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新田八朗候補「わくわくする富山県に」

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富山2020.10.14 19:03

 今月25日投票の県知事選挙には3人が立候補し、激戦となっています。それぞれの候補は知事になったら何に取り組むのか、そしてこれからの富山県の姿をどう思い描いているのか。エブリィでは14日から、届け出順に各候補の訴えをお伝えします。14日は、新人の新田八朗候補です。

 新田八朗候補
「一つはデジタルの取り扱いということですね。私は30代の半ばぐらいでインターネットと初めて繋がりました。以来ずっと活用して自分なりに駆使をしています。また経営していた会社ではデジタル改革をいち早く進めました。富山県も国に負けないどころか、国を先んじるような形でのデジタル改革を進めていきたいと考えています」

「ベンチャー企業の育成ですね。ここのところ有力なベンチャーが育っていない。これが富山経済の停滞、そして閉塞感の大きな理由の一つだと考えています。ですから、まずはベンチャー推進協議会というものも立ち上げて、これは官民共同、金融機関にも入って頂いて富山県でベンチャーを育む、そんなエコシステムを、それを1日も早く作り上げたいと考えています。そして、もう少し大きな構想を描くために富山県の成長戦略会議、そういうものを設置して、いろんな意見を聞いていきたいと考えています」

 新田候補が次にあげたのが「人口減少対策」です。

 新田八朗候補
「仮称ですけども県庁の中に、特に企業とコネクションが色々ある商工労働部、ここに、ウーマノミクス課、そういうものを作りたいと考えています。そして、官民連携で女性活躍を推進する。そして、それを責任を持ってもらうという意味で副知事を複数にしたいと考えています。できれば3人、そのうちのお一人は女性の副知事にしていただいて、この女性活躍の諸政策を責任もって担当してもらうそんなことを考えています」

 もう一つ、新田候補があげたのは「子育て環境」です。

 新田八朗候補
「切れ目なく子どもの子育ての相談に乗れるような、フィンランドで言うネウボラ(出産・育児支援施設)、このようなものを全県に展開していく。これがやっぱり子育て政策ではキーポイントになると考えています」

「まずはやはり県民の皆さんの命をとにかく守り抜くというその強い意志だと思いますね。まず、今、何が起きているかということを、そして、それに対してどのような対策を打つかということ、これを明確に語るということですね。そんなコミュニケーション能力が求められると考えています。と同時にやはりスピード感ですね。そして、コミュニケーションを良くしていく、そういう発信力とスピード感、これが求められていると思います」

「これは、これまで10か月やってきたように、やはり一人でも多くの県民の方とコミュニケーションをとっていく双方向でですね。そして、やはり前回35%という史上最低の投票率、これをやはり今回は改善をしなければならない。51年ぶりに保守分裂の選挙、これはこれで分裂、分裂と皆さんおっしゃいますが、選挙に対する興味を高める、また投票率を高めるという意味では格好のチャンスだというふうに思っています」

「私は富山で生まれ、富山で育ち、今も家族と一緒に富山に住んでいます。子ども達の家族、そして孫も今3人になりました。この小さな子供たちの姿を見ていますと、責任ある世代として、彼ら彼女らの将来を考えざるを得ません。このままの閉塞した富山県のままでいいのか、そんな中で彼ら彼女らが育って、そしたらもうみんな出て行っちゃうんじゃないか。そんな心配もあります。できれば末永く富山で暮らして欲しいと思います。そして、わくわくすることがたくさんある富山県にして、チャンスがあって、そこで夢が実現できる富山県に、そういう富山県に作り変えていく、それを私の仕事、そしてそれが将来世代への責任と考えています」

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