カスタマーレビュー

2020年10月23日に日本でレビュー済み
マイナス評価したいくらい

良く言って感想文、悪く言えば偏見まみれの性教育

献血ポスターで一躍有名になったこの方の意見も積極的に聞いてみようと思い購入したもののその内容やたるや悲惨なもの。
専門家ならではの法律に関する専門知識、弁護士業務から得た経験を交えた本かと思いきや実際はただ単に私の思っている性のあり方を始め有害男性とは何か?そこから始まる男性性観念の稚拙さを全てにおいて事実より「だと思う」と言う個人的観点による考察が多く目立つ偏見に満ちた一冊

特に酷かったのは
漫画においての戦争や強盗、殺人などの表現を棚上げし女性への性被害を娯楽とした表現「だけ」を吊し上げると言う弁護士とは思えない発言

個人的にはスカートめくり、カンチョーの問題より女性が社会に出ても未だに繰り返される女性による男性トイレや銭湯の清掃業務について意見が欲しかった。
男性が女性トイレや銭湯の清掃をしていると問題になるがなぜか女性は問題ない
それこそまさに男性はスケベ、女性は潔癖と言う謎の観念がある証明
女性だってやりたくないだろうし、見たくもない男性性器を見るのは大変苦痛に感じている人もいる。それは男性も同じ。なのに人手がいないからと言う謎の理由で女性にそれを押し付ける理由にはなってはいけない。男性だって女性に自分の裸を絶対に見られたくない。そんな社会を許しているのはなぜかって問いたださないのはどう考えてもおかしい

時間と金を大いに損する一冊