きもちがいいって何ですか?

キャラプロフィールと役割

 東堂ハルヒコ 25歳 男性  本作の主人公。本職はゲームライターだったが、事故で昏睡状態になった事を切欠に異世界に人間の暮らしについて教えていく事になる。 サブカルに造詣が深く、物事を調べるのが好きだったのもあり、衣服や食事といった基本的な生活の知恵も難なく調べていく。 一方で中途半端に地球人を真似た生活形式、特に人との距離の取り方の差に振り回されたり、現代人故に文明レベルが近代以前の彼らと意見が 対立してしまう事もしばしば。    ムイチェ 見た目は23歳前後の女性  本作のメインヒロイン。耳や爪が鱗やヒレ等、魚の様な部位がある。身長はハルヒコよりも高い物の、性格は純粋無垢で子供っぽい。 海に住む魚とイカを混ぜた様な原初態を持つが、冷たい海での体の感触よりも人間態の温かさの方が好きで、もっと多くの人間の良さを知りたいと思っている。そうした考えのせいか、ハルヒコに対しての距離感がかなり近く、彼を悩ませる種にもなっている。   ヴァ―ク  見た目は27歳の女性  ムイチェの元親友。幼少期に同じ親に育てられた為仲良くしていたが、次第に弱く小さな人間態に価値を見出す事が出来なくなり、出来るだけ本来の姿で生きるべきだという考えに至り原初態主義者の1人になる。原初態が動く樹木の様な形をしている為か、人間態を取る時は髪の毛に葉っぱの様な物が生える。最初に会った時にはハルヒコを見下しつつ、かつての親友と仲良くしてる姿に嫉妬していた。しかし次第にハルヒコ自身の努力にも目を向ける様になり、考えが変わり始める。  インクボ 見た目は14歳の男性  ハルヒコの夢を利用し、意識を異世界へと呼び寄せた張本人。原初態主義者の大頭により、漸く築いてきた秩序ある世界が崩れようとしている憂いでいる。その為いつもはハルヒコの理性的な提案をちゃんと聞き分ける良心的な人物なのだが、彼に過度な期待をかけたり、原初態主義者に対して強い憤りを隠せない事も。原初態は鳥に似ている。  オルル  見た目は33歳の女性  原初態主義者の先陣を切る存在。人間態を得た事で本来違う存在だった自分達が、同じ事に安心感を得たり違う事に違和感を持つ動きに危惧を感じ、現在の思想に至る。何かを得るには何かを捨てる必要があると考えており、最終的には自らの主義の敗北を認め、過激派と共に死に向かう事を決断する。原初態は龍そのもの。

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