撤回しようと思ったが新たに書いておく
前回の記事ではさすがに口汚く言い過ぎた。撤回はしないが謝罪はする。
とりあえずこれを見てくれ
タイトル検索で「title:で消耗してる」をキーワードとして検索したものだ。
たくさんある。どれだけあるのだろう。1ページでは収まらない。そこで最後のページに移動してみる。
9ページもある。なんということだ。ここまでくると病的だ。では別のキーワード「脳死」でタイトル検索してみよう。
イケハヤの腐れフレーズほどではないが2ページもある。なんと病的だろう。人の死をネタにする恥知らずがこれほどの数いるのだ。社会に絶望する。
イケハヤの何が問題か?
彼はちょっとした成功を収めた小金持ちだ。その彼は意図的に挑発するメッセージを発することで注目を集めている。この手法が他人に迷惑をかけない内容であれば文句は言わない。だが現実は違う。
「まだ~で消耗してるの?」の含む意味は
- まだそんなことしているのか?という嘲笑
- おれは進んでいるんだぜ?という自慢
- 自慢を背景とした第三者へのマウンティング
たった1行のフレーズにこれだけの意味が含まれているのだ。こんな他人を見下す最低のマウント野郎のまねをしている自分を恥じる気持ちはないのか?
これは明らかにハラスメントだ。明示されていないだけのハラスメントだ。
implicit declaration of harassment and hate なのだ。
お、なんか技術記事っぽくなってきたな(大草原)
ほか使うのに注意を要するキーワード
- 国籍
- 人種
- 性別
- 出身
- おかれている境遇
- 人の命に係わる単語
- その他、努力では克服できない項目
これらは差別やヘイトにあたる可能性がある。上で説明した「脳死」などもその1つだ。脳死患者と向き合っている人が見たらどう思うか?といった想像力は持ってほしい。
つい最近も、娘と風呂に入る父親をネタにした記事があったが、女性が聞いたらセクハラだと怒りかねないし、父親の性的虐待でトラウマをもつ女性もいるのだ。そういうちょっとした想像力を働かせると、恥やトラブルから身を守ることができる。
自己肯定感
何かの権威や有名人をまねるという行為は、一種の自己投影である。つまりまねした対象に自分を投影して、あたかも自分がその対象になったような気分になる行為、いわゆる「代償行為」だ。汚い言葉で言えばオナニーだ。
これは、ありのままの自分をいいところも悪いところもありのままに認めることができず、理想の自分との乖離を投影による代償行為で埋める行動なのだ。
まずそこを認識してほしい。そして、イケハヤみたいな人間をまねずとも、ありのままの自分を認める自信=自己肯定感を育てる努力をしてほしいと思う。
加えて差別・ヘイト・ハラスメントへの十分な注意
平成生まれのエンジニアも増えてきたことだし、昭和の時代がどれだけひどいものだったかを今さら語る気はない。だが、ジェッターマルスではないのだが
「時は21世紀」なのだ。世界レベルで、差別・ヘイト・ハラスメントは追放しようという機運で動いている。外国で日本と同じことをやったら、最悪の場合は仕事を首になったり訴訟を起こされたりするのが現代なのだ。
そういう時代背景を踏まえ、今後は人の生死やハラッサー野郎のまねをしたい場合は立ち止まって考えてくれ。いや別に言葉狩りをしたいわけじゃない。
堅牢な自己肯定感をもって、他人にどう思われようが俺はこうする!というのなら、それはそれでかまわない。
ただ、他人が見てどう思うだろうか?と少しだけ考えるくせをつけたほうがいい。
以上だ。