ワールド

新型コロナ退院患者、数カ月にわたり症状継続も=英研究

英オックスフォード大学の研究者らが実施した小規模な研究によると、新型コロナウイルスに感染した患者の半分以上で、数カ月間にわたり息切れや疲れ、不安、うつなどの症状が続くことが分かった。ブラジリアで15日撮影(2020年 ロイター/ADRIANO MACHADO)

[ロンドン 19日 ロイター] - 英オックスフォード大学の研究者らが実施した小規模な研究によると、新型コロナウイルスに感染した患者の半分以上で、数カ月間にわたり息切れや疲れ、不安、うつなどの症状が続くことが分かった。

研究では入院患者58人の長期的な影響を観察した。一部の患者は感染後、複数の臓器に異常が見られた。数カ月におよび炎症が続き問題が生じた人もいた。

研究は専門家による相互評価をまだ受けておらず、評価前の論文を公開するインターネットサイト「medRxiv」に掲載された。

それによると、新型コロナに感染した時点から2─3カ月後、患者の64%で息切れが続いたほか、55%は著しい疲労を感じた。

研究を共同で進めたオックスフォード大学ラドクリフ医学部のベティー・ラマン氏は「新型コロナ感染の生理的な過程をさらに研究し、患者が退院した後の全体的・統合的な治療を見いだす必要性を強調する研究結果だ」と話した。

MRI検査で異常が見つかった臓器は、60%が肺、29%が腎臓、26%が心臓、10%が肝臓だった。ラマン氏は「確認された異常は炎症マーカーと強い相関関係がある。慢性炎症と退院患者の臓器の障害に関連性があることを示唆する」と指摘した。

米男性がコロナ再感染、免疫やワクチンの効果巡り疑念
10.13
レムデシビル、コロナ死亡率・入院期間に影響せず=WHO調査
10.15
米イーライリリー、コロナ抗体医薬の治験一時中断 安全に懸念
10.13
焦点:「スーツ」はコロナ禍を生き残れるか、ビジネスウエア苦境
10.17
米大統領、ファウチ氏は「最悪」と再批判 選対に「まだ勝てる」
10.19
フランスとイタリアで1日の新型コロナ感染者数が過去最多を記録
10.16
アングル:コロナで中高年トランプ離れ、重要支持層に「黄信号」
10.12
アングル:トランプ氏「逆転劇」は空振りか、前回と異なる要因
10.16
コラム:市場はいかにして「民主党完勝」を愛するようになったか
10.15
米大統領、大規模コロナ追加対策を支持 2.2兆ドル超受け入れ
10.20