https://www.daily.co.jp/general/2020/10/17/0013789643.shtml

 

 

後ちょっとで村元哉中・高橋大輔組(以下かなだい)の演技が見られると楽しみにしていた西日本選手権。なんと免除になったということで初戦はNHK杯になってしまいました。お魚だけに干物になりそうです(笑)。

 

ファン的には年内に3戦見られるはずが2戦に減ってしまった点は残念。ただ、初戦が延びたことで長く練習できて完成度が上がるという一面も。

 

↑の記事から一部抜粋します。

 

連盟は「例年、免除は国際競技会前後1週であるが、海外を拠点としてトレーニングを行なっている対象選手に対しては、現在、渡航前後の海外と日本の隔離・待機期間がどちらも緩和されていないため、渡航時の新型コロナウイルス感染のリスクを最小限にすることや、隔離・待機期間を最短にする目的で上記対象競技会について免除している」と説明した。

 

東日本選手権(11月5~8日、山梨)は、スイスを拠点にしておりGPフランス杯出場予定の男子・島田高志郎(木下グループ)、カナダ拠点で中止になったスケートカナダへ出場予定だったペアの三浦璃来、木原龍一(木下グループ)組、NHK杯にエントリーしているアイスダンスの深瀬理香子(大東大)、張睿中(カナダ)組が免除された。

 

この件について、またユヅリストさんたちが的外れな批判をしているのを目撃しました。「予選免除で全日本に出るなんて」「実績もないのにNHK杯に出るなんて」特別待遇、依怙贔屓なんだそうです。毎回そうですが、無知にもほどがある。少し調べればわかることなのに「西日本免除」の一言だけで優遇だと決めつける。

 

彼らは全日本を目指すシニアのアイスダンスカップルが何組あると思っているんでしょうか。昨年は4組でした。全国で4組しかいないからブロック大会はなし。西日本と東日本に2組ずつ出ましたが、会場は同じ。もちろん全カップル全日本に進出です。ちなみにペアは1組でした。

 

今年のエントリーは、西日本が2組(小松原・コレト組、平山・立野組)、東日本が1組(矢島・池田組)。西日本免除のかなだいと東日本免除の深瀬・張組を合わせて全日本は5組になるようです。昨年に続いて出場は小松原・コレト、深瀬・張の2組で残り3組は新カップルです。平山姫里有選手は昨年一緒に出場したパートナーが引退、一度引退して復帰する立野在選手と組むことになりました。立野選手は深瀬選手の元パートナーです。矢島・池田組の池田選手は昨年別のパートナーと全日本ジュニアに出場していました。アイスダンスカップルが何十組もあってその中でまだ一試合も出ていないかなだいだけが予選免除で全日本に進出するんだったら優遇かもしれませんが5組しかなくて全カップル進出できるんですから違いますよね。そして、↑の記事を見れば免除されたのはかなだいだけではない(全日本シード選手は免除の必要なし)ことがわかりますし。

 

もう一つ、NHK杯について。例年なら海外の選手がたくさん出場します。日本からは2組ぐらい。1組はトップのチームでもう1組は地元枠という感じですかね。実績がなければ出場するのは難しい。でも、今年は海外から選手が来られないのでアイスダンスは枠が埋まらない。男女シングルにはジュニアの選手もたくさん出場します。2年のブランクがあるとはいえ日本のアイスダンス選手の中で飛び抜けた実績を持つ村元選手が新パートナーと出場してなんの問題があるのでしょう。もう一つ、吉田・西山組(うたしん)が出場しないのにかなだいが出ることを批判しているユヅリストさんも見かけましたが、言うまでもなく彼らはジュニアです。シングルと違ってアイスダンスはジュニアとシニアの掛け持ちは難しい(課題などが違うので)そうなのでこちらも的外れ。

 

グランプリシリーズカナダ大会に続き、フランス杯も中止が決まりました。どちらの大会も関係者の皆さん、出場に向けて練習していた選手の皆さんの気持ちを考えると残念ですが、状況が状況なだけに仕方がありません。そんな中、他の大会も中止しろと叫んでるのがユヅリストのみなさん。

 

カナダやフランスのようにぎりぎりまで開催の方向で動いて中止になるとダメージは大きいと思います。最初から全部中止の方がずっと簡単。でも、各国感染状況が違うし、数か月後の状況の予測は難しい中、開催する方向で動くのは当然ではないでしょうか。

 

NHK杯の開催される大阪の昨日(10月19日)の感染状況(吉村知事のツイートより)

本日の検査数845件 

陽性者数41人(内70歳代以上6人) 症状内訳(重症0、軽症無症状40)、

退院・解除者60人 

陽性率4.9% 

感染源不明者16人 感染源不明者の前週増加比1.00、平均数31.14人 

重症病床使用率7.8%(16人) 

軽症中等症病床使用率14.7% 

ホテル療養使用率6.8%

 

これから感染者がまた増える可能性ももちろんありますが、現時点では感染対策をしっかりして開催の方向が妥当でしょう。今年の試合はグランプリシリーズに限らず、選手に演技を披露する機会、ジャッジに採点してもらう機会を出来るだけ与えるのが最大の目的だと思います。不公平だから全部中止しろというのはあまりに乱暴な考えです。

 

うちの娘が先日あるライブイベントに行きましたが、物販は事前予約で密を避ける、入退場は規制あり、客席は前後左右一つとばし、観客はマスク着用(希望者にはそれプラスフェイスシールド配布)、常に着席(いつもなら立つ)、無言(いつもなら声援、コールなどあり)などいろいろな対策があったそうです。声援やコールは音響で流して観客は拍手のみ。違和感はあったけどいつもより視界がよくてよかったそうです。男性ファンが多いイベントでスタンディングだと全く見えないこともあるそうなので。

 

エンターテインメント業界もスポーツ界も出来る限りの感染対策をして観客を入れる方向で動いています。フィギュアスケートは、個人競技なので団体競技よりは感染対策はしやすいはず。

 

https://news.yahoo.co.jp/byline/kiyoshimio/20201020-00203724/

 

 

これを読むと今週末のスケアメの感染対策は万全ですね。無事に開催されることを祈ります。

 

 

 

 

 

 

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