天候が荒れやすく、5日に1回雷が轟く町、トルエノ……郊外の外れに住む田代は、人知れず自らの能力で雷を集め、それを売る事で何とか生活を保っていた。ある日町に買い物に行った所、後ろから何者かが付けていると感づく。あえて人気のいない所に歩いていくと、突然目の前に女が立っていた。 「クレイア」と名乗った妖艶な女が田代について問いただそうとしたその瞬間、田代は足に銃弾を受けてしまう。 警察が2人を確保しようとするがクレイアは彼を担ぎ上げながら自身の氷の力を奮い、警察官から逃走を図る。怪我をしながらも追ってくる彼らに対し、クレイアは止めの一撃を加えようとするが、田代は咄嗟に持っていた洗脳装置で警察官を退散させる。 その様子に、クレイアは不気味な笑顔になるのだった。
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