Visual Studio 2015 Community Editionをインストールしたのにcl.exeやその他諸々が無くて困ったので、注意点をまとめる。
0. 場所は分かっているか?
デフォルトであればcl.exeは
C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 14.0\VC\bin
にある。ここにその他のdllやexeもたくさんあるのだが、それらが一切なく"1033"や"amd64"などのフォルダがあるだけの状態なら2.を疑うべき。
もしcl.exeはあるがコマンドラインから実行できないだけなら、1つ上の階層にあるvcvarsall.batを呼んで環境変数を設定すると実行できるようになるはず。
1. インストール時にC++をチェックしたか?
stackoverflow.comVS2015はインストール時にデフォルトではVisual C++をインストールしないようになっている。もしチェックを外していた場合、「プログラムの追加と削除→Visual Studio 2015→変更→Microsoft Visual Studio 2015 Community→変更」からインストーラを再起動し、C++にチェックを入れてインストーラーを進める。
2. 他のバージョンが入っていないか?
https://twitter.com/tt_clown/status/871275202369298432
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ttps://twitter.com/tt_clown/status/87127520236929843VS2017がインストールされている状態でVS2015をインストールするとcl.exeなどが現れないようである。その場合VS2017をアンインストールしてからVS2015をインストールするとうまくいく。自分はこれで解決した。
どうやらVSをインストールする際は他のをアンインストールしてから、というのは割と定石のようですね…少しのことにも先達はあらまほしきことなり。
ちなみに2017年8月30日現在、VS2015は普通にはダウンロードできませんが、以下のリンクからDev Essentialsに登録するとダウンロード出来ます。