県内できのう新たに男女45人感染

県内では17日、新たに男女45人に新型コロナウイルス感染が確認されました。18日も、これまでに32人の感染が確認されています。

県によりますと、17日確認された感染者のうち、東松山市の10歳未満から30代の外国籍の家族4人と、鴻巣市の40代の女性はすでに陽性が判明している東松山市の外国籍の家族らと接触がありました。

この外国人コミュニティーに関連した感染はほかに4人が判明していて、これまでに合わせて15人となっています。

また、さいたま市が17日発表した陽性者14人のうち9人はクラスターが発生している大宮南銀座商店街=通称「南銀」のキャバクラ店「NightCafeLeger」の従業員でした。

この店の関係者の感染は合わせて19人となりました。

このほか、県内の高齢者施設に勤務する30代と50代の女性に感染が確認されていて、県は施設での濃厚接触者の確認などを進めています。

公立高校の魅力PR 県立浦和高校で講演会

成長期の小学生を育てる保護者を対象に、公立高校の魅力をアピールする講演会が県立浦和高校で開かれました。

講師には、関東地方などで学習塾を展開し、公立高校の教育に詳しい花まる学習会の高濱正伸代表が招かれました。

感染対策のため会場となる体育館の定員を350人までに制限し、講演会の様子をインターネットでも同時配信しました。

講演のテーマは「公立高校で骨太に育てる」。高濱さんは、新型コロナウイルスで急速に変化した社会に触れ、「環境も大きく変わり子育ての指針を見失いがちになってしまう。しっかりした『基盤』を持ち子育てに励んでほしい」と話しました。

そのうえで、「子どもたちに『これだ!』という強みを伸ばしてあげられるような教育を考えてほしい」と強調しました。

このあと、学校のカラーが明確な私立の中高一貫校、地元の人脈が強く、大学受験だけを見据えていない公立高校、それぞれの特徴を紹介していました。

高濱さん自身の経験談や教え子たちの成長の話を聞いた保護者たちは、メモを取るなどしてコロナ禍での進学に役立てようと熱心に聞き入っていました。

12月オープン イオンふるさとの森づくり植樹祭

ことし12月にグランドオープンするイオンモール上尾では、地元の住民などが施設の敷地内に樹木の苗を植える催しが行われました。

18日は、上尾市の畠山稔市長とイオンリテールの井出武美代表取締役社長、それに、近くに住む家族連れなどおよそ200人が参加し、駐車場の外周およそ200メートルに植樹しました。

イオンは、新たにオープンする店舗が地域のコミュニティの場になるよう、1991年から新しい店舗の敷地内に植樹する「イオンふるさとの森づくり」を進めています。

今回、植えられたのはヒサカキやスダジイ、タブノキといった22種類の苗1000本です。

参加した人たちは、これから苗がすくすくと育ち大きな木に成長することを願いながら、優しく土をかけていました。

県内初出店の22店舗を含むおよそ120店の専門店が入るイオンモール上尾は、12月4日にグランドオープンします。