学生時代に読んでいた本をふと思い出したので、
紹介してみたいと思います。


秋野ひとみ先生の
「ななみ」
「バンパイア・シティ」「つかまえてシリーズ」シリーズ

秋野ひとみ先生は、
当時の憧れの小説家のひとり。
(もうひとりは、折原みと先生。「天使シリーズ」愛読)

見よう見まねで、
秋野先生の文章を参考に、
自作ミステリー小説を書いたことも(未発表)

あのときは、あまりわからなかったけれども、
あういう文章を書けるのって、
小説家としてプロはすごいな、って今思います。


ななみシリーズについて

201706132

ななみ・東京物語―雨上がりの夜空に (講談社X文庫―ティーンズハート) [文庫]

ななみシリーズは、全4作発行されています(完結)
「つかまえてシリーズ」を読んでから、
ななみシリーズを知りました。
主人公・八木ななみがある日、匿名の手紙を受け取ります。
そこから、クラスメイトの男子と雨の日に一緒に下校するのですが、
そこで「違う世界で会えればよかったのに・・・」といわれます。
え、何?という風に、ヒロインが驚くわけなのですが、
この展開からして、異世界ラブストーリーの感じが(ニヤリ)
こういう世界、やっぱりこのころから
好きだったんだな、って思います。



バンパイアシリーズについて

20170613
あの娘に会わないで バンパイア・シティ (講談社X文庫―ティーンズハート) [文庫]

「バンパイア・シティ」シリーズは、発行部数7作。
主人公の森下こよみは、誰かに迎えに来たといわれます。
なんだかよくわからない恐ろしさを感じる主人公。
助けて!と主人公の友だち・龍之介に助けを求めます。

これも異世界ファンタジーラブストーリー。
こういう展開、やっぱりすきなんですよねー私(笑)

このころから、
わたしは吸血鬼ものが
好きだったんだなーって思います(笑)


つかまえてシリーズについて

秋野先生の「つかまえて」シリーズは、
発行部100作以上。

1作ごとどれも完結していますが、
主人公と登場人物の関係は、
連続もので、1作目から続いているので、
面白さを感じたいならば、
1作目から読んでもらいたいところ。

途中まで読んではいたものの、
しばらく読まなかったときがありまして、
最終的に、
ラストの巻だけ読みました。

つかまえてシリーズ、
ちゃんと集めておけばよかったな・・・
とちょっと公開。

残念!講談社X文庫ティーンズハートは廃刊

古本でしか手に入れるのが
今手に入れる方法です。

講談社X文庫(ティーンズハート)も
廃刊になったのが、さらに衝撃でした。

ホワイトハートはまだ続いているのものの、
わたしが知っている著者の方々は
今となっては、
ほとんど見かけなくなってしまったのが残念。

ところで、秋野先生。
ペンネームは、他に、林瞳、小川夏野、
という名前で書いていたそうです。

秋野先生、今ごろ何しているんだろうなぁ・・・