神戸市長田区長田町3-1-1 its-mo 境内から見る鳥居と巨楠 胸高周囲620cm、樹高22m。 幹にはノキシノブ、ヤツデ、ネズミモチ、エノキの低木も着生している。 交通山陽電鉄長田駅 神戸地下鉄長田駅 北500m
神門と拝殿 由緒 『日本書紀』では、神功皇后の帰還時、住吉、広田、生田神社とともにこの長田神社も皇后の創祀の神社とされている。 すなわち、「事代主尊、誨へまつりて曰はく、「吾をば御心の長田国に祠れ」とのたまふ。則ち葉山媛の弟長媛を以て祭はしむ」とある。 神功皇后の物語に、事代主尊は登場してこないのは、生田神社の稚日留女も同様であり、それぞれの神社の創建譚に神功皇后が付会されたに過ぎず、大和から持ち込まれた神々と『日本の神々3』で落合重信氏は述べている。 長田神社の西側を苅藻川が流れる。上流を桧の川とか大日川と云うようで、高取山の北側から流れ出る。この山をかっては神撫山と云っていた。神奈備山である。この山に降臨する神を祀っていたのが長田神社の元の姿であったのだろう。 奉祀者は山背根子の娘、葉山媛の妹長媛とある。葉山とは端山で神奈備、そこに住む蛇神を祀っていた神社と言えよう。ナーガである。
神奈備にようこそに戻る |