弘前市教育委員会は22日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け25日まで設定していた市立小中学校全50校の臨時休校期間について、1週間延長し11月1日までにすると発表した。今回の延長期間では27日以降、各校の実情に合わせ最大4日の出校日(給食なし)を設けることができる。各小中学校、保護者にも22日、通知した。
 小中学校は19日から臨時休校となっているが、依然として2次、3次感染や、市中感染のリスクが続いていることなどから延長を決めた。
 学力保障の観点から4日以内の出校を可能としており、学校や地域の状況などを踏まえつつ、分散登校などで工夫して行う。教育活動再開後は指導計画の見直しも検討する。11月2日以降の対応は、29日に通知する。
 また、教育実習については今回の臨時休校以降、行わないことも決めた。