ダンまちこと「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」のアニメ3期は異端児のウィーネと呼ばれるモンスターをベルたちが捕獲するところから始まります!
ヘスティアファミリアやフェルズは異端児を保護する優しいファミリアですが、その異端児を狙うイケロスファミリアという犯罪者集団も存在します。
今回は犯罪者集団のイケロスファミリアや、そのイケロスファミリアの団長ディックスの正体などまとめてみました。
目次
イケロスファミリアは狩猟者集団!
イケロスファミリアは男神イケロスが率いるファミリアです。
見た目からなんとも悪そうな顔立ちで、いつも卑屈そうな眼差しですよね(汗)
イケロスファミリアは20年以上前からオラリオにた存在しているファミリアで等級はBです。
かつては階層攻略の記録がありましたが、クノッソスという地下迷宮を拠点にしてから記録は途切れ、現在では冒険者の間で名前が上がる事は少なくなっています。
イケロスファミリアには勘がよく頭の切れるメンバーがいて、ある程度の戦力も備えています。
イケロスはいつも卑屈な表情で斜めに構えたところがある神で、団長のディックスに扱き使われたり、メンバーが好き勝手やってるところを楽しんでいるようです。
実はイケロスファミリアは闇派閥(イヴィルス)との関係かわ噂されるファミリアで、犯罪行為にも手を染めています!
イケロスは犯罪を主導する立場ではないのですが、メンバーの犯罪行為を黙認していたため、最後にはギルドから責任を取らされることになります。
イケロスファミリアの犯罪行為
イケロスファミリアは異端児(ゼノス)と呼ばれる知性や感情、言葉を持つ特殊なモンスターを捕獲し、怪物趣味の貴族に売り飛ばし資金集めをしています。
この犯罪行為の中心となっていたのが団長のディックス・ペルディクスです。
ディックスは10年前の時点で既にレベル4の第二級冒険者の実力を持っています。
そして現在ではレベル5になっているようです。
かつてディックスは常軌を逸したようにモンスター狩りをしていましたが、その後は目的が変わり、異端児を狩り痛めつけることに欲望を満たしています。
ディックスは煙水晶のレンズが入ったゴーグルと、先端が真っ赤な槍を愛用しています。
イケロスファミリアの団長ディックスの正体や強さについて
異端児(ゼノス)狩りに没頭しているイケロスファミリアの団長ディックスはどんな人物なのでしょうか?
ディックスの正体は奇人ダイダロスの子孫
ディックスの正体は奇人と呼ばれているダイダロスの子孫です。
ダイダロスとは約1,000年前に活躍したヒューマンで、神々が降臨を果たした転換期に「バベル」を始め迷宮都市の礎となる建造物を作った名工です。
当初はウラノスの眷族としてオラリオの発展に寄与していましたが、ダンジョンに足を踏み入れてから言動がおかしくり奇人と呼ばれ、ある日を境にオラリオから姿を消します。
実はダイダロスはダンジョンに魅せられダンジョンを上回る建造物を作ろうとしていました。
ダイダロスが構想していたのが人造迷宮クノッソスです。
そんなダイダロスの血を引いた子孫がディックスです。
ディックスの性格はクソ
ディックスは異端児狩りに欲望を満たし極悪非道な性格です。
異端児を捕まえてはファミリアのアジトの檻に収容し、怪物趣味の貴族に売り飛ばす前に拷問します。
ダンまちのアニメ3期では竜種ウィーネを捕まえるために、他の異端児を張り付けにして、ウィーネを誘き寄せようともします。
この結果、リヴィラの街は異端児に破壊され多くの人間が命を落としてしまいます。
ディックスはまさに鬼畜でクソ野郎です。
ディックスの強さと能力
アニメ3期の時点でディックスのランクは第一級冒険者であるLevel5です!
ディックスの錯覚と幻惑を見せる呪詛(カース)は「迷い込め、果てしなき悪夢。フォーベートール・ダイダロス」という短文詠唱で、その呪詛を受けた者は、その瞳がディックスのものと同色に染まり気が狂ったように暴走します。
理知を持ち合わせている異端児たちでさえ、同士討ちを始めたほどの呪いの力があります。
相手にとって厄介なのは呪詛を防ぐ方法が限られていることです。
ただ、術の行使中はステイタスを一気に落とし、身体がだるくなるという代償を伴います。
この能力を発動すればほとんどの戦いは決着がついてしまうのでかなり強力な術になります。
イケロスファミリアのアジト・クノッソス
イケロスファミリアは人造迷宮クノッソスを拠点に異端児の密売をしています。
ディックスの祖先ダイダロスが作ったクノッソスとはどんなアジトなのでしょうか?
クノッソスのアジトとは?
クノッソスは約1,000年前にダイダロスが作り始めたオラリオの地下に広がる人造迷宮の事です。
ダイダロスは初めてダンジョンに入った時、衝撃を受けダンジョンを超える建造物を作ることを決意します。
しかし作り始めたのはいいのですが、規模が大きすぎたためダイダロスに寿命がきてしまいました。
そしてダイダロスは手記に迷宮の設計図を残し、子孫に迷宮制作を託しました。
そこの手記に基づき、ダイダロスの子孫たちは1,000年もの時間をかけて迷宮を制作していきます。
ちなみに1,000年かけてもクノッソスはダンジョンの中間層にしかたどり着いておらず、設計図の3割くらいしか進んでないようです。
クノッソスの構造
ダンジョンは円錐型をしており下に降れば降るほど階層の範囲は広くなります。
それに比べてクノッソスの構造は凹型です。
つまり円錐型のダンジョンと重なり合い、まるで円柱をなすかのように作られています。
ダンジョンの周りを覆う地下構造が18階層まで造られています。
また地上からの出入り口もダンジョンとは別に作られ、この出入り口を使って捕獲した異端児を運んでいました。
出入り口には最高精製金属の扉が備えられ、その内部は超硬金属の上に魔法効果を弱体化させる石材を被せた壁で覆われており、落とし穴の罠も仕掛けられています。
クノッソスに入る方法は?
クノッソスに入るにはD(ダイダロス)の紋章が刻まれた鍵が必要です。
ダイダロスの子孫の目に刻まれたDの形の記号が鍵の役割を果たしています。
ダイダロスの血を少しでも引き継いでいれば、Dの記号が刻まれた目を持って生まれてきます。
ディックスの左目にもDの記号が刻まれているので、それがクノッソスの鍵の役割をしています。
クノッソス完成には膨大な資金が必要!
クノッソスはまだ未完成で、今までにも膨大な時間がかかっていますが、資金も膨大に必要です。
超硬金属や最硬金属、石材などの材料費にかなり困難を極めるからです。
そのためダイダロスの子孫たちは闇派閥など地下組織と繋がり、異端児密売や犯罪行為をやり資金を集めています。
ディックスが異端児を捕獲し貴族に売っていたのも、クノッソス制作の資金集めのためでした。
しかしディックスは資金集めの目的より、異端児を虐待するのに快感を覚え、自らの欲望を満たすためになっていきます。
それはディックスがダイダロスの血の呪いから開放された瞬間でもあります。
まとめ: イケロスファミリアは狩猟者集団でディックスはクズ野郎!
イケロスファミリアはクノッソスの製作資金のため闇組織と繋がり、異端児の密売や犯罪を犯している狩猟者集団です!
しかも団長のディックスに関しては資金集めより自分の欲求を満たすため、異端児を痛めつけているクズ野郎です。
イケロスファミリアが今後どうなっていくのか注目していきましょう。