宮城県内では10月25日、新たに仙台市で30人の新型コロナウイルス感染が確認されました。

感染が確認されたのは、20代の男性26人、30代の男性4人の、合わせて30人です。30人全員が、これまでに18人の感染が判明し、クラスターが発生した仙台市内の専門学校に通う外国籍の学生です。7人が無症状で、症状が出ている23人も重篤な状態ではないということです。

仙台市によりますと、この専門学校には外国籍の学生が約300人いるということで、仙台市はすべての外国籍の学生を検査対象者とするということです。

1日に30人の新規感染者が確認されるのは宮城県内では過去最多で、感染者の累計は600人を超えて602人となりました。

宮城県内では25日正午時点で、入院している人が22人で、72床ある病床の占有率は30.6%となっていて、そのほかに入院先調整中が13人、ホテル宿泊療養中が22人、自宅療養中が4人となっていますが、25日に新たに30人の感染が確認されました。