にぶどう畑が広がります。

(5)トカイ

6ホルトバージ

東京23区を上回る面積をもつホルトバージ大平原はハンガリーの原風景とも言われ、世界遺産に登録されています。馬だけを専門に育てる伝統的な職業の「チコーシュ」の人々は巧みな調教術で、王侯貴族から軍馬の育成を請け負ってきた歴史があります。

(6)ホルトバージ

7ケチケメート

ユニークな音楽の教え方をする学校があることで有名。楽譜を使わずハンドサインといわれる手の形で音階を表し、楽器を使うのではなく声を使って体に染み込ませる音楽教育です。

(7)ケチケメート

8セゲド

ハンガリーを代表する野菜、パプリカの名産地。セルビアとの国境に位置しています。175キロの鉄条網がセルビアとのすべての国境線をふさいでいます。

(8)セゲド

9モハーチ

バヤの郊外にある、クロアチアとの国境の町。長く支配していたオスマン帝国が去ったあと、荒廃した町を復興したのは元々この地域に住んでいたハンガリー、ドイツ、クロアチアの人々でした。町にある銅像の3人は3つの民族を表わしています。

(9)モハーチ

10ケストヘイ

多くの湯治客が訪れる有名な温泉がありますが、実は天然の湖です。地底からあふれ出る温泉水でできていて、紀元前にローマ人たちが入浴していた痕跡も見つかっています。

(10)ケストヘイ

11バラトンフレド

バラトン湖畔にある、18世紀から貴族や政治家たちが訪れていた保養地。バラトン湖はハンガリー最大の湖で、その大きさは東京23区がすっぽり入るほど。海に面していないハンガリーでは人々が親しみを込めて「海」と呼んでいます。

(11)バラトンフレド

12セーケシュフェヘールヴァール

ハンガリーの「国」としての歴史が始まった町として有名。騎馬民族の人々をキリスト教に改宗させた初代国王イシュトヴァーンはこの町に教会を建てました。この教会にはイシュトヴァーンの亡がらが葬られ、跡地は博物館となっています。

(12)セーケシュフェヘールヴァール

13ショプロン

オーストリアとの国境の町。ハンガリーが社会主義国家だった冷戦時代、この国境地帯は厳しく監視されていましたが、1989年に、西側の人々を招いて開催された『ヨーロッパピクニック』では、鉄条網が切られ、国境警備隊がゲートを開けました。のちにベルリンの壁崩壊へとつながる歴史的事件になりました。

(13)ショプロン

14タタ

ブダペスト郊外にあり、かつては王侯貴族の狩猟地だった町。騎馬民族が使っていた弓を復元しスポーツとして発展させた「カッシャイ流」が盛んです。

(14)タタ
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