神之塔は登場人物が多いですし、色々な専門用語が意味不明でわからない事が多いですよね。
難しい設定もある世界観なので意味がわからないとストーリーについていけません。
今回は神之塔の世界観や用語について解説していきます!
目次
神之塔の用語が意味不明でわからない!
神之塔を見ていて色々な用語が沢山出てきます。
- 10家門って何?
- 内塔と外塔は何が違う?
- 釣り師・ヤリ使い・灯台守りの意味は?
- 選別者と非選別者とは?
これだけの用語の意味を知ってるのはかなり神之塔通だと思いますが、いまいち意味不明でわからない人は多いと思います!
ここからは神之塔の世界観について解説していきます。
神之塔の世界観
そもそも塔ってなに?
神之塔で主人公の夜や、ラヘルたちが登っている塔はどんな存在なのか気になりますよね。
塔の管理人・ヘドンが夜に塔のことをこんな風に説明していました。
答えは上にある。
私が申し上げられるのはそれだけです。
答えを知りたいのならば、その子に会いたいのならば上を目指しなさい。
財宝や不老不死
絶対的な権力
魔法のような不思議なチカラが欲しければ上を目指しなさい。
この世の全ての喜びと栄光、そして真実全てがこの遥か上にあります。
塔はそのような所なんです。
このヘドンの言葉から考えると、塔はみんなが求めている夢に近づける近道となる場所だと考察します。
塔を登るための試験
ヘドンは塔に登るということはとても大変で過酷だと話してましたが、塔で次の階に進むためには、そのフロアで行われる試験に合格しなければなりません。
試験の内容や難易度はその階の試験の管理人と支配人によって大きく異なります。
それぞれの階で行われる試験に合格し、134階までたどり着くとランカーになることができ、全てを手に入れる事が出来ると言われています!
このランカーという用語については後で解説していきます。
塔の頂上
各階の試験に合格し134階までいくとランカーになれると解説しましたが、塔には135階も存在します!
134階まで辿り着くとランカーになれるのは、134階までがザハード帝国になっているからです。
135階の管理人はとても気性が荒く、その階の試験に合格したものはザハードを含め一人もいないため、134階が頂上とされているのです。
ちなみに135階に行くためには鍵が必要ですが、この鍵はザハードにより分けられていて何処かに隠されています。
塔の大きさは地球の6.5倍もあり「内塔」「外塔」「中間区間」の3つに分かれています。
外塔
外塔は塔の住民の移住区域です。
一般的な住民はこの外塔で生まれ生涯を過ごします。
環境や生態系、文化は各階の管理人や支配人の好みなどにより全ての階で異なっているようです。
この住民の一部は、ヘドンにより選別され内塔で塔を登る資格を得る事ができます。
内塔
選別者が塔を登るところが内塔です。
内塔では各階の管理人から権限を譲り受けた支配者が試験を行い、この試験に合格したものだけが上の階に登る事が出来ます。
中間区域
外塔と内塔の間に存在する中間区域です。
選別者たちは中間区域を通じて内塔と外塔をあちこち行き来する事ができます。
この中間区域の特徴はというと…
- 外塔より生活水準が高い
- どの階も同じような文化がある
- ここでは出産が禁止されているため、多くの私生児がいる
上記のようなところが中間区域の特徴です。
塔に存在する勢力
前途で解説しましたが134階までがザハード帝国ですが、塔には主に3つの勢力が存在します。
- ザハード
- FUG
- 月下翼松
FUGと月下翼松は原作の中では読み方が明かされていませんが、アニメで明らかになる可能性が高いので要チェックです。
ザハード
ザハードは塔の王です。
ザハード王の特徴
初めて塔の管理人と契約を結び塔に自分の王国を建てた偉大な王
ザハードは十家門と呼ばれる一族とともに100階まで登り、管理人から不老不死などの力を与えられました。
またザハードには「ザハードの姫」と呼ばれる姫が何人もいます。
姫たちはザハードとは血の繋がりはなく全て養子で、男性と関係を持つ事も子供を作ることも禁止されています。
FUG
FUGとはミルチア・グレイスが創立した危険な犯罪組織集団です。
FUGはザハードや十家門を倒そうとしているため敵対関係にあります。
しかし真の目的はザハードをたおすことではなく、その先にあるようです。
つまりザハードを倒すことは通過点に過ぎず、FUGの真の目的や動機はハッキリしていません。
FUGにはザハードを倒すスレーヤーというポジションがありますが、スレーヤーたちはFUG内で神として崇められています。
FUGら宗教団体に近いところがありますが、詳しい詳細はまだ明らかになってません。
月下翼松
月下翼松とは77階を拠点にしている塔の外に出たいと願う集団です。
月下翼松の創始者はウレックマジノといい、塔内5本の指に入る強さを誇る人物です。
塔の外に出ることは規則を破ることになりますが、月下翼松にはザハードと対立したり倒したりする目的はなく、犯罪組織のFUGとは大きく目的が異なります。
神之水について
神之水の読み方は「カミノミズ」とそのままで、英語版では「shinsu」と明記されています。
神之水は塔の至る所で存在し、塔の呼吸や水分補給を可能にしてくれる大切な存在です。
しかし密度の濃い神之水は時に殺人兵隊にもなるほど強力で、塔のほとんどのメンバーは神之水を使って戦っています。
なお塔に登れば登るほど神之水の濃度が濃くなるため、神之水が合わない者は塔に入る資格はありません。
神之塔の用語の意味
神之塔の世界観についてご理解できたでしょうか?
ここからは神之塔によく出てくる用語の意味について解説していきます。
非選別者
選別者に対する用語に非選別者があります。
選別者:塔の管理人ヘドンに選ばれて塔に入ってきた者たち
非選別者:ヘドンに選別されるのではなく自ら扉を開けて塔に入ってきた者たち
非選別者は塔の法則に外れているため、これまで塔に混乱と変化をもたらしてきましたが、みんな悪者というわけではありません。
しかし非選別者たちは並外れた力を持っているため恐怖の対象になっています。
作中に登場した非選別者はこちら
- 二十五の夜(主人公)
- ラヘル
- ザハード:塔の王
- ウレックマジノ:月下翼松の創始者。最速(50年)で最上階にたどり着いた非選別者
- ペンタミノム:最強と言われたザハードのランカー達を1人で殺したことで知られる非選別者。ランキング1位だが謎の多いキャラ。
- エンリュウ:ランキング2位。43階のガーディアンを殺した事で知られる非選別者。
ランカー
ランカーとは塔の134階まで登った者たちのことです。
数千人を超える選別者の中からランカーになれるのは1〜2人だけなので、彼らはかなりの強さを持っている事がわかります。
なぜランカーと呼ばれるかというと彼らは周期的にランク付けされるからです。
特にランカーの中でも上位1%(約1000人)はハイランカーと呼ばれ、彼らは支配者になることができます。
かつて選別者だったユリ・ザハードが200〜300年で塔の頂上に登り「スピーダ」と呼ばれていることを考えると、ランカーになるには途方もない時間がかかる事がわかります。
十家門
十家門とはザハードとともに100階まで塔を登った一族の事です。
100階まで登ると管理人から特別な能力を与えられますが、その力とは不老不死とも言われています。
また十家門の全ての子息はFUGへの加入する事が禁じられています。
十家門は以下の通りですが、アニメ一期では登場するかわかりませんのでちょっと認識するくらいで大丈夫です。
- 真田家
- クン家
- アリエ家
- アリ家
- ユーラシア家
- 蓮家
- ロ・ポ・ビア家
- ポー・ビダ家
- ヘンド家
- トゥ・ペリー家
ザハードの姫
ザハードの姫はザハード王の姫です。
ザハードには何人もの姫がいますが、彼女たちには偉大な家門などから選ばれてきた養子で、ザハードの血を受け継いだものはいません。
養子なので姫たちは義理の姉妹の関係です。
姫達は特別な方法でザハードから力を授かりますが、それを拡げることは許されていないため、男性と関係を持ったり子供を作ることは許されていません。
神之塔のアニメでは
- ユリ・ザハード
- エンドロシ・ザハード
- アナク・ザハード(すでに落命、娘アナクの回想シーンで登場)
- クン・マリア・ザハード(クンの回想シーンで登場)
以上の4人が登場しますね。
十三月シリーズ
十三月シリーズとはアシュル・エドワールという腕の良い鍛冶屋が作った武器のことです。
ザハードの姫の中でも選ばれた者だけに授けられ、発動すると凄まじいチカラを発揮します。
十三月シリーズとその所持者
- 黒の三月:ユリ・ザハード
- 緑の四月:アナク・ザハード→ユリ・ザハード
- 黄色の五月:クン・マスチェニー・ザハード
緑の四月はアナクが持っていたものをユリが回収しましたが、今後またアナクに返されるのかはまだわかりません。
まとめ:神之塔の用語の意味が分かると面白さ倍増!
神之塔では沢山のキャラクターが登場して、ストーリーの展開がいつも面白いですよね。
ですがよく使われる用語の意味が不明だとわからないことだらけで、内容についていけません。
上記の用語を理解した上で神之塔を見てもらえれば楽しさは倍増すると思いますので是非参考にしてください!
今後も神之塔を楽しみにしていきましょう。