~足底腱膜炎について~

今回は足底腱膜炎について書いていきたいと思います。

足底腱膜とは?

足底腱膜は足の指の付け根から踵(かかと)の骨まで、足の裏に張られている強靭な腱の膜です。

足底腱膜のイメージ画像その主な役割は、

  • 足の甲の骨(アーチ状になって体重を支えている)を支えること
  • 歩行・ランニングにおいて、地面と足部の衝撃を和らげるクッション

になります。

 

足底腱膜炎とは?

長時間の立位や歩行、ランニングなど足底に負担の加わる動作を過剰に繰り返すことにより足底腱膜に炎症が生じ、踵(かかと)の内側前方から中央にかけて痛みが生じます。この症状が足底腱膜炎であり、特徴的な傾向として、「起床時の歩き出し時に足の裏に痛みが生じる」「しばらく歩いていると痛みがなくなる」などがあげられます。

足底腱膜炎のイメージ画像

 

足底腱膜炎の原因・メカニズムは?

足底腱膜にかかる負荷は、

  • 牽引力足を蹴り出すときの引っ張られる力)
  • 圧迫力(足裏にかかる荷重や足を着地させた時の衝撃)

によって起こります。

足底腱膜のイメージ画像そのため、

スポーツ(ランニングやジャンプ動作)

立ち仕事(足の裏で体重を支え続ける)

・加齢(後方重心になり、かかとに体重がかかる)など

足を酷使することによって、足底腱膜にかかる負荷が大きくなり、炎症や小さな断裂が引き起こされ、踵(かかと)や足の裏に痛みをもたらします。

 

 

ご自身が足底腱膜炎かどうかの目安

・踵(かかと)側の足底腱膜付着部に圧痛がある

・長時間の立位.歩行.走行.歩行開始時のいずれかの際に、踵(かかと)側の足底腱膜付着     部に痛みがある

・その他、神経の圧迫や障害、反射性交感神経萎縮症、足底腱膜繊維腫症など他の原     因が考えにくいこと

 

治療方法

〈保存療法〉

ストレッチや運動で根本原因を改善するとともにインソールやテーピング、温熱療法などで痛みを取り除きます。

当院では、骨格,骨盤の歪み・自律神経の調節・脳脊髄液の流れ・首や腰の関節・筋肉にアプローチするなどいろいろな施術をしていきます。

お身体に悩みやがありましたら、ご遠慮なくご相談ください!

「サッカー 足底筋膜炎」の画像検索結果

 

※お問い合わせ・ご予約はこちらから

・☎ 029-357-7601

以上、平元でした。

スポーツ外傷について ~子供たちの野球肘を防ぎましょう~

「野球肘」「野球肩」スポーツ障害でよく耳にすると思います。         今回は、野球肘とはどのような疾患なのか。そして放置してしまうとどうなってしまうのかについて書いていきたいと思います。

 

野球肘は大きく分けると内側型・外側型・後方型があります。

手のひらを正面に向けたとき、                        肘の内側の骨のでっぱり付近に痛みがでる症状を内側型。

肘の外側の骨のでっぱり付近に痛みがでる症状を外側型といいます。       野球少年に多いのが内側型野球肘です。

 

 内側型野球肘は肘の内側にある靭帯にストレスがかかり、靭帯が肘の内側の骨のでっぱりを引っ張ってしまいます。肘に負担のかかる投げ方をしていると、靭帯に引っ張られ骨がはがれてしまいます。子供の骨は成長段階のために骨が未熟でやわらかいために起こってしまいます。   同じ野球肘でも、成熟した大人の骨ではおこらず、大人の肘では靭帯が切れてしまいます。

外側型野球肘で代表的な疾患は、離断性骨軟骨炎(りだんせいこつなんこつえん)というものがあります。離断性骨軟骨炎は初期症状は痛みがないことがあります。痛みが出たときには状態がかなり進行していることがあります。 透亮期(初期 図1左)は安静では痛みは消失し、分離期(図1中央)になると時々痛みがでます。関節症状は曲げ伸ばしが制限されます。遊離期(図1右)では遊離体(関節ねずみ)が肘関節面に挟まり激痛とともに動かせなくなります(ロッキング症状)。肘関節を完全に曲げられない・伸ばせない状態にもなります。 外側型は放置しておくと中学・高校に入ってから遊離体(関節ねずみ)を取り除くための手術が必要です。 離断性骨軟骨炎は早期発見・早期治療で治すことが可能です。

野球少年のためのリハビリテーション

ボールを投げずにいたら痛みがなくなったが、投げたら痛みがでることがあります。 確かに投げずに安静にすることは大切です。しかし、安静にするだけではベストな治療とは言えません。痛みがでるということは何かしらの原因があります。 それは、ストレッチ不足による身体の硬さ・柔軟性や投球フォームの問題などがあげられます。 良いとされる投球フォームはあります。しかし、みんながそのフォームで投げることはできません。性格がみんな違うように投球フォームも人それぞれ違うものです。

関連画像

お子様が投球中や投球後に痛みや違和感を訴えたら当院にいらしてください。 全快堂整骨院では、長く・楽しく野球が続けられるようにサポート致します。

 

何か身体についてご不明な点がございましたら、ご相談下さい!

「野球選手 アイシング」の画像検索結果

プレー後は、アイシングをしっかりと!

 

※お問い合わせ・ご予約はこちらから

・☎ 029-357-7601

以上、平元でした。

肩の痛みは腱板損傷かも

 

今回は、腱板損傷について書いていきたいと思います。

 

〇腱板損傷とは・・・

 腱板とは肩の深部についている4つの筋肉の束(肩甲下筋・棘下筋・棘上筋・小円筋)で肩を上げたり、腕を捻じったりするときに働きます。酷使すると、摩耗するような形で部分的に切れてしまうことがあり、これを腱板損傷という。

〇四十肩・五十肩との違いとは・・・

加齢により肩が上がらなくなる四十肩や五十肩は正式名称は「肩関節周囲炎」と呼ばれ、肩の痛みが同様のために、腱板損傷と混同されやすいです。         大きな違いは四十肩・五十肩は筋肉の炎症から関節が拘縮(固くなる)するため、腕・肩を上げれば上げるほど痛みが増します。これに対して腱板損傷は、関節の拘縮がないことが多いので、腕を上げる途中や、上げてから下ろす途中で強い痛みを感じます。腱板損傷でも関節の拘縮を起こす場合もあるので、四十肩・五十肩と見分けがつきにくい場合もあります。

〇原因と症状とは・・・

腱板が損傷する原因には、日常生活の重労働やスポーツなどで肩を酷使した場合と加齢による場合がありますが、どちらも何らかの衝撃が肩に加わることで損傷します。重い物を持ちあげたり・転倒して手をついたり・肩をぶつけるなどがよくあるケースです。また、投球肩による損傷が起こることもあります。            症状は、腕を上げる時に痛みが生じ、肩が上がらなかったり・手を伸ばして物を持つことができなくなり、夜間痛があるのも特徴的です。              レントゲンには腱板の損傷は写らないため、問診・身体所見・検査などを踏まえて診察します。

「腱板損傷野球」の画像検索結果

 

 

何か身体についてご不明な点がございましたら、ご相談下さい!

「サッカー 怪我」の画像検索結果

 

※お問い合わせ・ご予約はこちらから

・☎ 029-357-7601

以上、平元でした!

肩上部の痛みに対しての検査法

 

今回は、肩上部の痛みに対して、ここが悪いと特定しやすい検査法について書いていきたいと思います。

 

肩甲帯正常自動関節可動域
屈曲(前) 20°
伸展(後) 20°
挙上 20°
引下げ 10°

 

〇アレン テスト(Allen Test)

検査法:一側の腕を横に水平に上げ、肘を90°屈曲。
橈骨動脈の拍動を触診、次に首を反対方向に回旋する。
理論的根拠:橈骨動脈の脈拍減弱か消失
→斜角筋群による鎖骨下動脈の圧迫を示唆する。

頚腕症候群、胸郭出口症候群の可能性あり。

「アレンテスト」の画像検索結果

 

〇アドソン テスト(Adoson’s Test)

検査法:座位.。橈骨動脈の脈を取りながら、両手背を膝の上におき、
深呼吸で息を止め、首を過伸展し患側に回旋。
理論的根拠:橈骨動脈の脈拍減弱か消失
→斜角筋群や鎖骨下筋などによる鎖骨下動脈の圧迫を示唆する。

胸郭出口症候群の可能性あり。

「アドソンテスト」の画像検索結果

〇ライトテスト(Wright’s Test)

検査法:座位。橈骨動脈を触診しながら肩関節過外転させた時の脈拍の変化と再現性をみる。                                  理論的根拠:橈骨動脈の脈拍減弱か消失                           →小胸筋か鳥口突起に付く筋の腋窩動脈の圧迫を示唆する。

胸郭出口症候群の可能性あり。

「ライトテスト」の画像検索結果

〇三分間挙上負荷テスト(Roos Test)

検査法:座位。両肩90°外転、肘は90°屈曲。この肢位を保ちながら手を握ったり開いたりの動作を三分間繰り返す。
理論的根拠:健常者であれば続行が可能。早期に上肢の疲労や疼痛が誘発される場合や三分間耐えられない場合は、斜角筋群による鎖骨下動脈の圧迫を示唆する。

胸郭出口症候群の可能性あり。

「ルーステスト」の画像検索結果

 

 

何か肩上部についてや身体についてご不明な点がございましたら、ご相談下さい!

「肩の痛み サッカー」の画像検索結果

 

※お問い合わせ・ご予約はこちらから

・☎ 029-357-7601

以上、平元でした。

頚の痛みに対しての検査法

 

今回は、頚(くび)の痛みに対して、ここが悪いと特定しやすい検査法について書いていきたいと思います。

 頚関節

頚椎正常自動関節可動域

屈曲(前屈) 60°
伸展(後屈) 50°
側屈(左右) 50°
回旋(左右) 70°

〇スパーリングテスト(Spurling’s Test)

検査法:座位 頚を回旋そのまま後屈(両側)                   理論的根拠:屈側痛・神経根、小関節面の異常・挫傷をあらわす。「スパーリングテスト 頚」の画像検索結果

 

〇椎間孔圧迫テスト(Foraminal Compression Test)

検査法:座位 頭部を上から押しながら正面・左右回旋             理論的根拠:椎間孔が閉鎖され放散痛がある場合、神経根が圧迫されていることを意味する。

「椎間孔圧迫テスト 頚」の画像検索結果

 

〇ジャクソンテスト(Jackson Compression Test)

検査法:座位 頭部側屈 両手で垂直に圧迫負荷(両側)              理論的根拠:側屈に圧迫を加えることで椎間孔が閉鎖、神経根が圧迫されている場合放散痛を引き起こす。「ジャクソンテスト 頚」の画像検索結果

 

〇肩引き下げテスト(Shoulder Depression Test)

検査法:座位 片方の手で肩を押し下げ、もう片方の手で側屈し頚部を伸ばす。  理論的根拠:検査側の痛みは、神経・血管束に圧迫があることを示唆する。    筋・筋膜の拘縮、硬膜の癒着も考えられる。「肩引き下げテスト 頚」の画像検索結果

 

〇伸延テスト(Distraction Test)

検査法:座位 両手で頭部を軽く持ち上げ、頚部にかかる重量を除く。      理論的根拠:                                痛みがでる場合→筋・筋膜の短縮による伸張痛                 痛みがなくなる場合→椎間孔圧迫 小関節包炎が考えられる

 

〇ジョージテスト(George’s Test)

検査法:左右の血圧測定、左右橈骨動脈(手首の動脈)の蝕知する。       理論的根拠:左右の収縮期血圧(最高血圧)に10mmHg以上の差がある場合→鎖骨下動脈の狭窄、閉塞を示唆する。

 

〇バレ・リィウー徴候(Bsrr’e-Leiou Sign)

 検査法:右または左に顔を向ける、頭を動かすよう指示             理論的根拠:回旋は椎骨動脈の圧迫をもたらす。                目が回る、ふらふらする、目がかすむ、吐き気、眼振など→椎骨動脈症候群を示唆する。

 

何か頚についてや身体についてご不明な点がございましたら、ご相談下さい!「サッカー首のケガ 」の画像検索結果

 

※お問い合わせ・ご予約はこちらから

・☎ 029-357-7601

以上、平元でした!

足関節捻挫への対処と再発防止

足関節捻挫の症状

◎捻挫とは、骨と骨を繋ぐ関節を支える靭帯が損傷する怪我のことを言います。

足関節(足首)捻挫は整形外科的スポーツ外傷の中で最も多いと言われています。 足関節捻挫の大部分は、着地をした瞬間や切り返し動作などで足をついた瞬間、時には歩行時や走行時で足をついた瞬間などに、足を内側に捻って捻挫をする内反捻挫(ないはんねんざ)です。

足関節内反捻挫

内反捻挫は足首を内側に捻って生じるため、足関節の外側の組織を引っ張る力が生じます。

 

足関節の外側を支える靭帯のうち、内反捻挫で最も捻挫する靭帯は前距腓靭帯(ぜんきょひじんたい)という、外くるぶしの前部分の関節を支える靭帯です。内反捻挫では、この前距腓靭帯部分に損傷が起こるため、外くるぶしの前部分が腫れ、痛みが生じます。また、足を下に曲げたり内側に捻ったりすると、この部分に痛みが生じます。損傷がひどい場合は足関節の外側や前部分、もしくは全体が大きく腫れてしまうことがあります。

内反捻挫をすると、通常は外側の組織が損傷しますが、頻繁に足首の内側も痛くなることがあります。これは、足首を過度に内側に捻ることにより、内側にある靭帯などが挟まれたり、骨との値が衝突して痛みが生じることなどが考えられますが、通常は時間とともに痛みは消失します。

「サッカー 足関節捻挫」の画像検索結果

足関節内反捻挫の対処

足関節捻挫の対処法は第一はRICE処置です。

RICEとは                              「Rest(安静)」                          「Icing(冷却)」                      「Compression(圧迫)」                     「Elevation(挙上―心臓の位置よりも高く持ち上げておく)」          それぞれの頭文字をとったもので、患部の炎症や出血を防ぐための応急措置の事です。

プロのアスレティックトレーナーや医療スタッフがいる場合には、捻挫の程度の評価をしてもらい、判断を仰ぐことが重要です。

たかが捻挫だと思っていても、捻挫した時に靭帯が骨の付着部を引きはがしてしまう、剥離骨折などになっている場合もあります

ひどい内反捻挫をすると、前距腓靭帯などの足首の外側の靭帯が部分的または完全に切れてしまうことがあります。このような状態になった場合、腫れが引いて痛みが治まった後も、足首は構造上非常に不安定になり、感覚的にも不安定感を感じるようになり、同じように内反捻挫を繰り返してしまうことがあります。

このような、構造的にも感覚的にも足首が不安定である状態を          「慢性足関節不安定症」と呼びます。

「バスケ 足関節捻挫」の画像検索結果

◎内反捻挫の再発を防ぐには

 

慢性足関節不安定症による捻挫の再発を少しでも減らすためには、第一にしっかりとしたリハビリテーションやトレーニングを行うことが重要です。

当然、足首周りの筋肉を鍛えることが重要ですが、特に、足を外側に動かす筋肉、足首の外側にある筋肉を鍛えて機能を向上させる必要があります。         筋力を鍛えるだけでなく、足首周りの感覚を向上させるような運動を取り入れることも重要です。                                例えば片脚で行うバランス系のトレーニングを取り入れて、足首の反射や足部の感覚を高める運動も行う必要があります。

 

足関節の捻挫予防には、運動中の身体重心のコントロール能力を高めることも重要であると考えられます。質量が大きい体幹の位置や安定性を、動きの中で適切にコントロールできるようにするためのコアトレーニングを行うことも有用だと考えられます。

スポーツを行う前には準備運動を行いますが、この準備運動に足首周りの筋肉の反応や感覚を向上させる運動を取り入れるのも再受傷の可能性を減らすために重要です。

足首周りの筋肉を積極的に動かすと、足関節周りの感覚受容器の感度や筋肉の反応を高めることができます。                           例えば、チューブをつま先に引っ掛けて足を外側や内側に引っ張るような運動は、捻挫予防に効果的な準備運動です。

受傷後は足首の物理的サポートを必要に応じて行うことが重要です。そのツールとして足首のサポーターテーピングなどがあります。どちらも足首の物理的固定には効果がありますが、不安感が高い場合や、受傷の度合いが高い場合はテーピングと足首のサポーターの両方を行う場合もあります。中には、足首を何度も捻挫し、足首のサポーターやテーピングをしないと足首が不安定でプレーができないという人もいます。ただし、足首のサポーターには様々なサイズやタイプがありますので、適切なものを購入することが重要です。

何か身体についてご不明な点がございましたら、ご相談下さい!

※お問い合わせ・ご予約はこちらから

・☎ 029-357-7601

 

以上、平元でした!

スポーツ外傷とスポーツ障害について

 

こんにちは!                                今回は、スポーツを熱心に取り組むお子様も多いのでスポーツ外傷とスポーツ障害についてです。

 

スポーツにより身体へ過度な負担がかかるとスポーツ外傷やスポーツ障害を起こしやすくなります。関連画像

 

特に成長段階のお子様の骨はまだ弱く、骨ではない軟骨の部分があります。(骨端線)

この時期は先に骨が成長し、追いかけるように筋肉が成長します。

このように、骨と筋肉のバランスがまだ取れていない弱い部分に過度な負担をかけ、使いすぎると(オーバーユース)骨折、変形、分離などおこす原因となります。

成長期におけるスポーツで多い外傷は捻挫骨折です。

スポーツ障害ではオスグッド病・野球肘・腰椎分離症・椎間板ヘルニア・筋肉や腱の炎症など起こしやすいです。

ですが、                                  スポーツ障害は予防ができます!

将来、後遺症を残さないためにも                       成長期に合わせた、自分の体格にあったトレーニング、筋肉のストレッチを行うことが大切です!

 

※成長期にスポーツを行う上で注意すること                  ウォーミングアップ➡クールダウン➡成長期、体格に合った適度な練習➡痛みや違和感がある時はすぐに受診➡適切な治療・指導➡改善です!

成長期における運動器のしくみを知り、身体からのサインを見逃さない、放置しないことが大切です。

 

お子様のスポーツ外傷・スポーツ障害について、                お悩みがございましたらご相談下さい。

「サッカー」の画像検索結果

 

※お問い合わせ・ご予約はこちらから

・☎ 029-357-7601

以上、平元でした。

スポーツ外傷~大腿部損傷~

 

こんにちは。                                本日は、身体の中で最も大きい筋肉であり損傷しやすい筋肉、大腿四頭筋(太もも)についてです。

 

大腿四頭筋とは?

 

膝を伸ばすときに働く筋肉の総称です。

 

大腿直筋・中間広筋・外側広筋・内側広筋の4つの筋肉から構成されています。

この筋肉は主にジャンプの動作、飛ぶ・着地するときなど膝を伸ばす役割を担っています。この4つの筋肉のうち、大腿直筋だけ股関節と膝関節の2つをまたがっていることから、スポーツ競技中に急激なストップとスタートを行う、ランニング動作を必要とするスポーツ時に障害が起こりやすいです。

 

例えば、テニス・サッカー・ラグビー・バスケットボール・バレーボールなど競技中や、各スポーツにおいてのトレーニングなど・・・

 

スポーツ障害は急に起こる場合と                       微小な障害が繰り返され起こる場合とがあります。

 

症状

○太ももの前側が痛い

○ジャンプすると痛い

○膝を曲げると痛い

○ボールを蹴ると痛い

○ウェイトトレーニング時に痛みがある

該当項目があるかたは、大腿四頭筋損傷の可能性があります。

 

大腿四頭筋損傷が起きたら?      ももかん

 

損傷が起きた初期は最も重要なRICE療法です!!

★R・・Rest=スポーツ活動

★I・・Ice=患部の冷却

★C・・Comprresion=患部の圧迫

★E・・Elevation=患部の挙上

 

その後 

 

治療法

○固定、物理療法で炎症を抑えます

その後は運動療法で筋肉の伸張性を高め、筋肉を柔軟にし、筋力強化を行います

 

スポーツを行っている人は長期の安静が難しいため治癒過程で損傷を繰り返すことが多いため、再発予防が重要です!

スポーツ障害は慢性的になりやすいです。根気よく治療を継続しましょう

 

※ストレッチの痛みから重症度がわかります。                 自分の状態、程度を知ることも大切です!!参考にしてみて下さい(人にチェックをしてもらいましょう)

 

※お問い合わせ・ご予約はこちらから

・☎ 029-357-7601

以上、平元でした。

スポーツ外傷~ハムストリング損傷~

 

こんにちは、先日のサッカー日本代表戦は観ていただけましたか?        なんとか勝てて良かったな~っという試合内容でしたね。

 

今回はそんなサッカーで、多い怪我の一つ                   太ももの裏側、ハムストリング損傷についてです!

 

太ももの後ろにはハムストリングと呼ばれている筋肉があります。

この筋肉は大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋から構成されています。

骨盤の坐骨結節から始まり膝下の脛骨におよびます。              主に股関節を伸ばす、膝を曲げる動作の大事な役割を担っています。

このハムストリングと大腿四頭筋の筋肉のバランスが悪いとハムストリングの損傷を起こすことがあります。ダッシュなど急激に筋肉を伸ばす動作や膝を伸展する動作などスポーツ中に肉離れを起こしやすいです。

 

例えば・・サッカー、スキー、スケート、ランニングなど

 

症状

○太ももの後ろ側が痛い

○ダッシュをすると痛い

○歩くだけでも痛い

上記の症状がある場合はハムストリング損傷の可能性が考えられます。

 

ハムストリング損傷を起こしたら?

「内田篤人 肉離れ」の画像検索結果

 

損傷が起きた初期は最も重要なRICE療法です

○R・・Rest=スポーツ活動の停止

○I・・Ice=患部の冷却

○C・・Compression=患部の圧迫

○E・・Elevation=患部の挙上

 

その後

 

治療法

○固定、物理療法で炎症を抑えます

○その後は運動療法で筋肉の伸張性を高め、筋肉を柔軟にし、筋力強化を行います

 

スポーツを行っている人は長期間の安静が難しいため治癒過程で再度損傷を繰り返すことが多いため、再発予防が重要です。

スポーツ障害は慢性的になりやすいので根気よく治療を継続しましょう!

 

※ストレッチの痛みから重症度がわかります。自分の状態、程度を知る事も大切ですのでハムストリング(後ろ側)の重症度チェックを参考にしてみて下さい!!  (人にしてもらいましょう)

 

※お問い合わせ・ご予約はこちらから

・☎ 029-357-7601

以上、平元でした。

AFC アジアカップ UAE 2019

 

AFCアジアカップ2019 UAE

本日、初戦のトルクメニスタン戦です。SAMURAI BLUE(日本代表)は1月7日(月) アブダビ市内で前日に引き続いて非公開で戦術練習を行い、公開された冒頭15分ではジョギングや体幹強化でウォーミングアップ。2グループに分かれてのボール回しでは、FW大迫勇也選手やDF吉田麻也選手、MF堂安律選手らフィールドプレーヤーが狭いエリアで体を動かし、一方、GK 3選手は近距離からのボールをキャッチする動きを繰り返しました。その後は非公開で戦術の確認を入念に行いました。

チーム23人が揃っての練習で、MF柴崎岳選手は、森保一監督体制発足時からの積み上げを指摘して「9月から継続的に戦術の落とし込みをやっている。成熟度も選手の意識づけもできているのでは」と語り、「僕のところから攻撃をスタートさせて、いい形でフィニッシュまでつなげることができれば」と話していました。

すいませんここまでニュースみたいになってしまい。              僕の注目選手は、緊急招集された乾貴士選手です。みなさま20時からなので観て下さい。

以上 平元でした。

 

SAMURAI BLUE、2日連続の非公開練習で戦術を確認~AFCアジアカップUAE2019(1/5~2/1)~