かなり推敲したのに誤字があるとへこむ。orz
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短編のつもりでしたが、全然話が進まないし、長くなりそうなので連載にしました。
とりあえず完結できるように頑張ります。
《opacity:90》《opacity:10》《/opacity》《/opacity》モモンガたちが村に足を踏み入れた時にはすでに村のそこかしこには村人と兵士の死体が散乱しており、生きているものは村人と兵士で分けられて、兵士はセバスとプレアデスによって拘束されている。
しかしデスナイトが降伏した兵士を殺そうと暴れているのでセバスがそれを止めているところだった。
どうやらアインズの命令に忠実らしく兵士を全員殺すまでは止まる様子がない。
「デスナイトたちよ、そこまでだ」
そう発言したアインズの顔には泣いている様な笑っている様ななんとも言えないお面がつけられている。
アインズが命令するとデスナイト達はピタっと行動を停止した。
「我が名はアインズ・ウール・ゴウン。この執事とメイドたちは私の手のものである。骸骨の騎士も私の使い魔で君たちの味方だ。旅をしているところこの村が襲われていたのが見えたのでね、助けに来たのものだ。さて、君たちはもう安全だ、安心してほしい」
だがいまだに動揺している村人をみて
「だが、タダというわけにはいかないそれなりの対価をいただきたい。」
そこで初めて自分たちの命が助かったことが分かったのか、村人たちはほっとした顔で生き残ったことを喜び始めた。
「セバスよ生き残った兵士たちは情報を収集するのでナザリックに連行せよ」
「は!!」
「プレアデスたちは村人の手伝いをしてやれ。じきにルプスレギナが先ほどの少女を保護して現れる、怪我をしているものがいたら手当をしてやれ。アルベドは私の傍に控えるがよい」
そうしてこの村の村長と会談すべく村長を探し、彼の家で対価として情報を欲していることを伝えた。
村長には、俺は僻地で研究していた、世情に疎い
今アインズがつけているお面はクリスマスに一定時間ログインしていると手に入る通称“嫉妬マスク”と呼ばれるある意味呪われたシングルベル専用装備である。そんな怪しいものを付けた人物の発言を、疑いもせずに信用することから、この世界の
とにかく貴重な情報が入手できた。
まずユグドラシルで使用していた金貨が流通していないことからやはりこの世界はユグドラシルとは別の世界であり、ユグドラシルⅡでもないということが判明した。
しかし金事態はあるので金としての価値はあるし、この世界でも金は希少金属らしいことから、元居た世界とそこまで差異のない世界だと推定できる。
そして周辺国家に関してだが、ここカルネ村とナザリックがある一帯はリエスティーゼ王国という国の領土であること。また南北にまたがって存在する山脈の東側にはバハルス帝国が存在していてリエ2つの国は仲が悪く毎年国境付近にある城塞都市エ・ランテル近くの平野で毎年のように戦争をしているらしい。そして両国と国境を挟んで南方にもう一つスレイン法国という国が存在するらしい。
兵士たちが身に着けていた武具にはバハルス帝国の紋章が刻んであったことからバハルス帝国の仕業だと村長は考えているようだが・・・。リエスティーゼ王国とバハルス帝国の反目を狙ったスレイン法国の工作であろうとも考えられる。
ナザリックに送った兵士から情報が引き出せればよいが。
またこの村から一番近い都市はエ・ランテルであり冒険者という職業もあることが判明した。
そんな話を村長としていたら、今回の襲撃で亡くなったものたちの埋葬の準備が整ったとのことで、合同葬儀に向かうように村長を促し自分もついていく。
どうやら村人には死者を蘇生するという選択肢がないらしく、この世界には蘇生魔法が存在しないのか、蘇生魔法を利用するほどのお金がないのかと考えていた。
セバスがこちらを見ているが流石に死者を蘇生までしようとは考えていなし、蘇生魔法がこの世界に存在しない場合面倒なことになるのは目に見えているので首を横に振ることで否定する。
合同葬儀が終わり、村での事後処理を手伝っていたら夕暮れになっていた。
目的も果たしたしそろそろナザリックに撤収しようと考えていた。
しかしプレアデスのリーダーであるセバスと副リーダーであるユリ・アルファ“眼鏡をかけ知的な風貌に黒の髪の毛を頭の上でお団子にした整った顔の美人メイドで
「人間が嫌いかお前達」
「脆弱な生き物、下等生物、虫のように踏みつぶしたらどれだけきれいになるかと」
元人間の俺としては複雑な心境だが、どうやら種族がオーバーロードになったせいか考え方まで引っ張られて人間にそこまで愛着を感じられないのも事実だった。
しかし、セバスとユリも異種族であるにもかかわらず人間にも丁寧に接しているし、実際悪いようには思っていないようだ。
どうやら種族の違いではなくカルマ値が大きく影響しているようだ。
セバスとユリはナザリックでも数少ないカルマ値が中立より上の善よりである。
元人間の俺でさえ人間に愛着を感じないのは種族が変わったのもそうだがカルマ値が最悪の500だからというのも影響しているのではないかと推測する。
もしそうなら、ナザリックに属する者のカルマ値はほとんど悪よりなので人間に対して敵対的な行動をとることが考えられる。
人間種を嫌悪するだけならいいが、侮ったり、敵対的行動をするのは今後の活動的にもマイナスになるので一度どこかでくぎを刺さなければいけないかもしれない。
「だがここでは冷静に優しくふるまえ、演技というのは重要だぞ」
そうして村長に帰る事を伝えようと村長の家に向かっているところで、村人と村長が困った顔で話しているのが目に入った。
「どうかされましたか。」
「アインズ様。どうやらこの村に騎士風の者が近づいている様なのです。」
また厄介ごとかと心の中で思ったが乗りかかった船、最後まで面倒を見る覚悟を決め。
「わかりました、村長は生き残った村人たちを村長の家に集めてください。村長は私たちと一緒に広場に。」
「は、はい」
助けてもらえるのかと村人たちは顔を綻ばせて安心し迅速に行動を始めた。
プレアデス達とアルベドに村長を加えて広場で待っていると、馬に乗った集団がこちらに近づいてくる。
「私のリエスティーゼ王国王国戦士長ガゼフ・ストロノーフ。」
「王国戦士長!?」
どうやら近隣を荒らし回っているバハルス帝国の騎士たちを討伐するために王国から派遣されたらしい。
まあ大分来るのが遅かったがね。
「村長、この者たちは一体誰なんだ。教えてもらいたい。」
「それは・・・」
「それには及びません、王国戦士長殿。私はアインズ・ウール・ゴウン。この村が襲われているのが見えましたので助けに来た
そういうと王国戦士長は馬から降りて感謝の言葉を伝えてきた。
「この村を救っていただき感謝の言葉もない」
このガゼフという男の態度には驚いた。
重要な役職に就くものは自然と人を見下した態度をとるものが多いが、彼はキチンと馬から降りて感謝をしてきたからだ。
それだけで彼の好感度が上がるというもの。
「戦士長、周囲に複数の人影。村を囲むような形で接近しつつあります。」
兵士の一人がそう報告した。
周囲を確認したところ等間隔で村を囲み我々を逃がすつもりがないようだ。
先ほどの兵士と違い彼らの装備が
どうやら彼らの狙いは王国戦士長のようであり、スレイン法国がバハルス帝国を装って行動していたようだ。
今回この村はそのとばっちりで襲われたようだ。
「ゴウン殿良ければ雇われないか。報酬は望まれる額を約束しよう。」
「お断りする。」
「そうか。」
そう言ってあっさり引き下がり改めてお礼を言ってきた姿を見て好感度がさらに上がった。
そして改めて村を守護することを約束すると、晴れやかな顔をして敵に向かって出陣していった。
出陣前に戦士長には位置を入れ替えるアイテムを渡したのでこちらの手に負える範囲なら命ぐらいは助けてやろうと考えていた。
戦士長たちが馬に乗って出ていく姿を見て焦る村長だが、村のために敵と戦いに向かったことを伝えて、この間に避難するように村長に伝える。
どうやら王国戦士長は周辺国家最強と言われるほどの強者であり、相手もスレイン法国という国特殊工作員であるらしい。
彼らの戦闘を解析できればこの世界のレベルが図れると思い、戦闘を除いていたが正直拍子抜けした。
周辺国家最強の戦士長の戦闘も脅威を感じるところはなく、せいぜいユグドラシルのレベルに直すと30台ほどとアルベドとセバスは推測する。
また特殊工作員の
戦闘を眺めているとそろそろ王国戦士長にとどめが刺されそうになるので、危険がないことも確認したので位置を入れ替えた。
俺はアルベドのみを連れて戦場にとび、セバスとプレアデスたちは村人の守護に回した。
彼らは突然王国戦士長たちが消えて、現れた我々に驚いていたようだが丁寧に名を名乗った。
「初めましてスレイン法国の皆さん。私の名前はアインズ・ウール・ゴウン。」
名乗った後、敵に降伏を促したが高圧的に接してきたので交渉は決裂したと感じた俺は敵のせん滅を決める。
隊長らしき人間が自分たちで召喚したモンスター“アークフレイム・エンジェル”に命令して攻撃してきた。
彼らの攻撃ごときではパッシブスキルである上位物理無効Ⅳで、レベル60以下の攻撃はすべて無効できるので棒立ちしていたら、アルベドが俺の前に躍り出てきてすべての攻撃をはじいて、攻撃してきた敵を殲滅した。
アルベドもレベル100でありあの程度のことで傷を負うことがないことは理解していたが、大事な娘が攻撃を受けたことでかなり頭にきた。
「お前達、私の大事な娘に牙向くとはいい度胸だ!ただでは殺さんぞ!!」
私から発せられた怒気により敵は怯んだが、アルベドは様子がおかしい。
「大事な・・娘。それは愛しているということ?でも娘って・・・」
様子がおかしいアルベドはとりあえず放置して、この痴れ者どもにこの世に生まれたことを後悔するほどの苦痛をどうやって与えてやろうかと考えた俺はとりあえず拘束することに決めた。
「
麻痺を使用したら初歩的な魔法であるにも関わらず誰も抵抗できずにあっさり魔法が通ったことに驚きつつも、このゴミどもをどうしようか考えていた。
とりあえずこいつらは悪魔であるデミウルゴス達のストレス解消の道具として引き渡すとしよう。
パンドラズアクターに連絡を取り彼らをデミウルゴスに引き渡し情報を引き出した後はあらん限りの苦痛を与えるように指示する。
この世界での初の戦闘を経験して、ユグドラシルのチュートリアルよりレベルの低い戦闘に拍子抜けしていたら日が暮れたことに気が付いた。
空を見上げるときれいな夜空が見え近くで見ようとフライで飛び上がろうとした。
「モ、アインズ様。私は空を飛ぶことができません。一人で行かれますと困ります。」
「そうか、困ったな今は飛行のアイテムを持っていないし」
そう言ってアインズはアルベドの背中と膝の裏に手を差し込んで抱き上げた。
いわゆるお姫様抱っこである。
お姫様抱っこをされたアルベドは顔を真っ赤にしてうつむいてブツブツ何か小さい声で呟いているがよく聞こえない。
「モモンガ様が私をお姫様抱っこ・モモンガ様がお姫様抱っこ・モモンガ様がお姫様抱っこ・モモンガ様がお姫様抱っこ・モモンガ様がお姫様抱っこ・モモンガ様がお姫様抱っこ・モモンガ様がお姫様抱っこ」
フライで上空にある雲を突き抜けると、そこにはつかめそうなほどキラキラ輝く空に輝く満天の星空、圧倒されるほどの巨大で黄色く黄金に輝く満月があった。
リアルにはない自然だけではなく、人口ではない天然の明かりで照らされる大地を見ていると、この光景が現実のものとは思えないほど圧倒される。
「宝石箱の中をのぞいているようだ」
「この世界が輝いているのは、アインズ様の身を飾るための宝石を宿しているからかと」
そういわれて、普段なら恥ずかしくて悶絶するであろうアインズであるが、夜空のあまりの美しさでテンションが上がりすぎて本来の中二病が起き上がってきた。
「ふ、そうかもしれないな。私がこの地に来たのは誰も手にしたことのないこの宝石箱を手に入れるためなのかもしれないな。」
「お望みとあればナザリック全軍をあげて手に入れて御覧に入れます。」
「ふふふ、この世界にどのような強者がいるかもわからないのにか。それでも世界征服なんて面白いかもしれないな」
先ほどの戦闘で調子に乗るアインズ。
この時の会話を思い出して悶絶するのはちょっと先の話。
戦闘シーン難しすぎ。
そして、書いて消して、何回も直したけどいまだに納得いかない。
もしかしたら納得いくように直すかもしれません。
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