昨日のぞろ目
>無題Nameとしあき 20/10/23(金)01:26:03No.16138088+
>ぞろ目だったらユーノとエリオとトーマをトリプルギロチンコ！
ラスレス
>無題Nameとしあき 20/10/23(金)01:30:17No.16138100+
>ラスレスならギン姉の衣装がダイの大冒険のレオナ姫のコスプレになる

　「お前の正体は分かっている
　　以前俺が教導に行った部隊で好き勝手やってた問題児だ」
　『…………（ﾊﾞｼｭﾝ...）』
アツェレイの言葉にアナザーアツェレイはその姿を変えた
正しくは『アナザーアツェレイから本当の姿に戻った』のだ
そこに立っていたのは見覚えのある男の姿
以前アツェレイが教導した部隊にいた新人局員だった男である
訓練学校を出て部隊に配属されたものの
権力者の父親の名を盾に部隊で好き勝手に振舞っていた問題児
アツェレイより前に教導に赴いた教導官も部隊の部隊長も手を焼いていた人物だった
　「よく俺だと気づいたな」
　「お前がジムに送りつけた脅迫状からウラが取れた」
　「ほぉ？あれも俺だと分かっていたのか？」

エリオと恨みとおらおらと＜記憶の力＞

　「相当に殴り書きではあったが筆跡鑑定とジムに脅迫状を届けた時の周囲の監視カメラ
　　それらから割と簡単に判明はした、隠す気なかったみたいだしな」
ナカジマジムに送られてきた一通の脅迫状
アツェレイ個人に宛てられたそれを独自に調査した所問題児の存在に行き当たったのである
　「一応聞いておくが…何でこんな真似をした」
　「勿論お前への復讐の為だ」
　「復讐だと？」
　「あの教導の後俺は全てを失った
　　あれ以来親父は俺の言う事聞いてくれなくなったし
　　俺を取り巻いてた連中は一人もいなくなったんだ
　　今の俺は何をするにも自分でやらなければならなくなったんだぞ
　　全てはお前のせいだ！
　　お前がいなければ俺は今もあの部隊で好きにやれたはずだ！」
　「…………いやなんていうか
　　あまりにも予想通りの言い訳にちょっと頭が痛くなった」

アツェレイも心底呆れ顔で頭を押さえている
無理もないだろう
あまりにも自分勝手で自己中心的な理由で今回の犯行に及んだのだ
　「俺への復讐の為に皆から俺に関する記憶を奪ったのか」
　「勿論それもあるが最大の理由は力を得る為だ
　　アナザーアツェレイは他者からお前に関する記憶を奪う能力がある
　　そして記憶を奪えば奪うたびに俺は力を増していくのさ
　　お前は周囲から完全に忘れられた中で自分自身の能力で無様に死ぬ
　　それが俺の（ｺﾞｼｬｱ!）」
アツェレイの膝が問題児の顔面に容赦なく突き刺さった
ご丁寧に相手の鼻を的確に潰している
一瞬の静寂の後問題児は凄まじい激痛に襲われる事となった
　「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！？」
　「だいたい分かった、じゃあ俺がお前をぶっ飛ばせば済む話だな
　　とりあえず死なない程度に傷つけてからお前を逮捕する」

　「お、お前ぇ！いきなり攻撃なんて卑怯な真似しやがってぇ！」
　「お前が俺を卑怯呼ばわりする事自体が非常に遺憾なんだがな」
アツェレイは一切悪びれる様子もない
それはアツェレイの性格を実によく表している
味方に対してはツンデレっぽい甘さや優しさを見せる男でも
敵に対しては一切の容赦も情けもかけない男だった
　「ちぃぃぃ！（ｶﾁｯ!....ｱ･ﾂｪ･ﾚ･ｲ....）」
問題児が手の平サイズの大きな時計の様なものを取り出しスイッチを押す
するとその姿がアナザーアツェレイへと変化した
　「もう絶対許さねぇぞぉ！（ﾄﾞﾝｯ!）」
アナザーアツェレイが一気にアツェレイに迫る
その速さはアツェレイと同じライドインパルスを使った加速
　「うあぁぁぁ！（ﾄﾞｶﾞｧ!...ﾄﾞｶﾞｧ!...ﾄﾞｶﾞﾄﾞｶﾞﾄﾞｶﾞﾄﾞｶﾞ!）」
殴る、殴る、殴り続ける
アツェレイの顔面や腹部を何度も殴りそれでも尚その手は止まらない

何故かアツェレイはアナザーアツェレイの攻撃を食らい続けている
そして反撃する様子も見せない、ただのサンドバック状態だった
　「ヒャアハァ！（ﾄﾞｺﾞｫ!.........ｽﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｧﾝ!）」
合計で何回殴ったのか分からないくらいの連続攻撃
その最後はアツェレイのボディに蹴りを見舞った
アツェレイの身体ははるか後方にあった壁に盛大に吹き飛ばされてしまう
コンクリート製の壁を突き破り崩れた壁がアツェレイの真上から降り注ぐ
　「ハハハハハハ！無様だなアツェレイ！
　　今のお前は俺に手も足も出ずにただ無様に殺されるだけの存在だ！
　　だが簡単には殺さない！少しずつお前を絶望させ（ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ!）え？」
　（ｶﾞﾗｶﾞﾗ....ﾄﾞﾊﾞｧｧｧｧｧｧﾝ!）
積み上がっていた瓦礫が爆ぜた
その中から平然とした顔でアツェレイが立っていたのである
　「何だ……今の攻撃を受けて無事な訳がない！？」
アツェレイはゆっくりと瓦礫から出てくると表情を変えずに言い放った

　「…………この程度か？」
　「なにぃ！？」
　「他人から得た力でドヤ顔で放つ攻撃はこの程度かと聞いている（ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ...）」
アツェレイはそう言いながらジャケットに付着した埃や汚れを払っている
これにはアナザーアツェレイも動揺を隠せなかったのか声に焦りが出始めていた
　「そんなはずはない！俺の力は貴様を超えた！
　　その俺の攻撃を受けて無事でいられるはずが！」
　「まぁ痛みは普通に感じるからすげぇ痛ぇとは思っているさ
　　けどお前の攻撃はいくら食らっても俺を倒すに至らない
　　何故だか分かるか？」
　「知るかぁ！（ﾄﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞ!）」
今度こそ、と言うかの様に連打を繰り出す
アツェレイはその攻撃もただ食らい続けているが…今度は反撃を繰り出した
　「ッ！はぁ！（ｺﾞｯ!...）」
　「がはっ！？」

それはアナザーアツェレイのボディに突き刺さった一発の拳
アナザーアツェレイからの攻撃にカウンターで一撃を食らわせたのだ
　「な…なんだ……この威力（ﾌﾗｯ....）」
　「魂の入っていない攻撃なんて何発繰り出しても俺を倒せるわけがないだろう」
　「魂だと？」
　「今の一撃は俺の魂を込めた一撃だ」
　「馬鹿な！俺はお前を超えた力を手に入れたんだぞ！？
　　なのに何故お前の攻撃がここまでのダメージを出せる！」
　「お前言ったよな？『記憶を奪う事で自分は強くなる』と
　　お前が強くなった所で俺より強くなった事にはならないんだよ」
　「なに…？」
　「0の力が1になった所で10の力に勝てると思ったのか？
　　お前は最初から相手の力量を計れてなかったんだ」

NEXT：『アツェレイvsアナザーアツェレイ』

エリカ　　　　　「恒星間航行船エルドリッジは、民間の企業から軍に徴発されたのよ。
　　　　　　　　　目的は暴走の究明のため、多くの被害の果に封印されたデウスを、
　　　　　　　　　別な惑星へ輸送するため。　当時の被害の生き残り数百万と一緒にね」
イリヤ　　　　　「住人が……でも、この施設はどれも使われてないって…」
エリカ　　　　　「……住民を収容し、本来ならエルドリッジの船内に住むはずだった」
美遊　　　　　　「…何があったの？」
エリカ　　　　　「…実は暴走の原因って、どういう訳かゾハルに高位次元存在が入り込んだからなのよね。
　　　　　　　　　……分かるでしょ？　一度あることは、二度あったのよ」
フェイト　　　　「…暴走……」
エリカ　　　　　「輸送中再びその中身がデウスを利用してまた暴走したの。
　　　　　　　　　当時の乗組員達は、結果としてその中身を開放し暴走を止めた。　けど……」

エリカ　　　　　「結果、高位次元存在が帰還する際に発生した空間変動でエルドリッジは転移。
　　　　　　　　　ある惑星の衛星軌道へ…その際に、乗組員は全員死亡したみたいだね」

エリカ　　　　　「以上が、ラジエルやゾハルを解析したアルカヌス家の結論。
　　　　　　　　　高位次元存在あたりは、何で入り込んだのかは不明だけどね」
なのは　　　　　「別世界の地球から……ベルカに転移…」
エリカ　　　　　「当時のアルカヌス家は、移民の際に衛星軌道のエルドリッジを発見。
　　　　　　　　　…研究施設が優れてたから、資料も盛りだくさんで研究しやすかったそうよ」
クロ　　　　　　「そして、その家はゾハルとデウスの力を手に入れたのね」
エリカ　　　　　「その一部だけ、ね。　おおよそのシステムは理解し使えるようにはなった。
　　　　　　　　　けど別世界の超未来の地球のテクノロジーは、ベルカのそれを凌駕していたわ」
美々　　　　　　「科学が魔法を凌駕した…」
なのは　　　　　「ロストロギア…」
エリカ　　　　　「それで、この力を持ってすれば世界を…とも考えていたみたい。
　　　　　　　　　けど最終的に、彼らはデウスとゾハルの力を封じ…エルドリッジを隠した。
　　　　　　　　　破壊もできず、制御もできない。　暴走させればどうなるかもわからないから」

美遊　　　　　　「制御も出来ない、使用した場合のリスクも高い…」
エリカ　　　　　「まあ聡明だったんじゃないの？　事実アルカヌス家は、割と平和に過ごしてたし」
なのは　　　　　「けど、ベルカ戦争が起こった…」
エリカ　　　　　「………伝説というか…アルカヌス家に何かがあると睨んだ幾つかの家が、
　　　　　　　　　表向き協力を要請してね。　スパイも来るわで…デウスとゾハルの秘密もいつか露見する」
雀花　　　　　　「隠してるだけじゃ、いつかばれるわな」
大河　　　　　　「しかも戦争の兵器として使えそうとなったら、なおさらね」
エリカ　　　　　「当時の王家は、ゾハルの一部の能力を解禁した」
イリヤ　　　　　「絶対客観空間…」
エリカ　　　　　「無敵のシールドを使い、王家は自国を封印状態に置いた。
　　　　　　　　　その間に、エルドリッジを起動させ…戦争末期に星ごと転移した。

　　　　　　　　　問題は、今から二万年前の過去だったって事かしら」

士郎　　　　　　「（二万年前？！」
エリカ　　　　　「原因は不明…けど、エルドリッジは元の時間線から二万年遡った。
　　　　　　　　　自分たちの星と共にね」
ルヴィア　　　　「（だから計測で、船が何時作られたというのが二万年前……自分たちの星？」
エリカ　　　　　「…この地球はね。　作り物なのよ。
　　　　　　　　　ベルカ、アルカヌス家の主星ファーブラン…それがこの星の本来の名前」
イリヤ　　　　　「地球じゃ無い…？　この星が？！」

雀花　　　　　　「おいおいおい…それは予想外なんだがな」
エリカ　　　　　「あら嬉しい。　やっと驚かせられたかしら？」
ルヴィア　　　　「（それは真実ですの？」
エリカ　　　　　「どっちでもいいじゃない。　嘘でも真実でも。
　　　　　　　　　住めば都…結局地球として、今もこの世界は振る舞ってるんだから」

士郎　　　　　　「（…だったら、どうして」
エリカ　　　　　「地球と似ているかって？　そりゃそうでしょ。
　　　　　　　　　そうなるように、ゾハルが制御したのだから」

エリカ　　　　　「アルカヌスの住人達は、帰還することを早々辞めた。
　　　　　　　　　ベルカ戦争の真っ只中に戻るのも嫌だったみたいなのよね。
　　　　　　　　　…それならこの世界で楽しくやっていこう…そう考えたみたい」
龍子　　　　　　「何というポジティビティだ」
フェイト　　　　「でも、もし戻ったらアポカリプス事変で壊滅してたろうし…」
エリカ　　　　　「大体千年くらいこのエルドリッジで王家は続いて、それ以降は世界中に人々は移動した。
　　　　　　　　　この世界に魔法を使える者がいるのも、先祖が…ってわけ」

ぞろ目だったらユーノとエリオとトーマをトリプルギロチンコ！

ゾロ目ならアツェレイをノーパンミニスカメイドの衣装で拘束してシラユキの家に放置する

ぞろ目なら明日のエリオのおっぱい枕は桃子＆美由希っぱい

ラスレスならキリエの衣装がアサルトリリィの女子制服になる

リリカル学園文芸部