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自粛、自粛の今のご時世。
やりたいこともできない世の中だけど
今は、耐えるとき。
大学入学と同時に上京する予定だった○○も、今は実家で足止めを食らっていた。
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Stay Home
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思いを伝える
Stay Home
2
…
○○：…zzz。
外出も自粛しなければならない今、特にすることもないので○○はいつも昼前まで寝ていた。
？：ｱｱﾝｯ！ｱﾝ、ｱﾊｧﾝ…！
室内に流れる、女性の喘ぎ声。
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3
○○：んん…。
？：ﾀﾞﾒｪｴ…！ｲｯﾁｬｳ！ｱｱｯ！
○○：んんぅ…。…うわ！は、遥香！？
○○が目を覚ますと、部屋には幼馴染の賀喜遥香がいた。
そして、テレビの画面には入り乱れる男女の痴態がデカデカと映し出されていた。
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遥香：こ、これは…違うの！
テレビの前に立ち、あたふたしながら身体で画面を隠す遥香。
テレビ：ｱｱｱｯ！！ｲｸｩｳ！！ﾝﾊｧｱｱｱ！！
遥香：(さ、最悪…。)
○○：…。
遥香：…。
…
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○○はテレビを消し、ベッドに座る。
遥香は床で正座している。
○○：もう…何してんの？
遥香：…退屈だったんだもん。
遥香も○○と同じ大学に通う予定だったので、○○と同じく上京せず実家に留まっていた。
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幼馴染の遥香とは小さい頃からいつも一緒だった。
気づけば2人は互いに恋をしていたが、恥ずかしさや照れ臭さからなかなか言い出せずにいた。
○○：どうやって入ったのさ。
遥香：おばさんに頼んだら入れてくれた。
○○：(母さんめ…。)
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○○：それなら起こしてくれればよかったのに。
遥香：だって気持ち良さそうに寝てたから…。
○○：それで…暇だったからAV見てたの？
遥香：違う…！漫画読もうと思ったら近くに置いてあったから、つい…。
○○：(昨日見たあと片付け忘れたのか…。まずいな、このAVは…。)
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遥香：…ねぇ、○○？
○○：な、なに？
遥香：その…このDVDさ…。
○○：(まずい、まずいぞ…！)
遥香：出てくる女の人、私に似てない…！？
遥香は真っ赤になりながら俯く。
○○：(あああああ！！)
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○○には、1人好きなAV女優がいた。
理由は、遥香にそっくりだから。
そのAV女優が出ている作品は全て持っていた。
○○：そ、そうかなぁ〜？気のせいじゃない？
遥香：気のせいじゃないよ…！これも、これもこれも！
ベッドの下に隠してあったAVを次々に出してくる遥香。
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○○：わああ！やめろって！
○○は遥香からAVを取り上げる。
○○：…ったく、勝手に人の部屋入ってなにしてくれてんだよ。
遥香：…ごめん。
俯いてしまう遥香。
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…
○○：(気まずい…。)
沈黙に耐えかねた○○はテレビを点ける。
テレビ：ﾝﾊｧｱ！ｵﾁﾝﾎﾟｸﾀﾞｻｲｨ！ｱﾊｧｱﾝ！！
○○：うわぁあ！
○○：(まだ続いてたのか！)
慌てて消そうとした○○は、リモコンを落としてしまう。
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○○：あっ…！
○○がリモコンを拾おうとすると、横から遥香が素早く奪い取る。
遥香：…見たい。
○○：えっ？
…
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○○と遥香は並んでAVを見ていた。
○○：(なんだこの状況…。)
テレビ：ｱｱﾝｯ！！ｱｱﾝｯ！！ｱｱﾝｯ！！ｱｱﾝｯ！！ｱｱﾝｯ！！
テレビの中の男女はより一層激しさを増していた!
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隣に座る遥香をチラッと見る。
少し、股間をモジモジとさせていた。
○○：(やっぱ似てるなぁ〜)
○○：(もはや本人か？いや、耳の形が違うな…。)
不意に遥香が横を向く。
○○は慌てて目を逸らす。
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○○の横顔をじっと見つめる遥香。
○○：…なに？
遥香：○○…、しよ？
○○：ええっ！？
遥香：私とじゃ、嫌…？
甘えたような表情で○○を見つめる遥香。
○○：遥香…！
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気づけば、○○は遥香をベッドに押し倒していた。
見つめ合う2人。
○○：止めるなら今だよ。
遥香：止めるわけ…ないじゃん。
2人は唇を重ねた。
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互いの唾液を交換するかのように、舌を絡ませあう。
ｸﾁｭ、ﾝﾝ…ｸﾁｭ
キスの音だけが、2人きりの室内に響く。
…
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数分後、2人は口を離す。
ﾊｧ…ﾊｧ…
遥香：優しくしてね…？
○○：もちろん。
互いに呼吸を整えながら起き上がり、○○が遥香のパーカーに手を掛け脱がせると、薄いピンク色の下着が露わになる。
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