▼行間 ▼メニューバー
ブックマーク登録する場合はログインしてください。
昏き宮殿の死者の王【Web版】 作者:槻影

第五章

132/132

第一話:貴種

 窓が完全に閉められた酒場の中は、むわっとした熱気が篭もっていた。


 店内の人の数は多くない。囁くような、しかし熱の入った声で繰り広げられる討論。嗅覚を刺激する強い酒気。


 壁に掛けられた銀の十字架は以前までならば酒場ではまず見られなかったものだ。


 僕はその席の一つで深く座り、脚を組んでいた。

 時計の針が動く小さな音。酩酊した客たちの声にも僅かに暗い感情が込められている。


 夜が来る。


 その言葉が恐怖と共に語られるようになったのはもう二年も前の事らしい。

 酒場に飾られた十字架も、店の周りに申し訳程度に流れる水も、きっちりと閉じられた扉も全てその影響だ。



 土の下で心臓だけの状態で生き続けるのは苦痛ではなかった。苦痛すら感じなかった。

 僕にあったのは――無だ。センリをなんとか送り届けたところで意識が消え、そして、気づいたら三年が経過していた。


 馬鹿げた話である。そして、僕が十年過ごしても変わらなかった世界はたった三年で大きく変わってしまっていた。

 酒場では十字架が飾られ、夜に人が外を出歩く事はなくなり、そして――ほぼ全ての街では流れる水が敷かれるようになった。


 店は客を入れる際によく確認し余所者は招き入れないようになり、そしてもちろん、料理におけるにんにくの割合も増えている。




「すいません、今日はにんにく、品切れなんです」


 料理や酒を運んでいた女の子が新たに来た客に申し訳なさそうに言う。

 嘘だ。にんにくは裏の食料庫に大量にストックされている。もともとこの手の酒場では騒動の前からにんにくを使う料理が一般的だった。

 本来ありえないであろう店員の言葉に、客が目を見開く。


「あ、あぁん!? にんにくがないのに、こんな夜に営業とは、正気か!? 隣町で店が一軒やられたの、知ってんだろ!?」


 吸血鬼は恐怖と共にやってくる。課された代償は厄介だが、相手はその代償と付き合いながら吸血鬼をやっているのだ。

 僕は張本人だからよく知っているのだ。流れる水も聖水も銀の十字架もにんにくも、どうしようもない程の弱点ではないという事を。

 水は魔法で蒸発させられるし、せき止める事もできる。銀の十字架は触れないと効果がない。そしてにんにくは――弱点だが、にんにくを食べた人間の血が吸えないわけではない。


 と、そこで、対面の席でこの街の名物料理である怪鳥のフライを突っついていた少女が顔を上げた。


 足先まで伸ばしたプラチナブロンド。まるで血が流れていないかのように白い肌に、握れば折れそうな華奢な手足。


 ミレーレ・ノア。センリも華奢だったが、数年病床に伏していた彼女の肉付きは同年代と比べても明らかに薄い。

 つい先日までは立ち上がる事すらろくにできなかった少女は一瞬客の男に蔑みの視線を向けたが、僕が何も言わないのを知ると、こちらを見て言った。


兄様(あにさま)、何を考えておいでですか?」


「…………あの十字架は正式な十字架じゃないな。ちょっと歪んでいる、十字架はしっかりとした比率じゃないと効果がない。あれじゃ銀としての効果しかない」


「!! なるほど!! さすがです、兄様! 私も兄様のように立派になれるように頑張ります!! メモを取らないと…………正式な十字架じゃないと、効果がない、と……」


 ミレーレが花開くような笑みを浮かべると、食事をどけてノートとペン(どこからか手に入れたもの)を取り出し、メモを取り始める。

 どうも、長く自分より強いセンリと共にいたせいか、その反応はちょっと居心地が悪い。だけどきっと、向上心があるのは良いことだ。


 と、そこで先程店員に絡んでいた男が、僕たちに気づき目を見開いた。


「ッ……な、何だ!? なんでこんな夜に、酒場に、ガキがいるんだ!?」


 眼と眼が合う。その手足が一瞬震え、反射のように一歩後ろに下がる。そして、僕は眼に力を集め、囁くような声で言った。


「『まぁ落ち着いて、座りなよ。たまには、酒場ににんにくがない事もあるし、子どもがいる事もある』」




「あ………………ああ……そうだな」




 男の目が一瞬光を失い、熱に浮かされたような表情で首を縦に振ると、ふらつきながらも大人しく席の一つにつく。


 これが貴種吸血鬼ノーブル・ヴァンパイアになる事で得られる特殊能力――目を合わせた相手の思考に干渉する、『魅了視(ファシネイト・アイ)』だ。


 貴種になって得る能力なだけあって、この能力はかなり強力だ。

 特に、この力があれば招かれない限り中に入れないという条件はほぼ無視できる。ガラス越しからでも掛けられるし、酒場では今、来客時は少し扉を開けて客の顔を確認するようなルールができているが、その際にも掛けられる。そして、招いて貰える。


 もちろん、魅了視は絶対ではない。相手の精神力の強さによっては失敗するし、そもそもプロの吸血鬼狩りや終焉騎士は相手の眼を見ないように気をつけている。だが、全ての人間にそのような対策を強いるのは不可能だ。


 この吸血鬼が増えた時代でも、貴種吸血鬼がほとんど存在しない事もきっと、対策の遅れに拍車を掛けているのだろう。


「さすがです、兄様! 私もいつか同じ事が出来るのでしょうか?」


 ミレーレが恐る恐る聞いてくる。僕はガラスの杯に注がれたよく冷えたトマトジュースを飲み干し、笑った。




「出来るさ。なにしろ、君には僕の血を分けたんだ」





§






 闇の時代がやってきた。


 きっかけはあの一級騎士――《滅却》のエペが病床に伏した事だったらしい。


 超々遠距離から僕を消滅させかけたあの怪物が倒れるなんて僕にはにわかに信じがたいのだがともかく、まるでその時を待っていたかのように、これまで小競り合い程度で済んでいた魔王達が終焉騎士団に対して一斉に蜂起した。


 中でももっとも大きな魔王勢力が、かつてセーブルを僕に派遣してきたあの『杭の王』だ。

 これまで滅多に存在しなかった吸血鬼を推定千人以上揃えた王の軍勢は圧倒的な力で街々を攻め滅ぼしたという。


 終焉騎士団が闇の軍勢に対して優勢だったのは、終焉騎士が精鋭揃いというのももちろんあるが、魔族や強力な闇の眷属――特に吸血鬼の総数がそこまで多くなかったというのが大きい。


 その前提が覆された。大量の吸血鬼を始めとした魔の軍勢はいかに終焉騎士団でも相手しきれるようなものではなかった。

 彼らは英雄だ。だが、人間だった。無尽蔵の体力を持つ化け物を前に、足手まといである人間を守りながら戦うだけの力は彼らにはなかった。

 かくして、終焉騎士団は敗退した。



 いや――敗退したという言い方は正しくはない。



 彼らは、今も戦い続けている。《滅却》の継承者であるセンリ・シルヴィスを中心として。




 だが、人の街はあいにく散らばっていた。終焉騎士団も劣勢を強いられている状態で、全ては守れない。

 世界は戦乱の渦に巻き込まれた。魔王たちは未だ終焉騎士団に的を絞っているが、それでもいくつもの街が滅び、国が滅んだ。


 まだ滅ぼされていない街もいくつも存在するが、魔王たちの戦力はちょっと訓練した騎士程度では相手にならない程に強い。

 魔王本体も強いが、相手は軍勢である。ライネルの時は彼自身の気質もあったし、直接本丸に攻め入れたが、正面からぶつかれば貴種吸血鬼でも敗北は必至。

 そもそも、僕が万全に戦えていたのは非常に高品質なセンリの血があったからだ。


 復活し、現実をまざまざと突きつけられた僕に残された選択肢は無きに等しかった。





§






「どうしたの? こっちを見て」


 じっとこちらを見ていたミレーレに、目を瞬かせ尋ねる。

 ミレーレは頬に手を当てると、うっとりしたように言った。


「兄様…………格好いいです」


「そ……そう……」


 何もしていないのに格好いいとか、吸血鬼の眷属化の副作用だろうか?


 ミレーレはかつて僕が罹患していた死魂病の患者だ。そして今はこの――エンド・バロンの眷属である。


 街々を旅し、僕はあまりに生きるに適さない者――あまりに死者の素質が強すぎる者を探し続けた。


 全ては――新たなる仲間とするために。


 魔王たちと戦うには、センリを手伝うには、ひいては人間を救うには――強力な仲間が必要だった。

 センリとは眷属を作らない約束をしていたが、相手が僕と同じ境遇だったら許してくれるだろう。



 一般的に吸血鬼に噛まれた者は吸血鬼になるとされているが、吸血と眷属化は厳密に言えば違う。


 吸血は吸う事だが、眷属化は――与える事だ。きっと、滅ぼされた『獣の王』が持っていたという狼人作成の呪いは眷属化の派生だったのだろう。


 吸血鬼の血を与えられた者は、吸血鬼となる。

 ミレーレが血の繋がっていない僕を兄様などと呼び始めたのもそれが理由だろうか。


 そこで、ミレーレの眉が僅かに顰められる。その小さな鼻がぴくぴくと動く。



「兄様、死者の臭いが……近づいてきます」



 最近、この近辺の街で吸血鬼が対策の足りない酒場や商店を襲う事件が頻発していた。

 僕が復活するまでは吸血鬼とは幻想に等しいくらい珍しいものだったはずなのに、全く物騒な時代だ。


 今回僕がやってきたのはそれを止めるためだ。


 突然扉がへし折れ、飛んできた巨大な石の塊が店を破壊する。酔っぱらいの一人が巻き込まれ、下敷きになる。

 強い血の臭いが店内に広がり、一拍して悲鳴があがる。


 だが、つい先日までただの人間だったはずのミレーレの顔色は一つも変わっていなかった。


 ただ、鼻を小さく動かすと、笑みを浮かべて言う。



「兄様、私が殺していいですか? 絶対に期待に応えて見せます」


「ああ、いいよ。やってみな」




 僕の言葉を受けると同時に、ミレーレの肉体が膨張する。分厚いコートが内側からの肉に引きちぎれ、銀の毛皮が現れる。


 力の行使だ。


 吸血鬼(ヴァンパイア)の眷属化は下位(レッサー)しか作れないが、貴種吸血鬼ノーブル・ヴァンパイアの血を受けた彼女は最初から吸血鬼だ。

 そして、吸血鬼となった今も彼女の魂は僕と同様に、ずっと奈落に落ち続けている。


 ミレーレが変身したのは、スマートな体躯をした銀の狼だった。

 僕がかつて変身していた犬とあまり変わらない色なのにどうしてミレーレが変化するとこんなに格好いいのだろうか?


 狼は知性が垣間見える眼でちらりと僕を見ると、そのまま体勢を変え、店の壁を体当たりでぶち抜き、飛び出す。



 ばらばらと落ちてくる瓦礫。僕はミレーレの食べ残したフライを一口齧り、ため息をついた。




 あまりにも本能が強くなりすぎたら、ミレーレを殺さねばならないな。


 できるだけ避けたい事ではあるが――だが、あのままだとどうせ死んでいたのだ。彼女もきっと、後悔したりはしないだろう。

ついに再開を果たしたエンドとセンリ。


見つめ合うエンドとセンリの間に、ミレーレが割って入る。



「兄様……その女は一体誰ですか!?」


「…………エンド、これ、どういうこと?」



次話、エンド、死す(前回十回目)。お楽しみに!

※予告は実際の内容とは異なる場合があります




/槻影



小説版一巻、漫画版一巻、発売中です。

素晴らしいイラストはもちろんの事、中身も書き下ろしを含め加筆修正を行っております。

モチベーションにも繋がりますので、興味ありましたらそちらも宜しくお願いします!


更新告知:@ktsuki_novel(Twitter)

  • ブックマークに追加
ブックマーク登録する場合はログインしてください。
ポイントを入れて作者を応援しましょう!
評価をするにはログインしてください。
新作並行投稿中です。
一風変わった最弱主人公になっています。気になった方は是非!
天才最弱魔物使いは帰還したい

書籍版一巻、11/30発売しました!
全体的に改稿が入っている他、ルウのその後など、巻末に描き下ろしの話が二本入っています。
Web版既読の方でも楽しめるようになっておりますので、よろしくおねがいします!
i421905

2020/1/24より、ComicWalker様にて漫画版が連載されています。一巻も発売中! 是非ご確認ください!
i436211
ニコニコ静画から閲覧する場合はこちら

youtubeチャンネル、はじめました。ゲームをやったり小説の話をしたりコメント返信したりしています。
i468887

感想を書く場合はログインしてください。
お薦めレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。

この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!

転生したらドラゴンの卵だった~最強以外目指さねぇ~

【アース・スターノベル様から書籍化、コミカライズしております!】  目が覚めたとき、そこは見知らぬ森だった。  どうやらここは異形の魔獣が蔓延るファンタジー世界//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全650部分)
  • 11859 user
  • 最終掲載日:2020/10/17 21:39
マジカル★エクスプローラー エロゲの友人キャラに転生したけど、ゲーム知識使って自由に生きる

【書籍版 マジエク③巻8/1発売です】 日本の紳士の間で一世風靡した伝説の美少女ゲームがある。 それは『マジカル★エクスプローラー』通称マジエク、マジエロだ。 //

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全155部分)
  • 11533 user
  • 最終掲載日:2020/09/21 14:35
食い詰め傭兵の幻想奇譚

世話になっていた傭兵団が壊滅し、生き残ったロレンは命からがら逃げ出した先で生計を立てるために冒険者になるという道を選択する。 だが知り合いもなく、懐具合も寂しい//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全398部分)
  • 11256 user
  • 最終掲載日:2020/10/12 12:00
盾の勇者の成り上がり

《アニメ公式サイト》http://shieldhero-anime.jp/ ※WEB版と書籍版、アニメ版では内容に差異があります。 盾の勇者として異世界に召還さ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全1009部分)
  • 11165 user
  • 最終掲載日:2020/10/20 10:00
嘆きの亡霊は引退したい 〜最弱ハンターは英雄の夢を見る〜【Web版】

★ますたぁが喫茶店を初めてしまったグルメスピンオフを連載開始しました。そちらもよろしくおねがいします! 世界各地に存在する宝物殿とそこに眠る特殊な力の宿る宝具。//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全249部分)
  • 16961 user
  • 最終掲載日:2020/10/15 18:27
ヘルモード ~やり込み好きのゲーマーは廃設定の異世界で無双する~

山田健一は35歳のサラリーマンだ。やり込み好きで普段からゲームに熱中していたが、昨今のヌルゲー仕様の時代の流れに嘆いた。 そんな中、『やり込み好きのあなたへ』と//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全314部分)
  • 14391 user
  • 最終掲載日:2020/10/23 20:00
狼は眠らない

〈黒穴〉に入った者は、力と富を得られる。そんな伝説を信じて〈黒穴〉に飛び込んだ戦士レカンは、異世界に落ちる。彼が目にしたものは、みたことのない迷宮と、みたことの//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全625部分)
  • 11310 user
  • 最終掲載日:2020/09/30 00:00
とんでもスキルで異世界放浪メシ

❖❖9月25日書籍9巻、本編コミック6巻、外伝4巻発売!❖❖ ◆オーバーラップノベルス様より書籍8巻まで発売中です。本編コミックは5巻まで、外伝コミック「スイの//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全541部分)
  • 11636 user
  • 最終掲載日:2020/10/19 23:45
蜘蛛ですが、なにか?

勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全555部分)
  • 14829 user
  • 最終掲載日:2018/11/25 01:03
難攻不落の魔王城へようこそ~デバフは不要と勇者パーティーを追い出された黒魔導士、魔王軍の最高幹部に迎えられる~

【書籍版2巻発売中(GAノベル)】【コミック版1巻8/7発売(GCUP!)】 『人と魔族が争って勇者が魔王を討伐……』なんてのは遠い昔の話。 現代では冒険者も魔//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全253部分)
  • 11825 user
  • 最終掲載日:2020/10/18 23:10
ありふれた職業で世界最強

クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えればた//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全395部分)
  • 13102 user
  • 最終掲載日:2020/10/03 18:00
ライブダンジョン!

ライブダンジョンという古いMMORPG。サービスが終了する前に五台のノートPCを駆使してクリアした京谷努は異世界へ誘われる。そして異世界でのダンジョン攻略をライ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全411部分)
  • 12241 user
  • 最終掲載日:2019/11/17 17:00
乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です

男が乙女ゲー世界に転生!? 男爵家の三男として第二の人生を歩むことになった「リオン」だが、そこはまさかの知っている乙女ゲーの世界。 大地が空に浮かび、飛行船が空//

  • ローファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全176部分)
  • 11681 user
  • 最終掲載日:2019/10/15 00:00
ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで

 空気モブとして生きてきた高校生――三森灯河。  修学旅行中に灯河はクラスメイトたちと異世界へ召喚されてしまう。  召喚した女神によると最高ランクのS級や//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全209部分)
  • 11442 user
  • 最終掲載日:2020/10/17 00:01
望まぬ不死の冒険者

辺境で万年銅級冒険者をしていた主人公、レント。彼は運悪く、迷宮の奥で強大な魔物に出会い、敗北し、そして気づくと骨人《スケルトン》になっていた。このままで街にすら//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全648部分)
  • 16539 user
  • 最終掲載日:2020/10/04 21:58
モンスターがあふれる世界になったので、好きに生きたいと思います

会社からの帰り道、主人公は大きな犬を轢いてしまう。 その瞬間、彼の頭の中に声が響いた。 ≪モンスターを討伐しました。経験値を獲得しました≫ 「え?」 突如として//

  • ローファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全217部分)
  • 12551 user
  • 最終掲載日:2020/10/18 18:00
転生したらスライムだった件

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全304部分)
  • 14849 user
  • 最終掲載日:2020/07/04 00:00
デスマーチからはじまる異世界狂想曲( web版 )

2020.3.8 web版完結しました! ◆カドカワBOOKSより、書籍版20巻+EX巻、コミカライズ版10巻+EX巻発売中! アニメBDは6巻まで発売中。 【//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全680部分)
  • 12072 user
  • 最終掲載日:2020/09/06 18:00
最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~

フォーゲル大陸にあるアードラシア帝国。 強大な軍事力と広大な領土を保有するこの帝国では、帝位を巡って争いが起きていた。 皇太子が決まらず、皇帝の子供たちが//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全407部分)
  • 11907 user
  • 最終掲載日:2020/10/24 00:00
八男って、それはないでしょう! 

平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全205部分)
  • 11476 user
  • 最終掲載日:2017/03/25 10:00
人狼への転生、魔王の副官

人狼の魔術師に転生した主人公ヴァイトは、魔王軍第三師団の副師団長。辺境の交易都市を占領し、支配と防衛を任されている。 元人間で今は魔物の彼には、人間の気持ちも魔//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全415部分)
  • 11539 user
  • 最終掲載日:2017/06/30 09:00
Re:ゼロから始める異世界生活

突如、コンビニ帰りに異世界へ召喚されたひきこもり学生の菜月昴。知識も技術も武力もコミュ能力もない、ないない尽くしの凡人が、チートボーナスを与えられることもなく放//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全491部分)
  • 13675 user
  • 最終掲載日:2020/04/01 12:00
シャングリラ・フロンティア〜クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす〜

世に100の神ゲーあれば、世に1000のクソゲーが存在する。 バグ、エラー、テクスチャ崩壊、矛盾シナリオ………大衆に忌避と後悔を刻み込むゲームというカテゴリにお//

  • VRゲーム〔SF〕
  • 連載(全749部分)
  • 11786 user
  • 最終掲載日:2020/10/19 16:21
元・世界1位のサブキャラ育成日記 ~廃プレイヤー、異世界を攻略中!~

 略してセカサブ。     ――世界1位は、彼の「人生」だった。  中学も高校もろくに通わず、成人しても働かず、朝昼晩とネットゲーム。たかがネトゲに青春の全てを//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全282部分)
  • 11926 user
  • 最終掲載日:2020/10/16 07:00
絶対に働きたくないダンジョンマスターが惰眠をむさぼるまで

「働きたくない」  異世界召喚される中、神様が一つだけ条件を聞いてくれるということで、増田桂馬はそう答えた。  ……だが、さすがにそううまい話はないらしい。呆れ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全478部分)
  • 11162 user
  • 最終掲載日:2020/10/18 00:00
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -

34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全286部分)
  • 13405 user
  • 最終掲載日:2015/04/03 23:00
陰の実力者になりたくて!【web版】

【web版と書籍版は途中から内容が異なります】 ※書籍3巻とコミック2巻好評発売中です!  どこにでもいる平凡な少年は、異世界で最高峰の魔剣士だった。  //

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全203部分)
  • 15674 user
  • 最終掲載日:2019/09/22 22:26
俺は星間国家の悪徳領主!

リアム・セラ・バンフィールドは転生者だ。 剣と魔法のファンタジー世界に転生したのだが、その世界は宇宙進出を果たしていた。 星間国家が存在し、人型兵器や宇宙戦艦が//

  • 宇宙〔SF〕
  • 連載(全138部分)
  • 11326 user
  • 最終掲載日:2020/08/07 18:00