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駿台国際に一言いいたい  
作者:とある若者

※このエッセーは特定の個人や法人の名誉を棄損したり侮辱したりする内容ではありません。あたりまえですが。ただ私の受験生としての経験を書いているだけです。っていうか、訴えて仮に民事で勝っても払う金ないので無駄ですよ。わたしは帰国子女学生の利益のため、そして公益のためにこれを書いています。まあ、信じるか信じないかは読み手であるあなたの自由ですが。あと、このエッセーで実名はだしません。だれの実名も。


現在私は某国立大学に通っています。

まあ、有名な大学です。

早慶以上です。

学部は言いません。

校名も出しません。

年齢も言いません。

性別も言いません。

身元特定されるのがいやなので。


私は帰国子女であり、滞在国から帰国し、駿台国際に一年弱通い、某国立大学の某学部に入りました。


帰国子女用の塾に通ってよかったと思います。

小論文の書き方とか学べたので。


ですが、駿台国際についてひとこと言わせてください。


教育内容があまりにも偏っています。

左に。


わたしは「ネトウヨ」ではありません。

中道です。


けど中道の目線から見ても、明らかに駿台国際の教育は偏っていると思います。

これは果たして生徒にとって健全なのでしょうか?

「教育」と呼べるのか疑問な授業もあります。 (どれとは言わないけど)

「洗脳」だと訴える人もいるでしょう。


大学に入ってみた結論:ちかごろの大学教授はそんなに左翼じゃありません。

リベラルかもしれませんが、「左翼」の教授はむしろ珍しいです。

経済学部にはほとんどマルクス経済学の専門家はいません。

国際関係の教授なんてむしろ右翼です。ミリタリーに詳しいですし。彼らは一種の「ミリオタ」ですね。

唯一、憲法の教授とか社会学の教授は左翼だと思います。あたりまえですが。

理系の人たちはそもそも右翼だの左翼だのに無関心な人がほとんどだと思います。そういう学問じゃないので、理系は。


ですので、かえって駿台国際で教えられていることをうのみにすると、たとえば国際関係の教授に面接であたったとき、すごく不利になると思います。

たとえば、私は「日本が軍隊を保有すべきだ」と国立大学の面接で主張し落とされた人をしっていますが、同時に、とある大学の面接で「自衛隊は違憲だ」と明確に言って、国際関係の教授を面接で怒らせて不合格になってしまった受験生を知っています。っていうか、それは私です。(笑) 

私は自衛隊は違憲だとは思っていません、もちろん軍国主義者の「ネトウヨ」でもありません。

一般的な、中立的な日本人です。


けど、駿台国際の教育をうけて、面接とかで自衛隊は違憲だとはっきり言った方がいいのかと思い込んでしまいました。そのせいで落ちました。


駿台国際の一部の授業は、アベがどうとか、ネトウヨがどうとか、ファシストがどうとか、そういうことばっかやる授業があります。

しょうじき、うっとうしいし、若者の精神的な健康にもよくありません。

わたしはとても嫌ですし、不快になりました。

安倍政権を批判するのはべつにいいのですが、もっと綺麗なことばでやってほしいです、批判するなら。言葉遣いってものがあるんじゃないですかね? 批判するにしても。少なくとも、うちの国立大学にはそういった教育をする教授はいませんね。権力者を批判するときも。

べつにわたしは安倍が大好きとか、大嫌いとか、そういう人じゃありません、中立です。

大学に受かりたいだけの受験生です。なのにあっちはしきりに洗脳しようとしてくる。

不快です。

なんのために高い学費払っていると思ってんだ!

繰り返しますが、こっちは受験勉強をしにきてるんです。

べつに、安倍とか自民党を批判する授業をやめろとか言ってるわけじゃありません。

けど程度っていうものがあるし、イライラをぶちまけるような内容の授業はやめてほしいです。

洗脳教育やるんならよそでやれ

そんなもののためにわたしたちの親はお金を出しているのではありません。

そのことをちゃんとわかっているのですかね?


帰国子女は、滞在国でたくさん苦労をして、差別をされたりもして、とにかくいろんな体験をして疲れ切っています。

とくになんらかのバカロレア資格をとったばかりの生徒はそうですね。疲れた状態で駿台に来ます。

なのにそこでの授業内容がこんなんじゃ、ほんと鬱になってやんじゃいますよ。


代ゼミがどうなのかは知りませんが。


とにかく、もうちょっと「生徒のための授業」をしてほしいです。


あっ、あと英語の先生にも一部問題がある人もいると思います。

性格に。

だれとはいいません。性別もいいませんが。

能力は一流ですが。

けど、入塾して一週間くらいのときに、おもいっきり怒鳴られました。

理由は「質問をしすぎていて授業を妨害しているから」


めちゃくちゃな理由ですよね。


生徒が先生に質問をするのがいけないんですか?


はっ?


意味わかりませんよね。


ほんとうにひどいいいがかりでした。


泣きたくなりましたね。


とんでもない理由ですね。


パワハラですよね、これ。

報告するべきだったんだと思ったんですけど、わたしも帰国したばかりだったので、ちょっと精神状態がそれどころじゃありませんでした。

その先生のことはいまでも嫌いです。くたばれ


また、小論文の先生にも、現代文の先生にも、怒鳴る先生がいました。

これはわたしにではなくクラス全体にでした。

でもとても怖かったです。

わたしは海外で育ったので、そういうのは余計驚きました、そして恐怖しました。

ぜんぜんリベラルじゃないですね。

もちろん怒鳴らない先生もいますけど。

けど、子供にイライラをぶつけるって、最低ですね。

まともな大人がやることじゃありません。

わたしは家でも父親が昭和的で乱暴なので、塾でもそういう先生に教わるってなると、手が震えだしてしまいます。

怖いです。

昭和の軍隊みたいです。

海外じゃありえませんよ。日本の悪いところですね。


この塾、意外と多様性を認めてくれないんですよね。

通っている帰国生も短期滞在型が多くて、ほとんど普通の日本人と変わらない。

長期滞在型の帰国子女、つまり本当の帰国子女の中には、駿台国際をいずらいと感じている人が何人かいましたね。あまりにも「日本的」です。もちろん悪い意味で。


とにかく、わたしは駿台国際に通って、精神的にけっこう苦しくなってしまいました。

あんまり健全な学習環境で学習できなかったような気がします。

塾の講師があんなにも左に偏っていたので、大学教授もそうなのかと思いきや、大学の教授はもっと寛容ですね。リベラルです。生徒の考えを重んじてくれる人ばかりです、たとえ自分の思想とは違えど。そのことに感銘を受けました。


駿台国際で習ったことのおかげで合格に近づけたのは事実です。


けど、わたしはもともと現地の学校での点数がとてもいいですし、英語も駿台の中でトップクラスだったので、「駿台である必要があったか」と聞かれたら疑問です。toeflも「一切勉強しないで」110点以上をすぐにたたき出しました。まあ、ようはもともと頭がかなりいいわけです。自分でいうのも変ですけど。だから駿台でも代ゼミでもかわらなかった「かも」しれません。わかりません。パラレルワールドに行かないとわかりませんね。けど、たぶん変わらなかったと思います。


とにかく、後輩たちのためにも、もうちょっと駿台国際が、なんていうか多様性を認める、安全な教室になってほしいです。あと、一部の授業があまりにも偏っていると思うので、そこをどうにかしてほしいですね。

我々生徒は受験勉強と入試対策のために来校しているのであって、だれかの政治思想を永遠と聞かされるためにお金を払って時間も犠牲にして来校しているわけじゃないので。それなのに落ちたら悲惨ですね 笑笑笑笑


あと、せんこーども。

怒鳴るのやめろ。

ダメ、ぜったい

ダメ

ダメだからね

特に教育現場では

塾では

軍隊じゃないんだからさあ!

もう昭和じゃないんだよ! 令和なんだよ!

このご時世に先生が生徒に怒鳴るなよ

マジで腹立つ

理不尽に生徒に怒鳴るな!

日本人って、右翼にも左翼にも怒鳴り散らす人いるからね。ほんといやだ。

わたしに言わせれば怒鳴る人は全員「ファシスト的」ですね。その人の思想に関係なく。


事務のひと、これ読んでるんならマジで頼みますよ


ああ……なんか嫌なことを思い出したせいで手が震えてきてしまいました……


以上   某有名国立大に通っている駿台国際卒の生徒でした~


※なお、代ゼミの帰国生向け塾はどんな感じなのか知らないので、わたしに聞かないでください。駿台国際よりも悪いかもしれないし、いいかもしれない。わかりません。そういうことは代ゼミに通ったことのある人にきいてください。

※在学中はいろいろ訴える余裕も精神力もなかったので、いまこうやった形で訴えてみることにしました。わたしはもう一度全部やり直せるのなら迷わず代ゼミに通います。すくなくともわたしが駿台で経験したのよりはマシなはず。わたし個人の意見かもしれませんが、やっぱり駿台国際はあまりにも左に偏ってるし、怒鳴る先生も複数いたし、毒吐く人もいるし、いやでした。とにかく、怒鳴る人がいる場所は嫌いです。偏った人も嫌いです。

※こういうエッセーは大事だと思います。弱い立場にいる人たち (生徒など) が強い立場にいる人たちに対してもつ唯一の抵抗手段のひとつなので

※べつに駿台国際を全否定しているわけではありません。評価もしています。でももちろん悪いところも複数あるっていうことです。このエッセーは単に私の体験談です。相性とかもあるので、帰国子女向けの塾を探す際は、複数みて、実績を比べて、それから決めるべきでしょう。

※学習塾を選ぶときはいろいろな人からの評価を聞き、総合的に判断してください。とくに帰国生は、受け入れてくれる塾の数に限りがあるので、慎重に選ばないといけません。そもそも2つ、3つくらいしか大手はないので。でも、最後は本人の実力と面接官との「思想的な相性」などの「運」なので、学習塾がやってくれることなんてぶっちゃけほとんどないんですよね。帰国入試は一般入試とちがってマジで運ゲーです。あと、滞在歴が長いほど不利になります。言語的な意味で。帰国生向けの塾は過去問や合格答案提供してくれることが唯一ありがたいかも (笑)

とにかく、帰国受験は運ゲーです。本当に上位国立に入りたいのなら、「そもそも海外になんかいくな」「海外に子供なんて連れて行くな」ってことですね。ほとんどの帰国生はどんなに頭がよくても早慶止まりです。上位国立に入れるかどうかは完全に運ゲーですね、頭どれだけいいとか、現地の成績がどれだけいいかとかではなく、小論文や面接で、どれだけ教授の「思想」と自分が合致しているかだけで合否が決まります。現地の成績なんて、日本の大学はまったく見てくれないので。日本の教授は井の中の蛙みたいに馬鹿で内向的な人ばかりだから。反多様性だから。みんな年々帰国生の合格者数を意味もなく減らしてるし。

※大学教授に対して右翼的な小論文を提出したらドン引きされますが、極左的な小論文を書いてもドン引きされますので注意を。

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