美少女になってちやほやされて人生イージーモードで生きたい!   作:煉瓦

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#26 全方面スキスキダイスキ光線ビーム!!!

「ちょっ、今宵、なんて恰好で寝てるの!?」

 

 深海へ沈むような眠りは全身を激しく揺さぶられることで中断させられた。

 ガンガンと痛む頭と重い瞼を何とか持ち上げて手下人を確認する。

 

「うー、ゆい? まだねむいよぉ」

「2日目一緒に行きたいって言ったのはアンタでしょ、しっかり起きなさい。って、そうじゃなくて」

 

 何をそんなにがなり立てることがあるのか、夏波結は真っ赤にした顔でわたしを指差し、

 

「服! どうしたの!」

「ぇぅ?」

 

 言われ、視線を下へ向ける。

 大きな胸が邪魔をして何も見えないけど、そこにあるべき布はなく肌色だけが視界に広がっている。

 

「んー」

 

 手で下を触る。

 すべすべとしたもっちり肌が指に吸い付く。

 やっぱり何も穿いてない。

 つまり全裸だ。

 

「………」

 

 なんで裸? 

 流石に横着なわたしでも、最近はいくら暑くても脱いでズボンだけなのに……。

 一体脱ぎ捨てられた寝間着はどこだろうと部屋の中をぐるっと、

 

「あ」

「どうかし、た……」

 

 視線の先、導かれるように夏波結もそれを見て2人して時が止まったように固まる。

 それはちょうどベッドの真ん中あたりに雑に放置されたエゲツない形をした──、

 

「あわわわわ」

 

 慌てて側にあったタオルケットでそれを隠す。

 気まずそうに視線を逸した夏波結は枕元に置かれたタオルやティッシュを見て、遂には耳まで赤く染めて俯いてしまった。

 

 そうだ、そうだった。

 昨日はアスカちゃんにDisRoadでパンツを教えてもらって1日中ドキドキしていて、夜の通話でその事について聞いたらなんだか盛り上がってしまい、最後は例のパンツの写真を貰ったんだ。

 で、あまりにも興奮して寝付けなかったからそのまま致してしまって……寝落ちしてしまった、と。

 オマケに今日はコミケに連れて行ってもらうために、朝早くから迎えを頼んでいた。

 昨日のお昼までは覚えていたのに、配信後すっかり忘れてしまっていた。

 記憶がある限りでは5時まで起きていたから、今が6:30だから……1時間半しか寝ていない計算になる。

 

 そりゃあ寝不足で頭が痛いわけだあっはっはっ!!! 

 現実逃避はやめよう……。

 

「あ、あの、えっと、これはその」

「早く、用意したほうがいいよ。お風呂も入ったほうがいいと思うし」

「う、うん」

「朝ごはん作っとくから」

「あ、アリガト……」

 

 そう言って夏波結は部屋から出ていった。

 残されたのは全裸のわたしとベッドの上に放置されたなんか色々なモノ。

 それをタオルに包んでお風呂場へ持っていき雑に洗う。

 夏日には熱めの43度のお湯でシャワーを頭から浴びて、

 

「あ~~~~!!!!! 恥ずかしい!!!!!!!!!!」

 

 叫んだ。

 

 ◆

 

 車内はお互いに無言だ。

 いつもは話を振ってくれる夏波結も今日に限って難しい表情でハンドルを握っている。

 夏波結は2日目の今日が担当だから緊張しているのだろう、それ以外に難しい顔をする理由なんて何一つ思いつかないね。

 

「え、と……、昨日はどうだっ、た?」

「普通。先輩以外とは交流あったし」

「そ、か」

 

 う、うーん、話が弾まない。

 夏波結が話を広げてくれない時はだいたい機嫌が悪い時だ。

 これは下手に突くと逆に火傷をしかねないし、大人しくするに限るな。

 

「着くまで寝てていい?」

「ん、まだ掛かるからいいよ」

 

 というわけで寝ることにする。

 1時間半しか寝ていないから、実は頭がくらくらしていたのだ。

 目を瞑ると静かな音と揺れのない運転がすぐに夢の世界へと誘ってくる。

 最近は自宅の次に安心できるようになってきた匂いに包まれて、わたしは一瞬で眠りに落ちた。

 

 ◆

 

「んっ……」

 

 唇に違和感を覚える。

 何かが口を塞いでいる。

 僅かな息苦しさから空気を求めるように、慌てて目を開き塞いでいるものを見た。

 

「……お茶?」

「着いたよ」

 

 眼前にあったのは麦茶のペットボトルだった。

 その向こう側にこちらを覗き込むように、運転席から身を乗り出した夏波結がいる。

 

「これ、途中で買ったやつ。熱中症と脱水症状は気をつけてね」

 

 そう言って夏波結が飲み物を数本と飴みたいなものをショルダーバッグへ入れてくれた。

 

「本当に控室来ないつもり? スタッフさん、3日通しだから顔合わせるだけでも明日楽だよ?」

「絶対ヤダ。だって知らないライバーいっぱいいるし……」

 

 男が3人もいるのだ、あんな発言をしたあとに顔を合わせるのはなかなか勇気がいる。

 今日はあくまで明日の下見に来ただけで、適当にブラつくだけだ。

 絶対にあるてまの関係者に会うものか。

 

「まあ、今宵がそれでいいならいいけど」

 

 仕方なさそうな顔で夏波結が諦めてくれた。

 あれ、そういえば不機嫌モードがいつの間にか解除されてる。

 車を走らせるのが趣味の夏波結だから、ここまでドライブしたのがいいストレス発散になったのかな。

 

「そうだ、会場で呼ぶときは一応本名で呼んでね」

「暁湊……」

「フルネームで呼ばなくていいから」

「は、はずい」

「最近は下の名前で呼んでくれてたのに今更?」

「え?」

「え?」

 

 わたしが夏波結を下の名前で呼ぶ? 

 いやいやナイナイ。

 先輩以外で下の名前呼びするのなんてそれこそアスカちゃんぐらいのものだから。

 夏波結の名前を下で呼ぶなんて……、

 

「湊でいいから。そう呼びなさい」

 

 顎をくいっと掴まれて、強制的に視線を交差させられる。

 うぅ、目が逸らせない。

 

「返事」

「ひゃ、ひゃい」

「じゃあ呼んで?」

「み、み、みみみみ……みーちゃん」

「みーちゃん?」

 

 下の名前で呼ぶなんて究極に恥ずかしい行為をするぐらいなら、わたしは少しでも逃げ道を作る。

 そんな気持ちでみーちゃんと呼んでみた。

 ふふふ、年下にみーちゃんなんて呼ばれるのは恥ずかしいだろ、嫌なら名前呼びなんて強制しないことだな! 

 

「みーちゃん、みーちゃん……じゃあそれで」

「へっ」

「なに、みーちゃんならいいんでしょ?」

「え、恥ずかしくないの?」

「別に?」

 

 おかしい、計画が狂ったぞ。

 みーちゃん呼びを嫌がってフルネームで呼ぶつもりが、何故かみーちゃんで決定している。

 おかしい、おかしいぞこれ!? 

 恥ずかしい思いするのわたしだけじゃん! 

 

 何がそんなに楽しいのか夏波結──暁湊はくすくすと笑いながらビッグサイトを目指していく。

 そこにはこれから初イベントへ望む緊張というものは一切感じられなかった。

 

 ◆

 

「じゃここで別れるけど本当に大丈夫? 何かあったらすぐに連絡してね? もし私に連絡つかなかったらマネージャーさんに連絡。それでも無理ならあるてまの控室に来るか、最悪その辺のスタッフに神代姫穣の知り合いって言えばスタッフルームに案内してくれるから」

「かみしろしじょー?」

「リースの本名」

 

 リース=エル=リスリットの本名? 

 なんでそれを出せばスタッフルームに案内されるんだ? 

 疑問に思ったが時間がないのか、暁湊は頻りに腕時計を確認しながら更に幾つか注意事項を伝えて小走りで消えていった。

 忙しいやつだな。

 

 まあいいや、初のコミケだし開会まであと少し適当にブラついて楽しもう! 

 と、思ったが。

 暁湊がいなくなり、忙しなく人が行き交う通路に放置されたと自覚すると途端に不安が襲いかかってきた。

 え、こんな人垣の中をわたしはこれから数時間泳ぐの……? 

 

 む、むーりー……。

 

「うぅ、トイレ行きたくなってきた」

 

 不安か寝起きだからか、凄いトイレへ行きたい。

 確かさっき暁湊は開場後トイレは激混みするから今のうちに行ったほうがいいと言っていた。あと少しでも行きたくなったら早めに並べ、とも。

 コミケのトイレは最大手とも言うし、今のうちに済ませておこう。

 

 と、思って十数分。

 見つけたトイレはまだ開場前だというのに混んでいて、仕方なくわたしは別のトイレを探し彷徨っていた。

 男子トイレだと入れ替わりも早いのに、こういう時女って不便だと心底思う。

 それからもなかなか空いているトイレは見つからず、いっそ男子トイレに並んでやろうかと思った頃、ようやくすぐに入れるトイレを見つけた。

 

「ふぅ、あぶなかった……」

 

 本当に危なかった。

 脂汗がびっしりで歩き方もヨチヨチと変な感じで、周囲の視線を一心に浴びていたぐらいだからな。

 あと数分遅れていたら漏らしていたに違いない。

 

 デカイ鏡で前髪を整えて全身をチェックしておく。

 

 今日は動きやすさと涼しさを重視して運動靴にショートパンツ、お馴染みの緩いTシャツと上に薄手のロングパーカーを羽織っている。

 オタクパーカー選びすぎ問題だが、ロングパーカーはダボッとしているから着やすいんだよねー。

 しかしロングパーカーだとショートパンツをすっぽり隠してしまう上に、ショルダーバッグは谷間に埋もれてしまっている。

 うーん、せっかくのオシャレポイントなのにこれじゃあ台無しじゃないか。

 

 まあ朝は時間がなくて姿見を見る時間もなかったし仕方ないと思い直し、トイレから出る。

 

「あれ?」

 

 ここどこだ。

 尿意を我慢しながら宛もなくフラフラと彷徨っていたせいで、自分が今どこにいるのかサッパリ理解できない。

 人も疎らで波に乗って適当に移動するという奥の手が使えないし、だったら誰かに尋ねるかと言われると見知らぬ人に話しかけるなんてまず無理だから却下。

 

「ま、迷子。どーしよ」

 

 暁湊へ連絡する? 

 いや、いやいやそれはないだろう。

 さっきまで彼女は忙しそうにしていた、なのにいま電話をして迎えに来てーなんて言えるか? 言えないだろ。

 

 ま、まあ、今日は特に目的もないし、強いて言えば適当にブラついて明日に慣れておくのが目的だから大丈夫さ! 

 

「うわ、乳デカ……」

「エッッッ」

 

 と、思っていると見知らぬ男2人組がブツブツ言いながら近寄ってきた。

 

「あの、写真撮らせてもらっていいっすか」

「お触りしないので、お触りしないので!」

「ひっ……」

 

 な、なんかキモッ! 

 

 わたしのことをコスプレイヤーと勘違いしているのか、男たちは如何にわたしの身体が優れていて写真を撮りたいかとアピールしてきた。

 急に話しかけてくるから気持ち悪い奴らだと思ったが、わたしの素晴らしさを理解しているとはなかなか見る目があるな! 

 写真の一枚ぐらい別に減るものじゃないし、撮らせてあげよう。

 ここじゃ撮りづらいから場所を移動しようと言われ、付いていこうと、

 

「その子、私の連れ」

「へ?」

 

 急に後ろからグイッと腕を引っ張られ、体勢を崩してしまう。

 たたらを踏みながら倒れそうになり、ポスっと誰かに抱きとめられた。

 急な出来事に目を白黒させながら、一体誰だと顔を上げた。

 そこには、

 

「ま、祭先輩?」

「結月凛音」

 

 何故か祭先輩がいた。

 彼女は私をギュッと胸のうちに抱きしめながら、男たちをキッと睨みつける。

 

「消えて」

 

 小さく呟く。

 普段の透き通るようなしかし安心感を与える声とは真逆の、どこまでも凍てつく氷のように底冷えする声だった。

 男たちは怯んだ表情を浮かべたあと、どこかバツが悪そうな顔で渋々去っていく。

 写真、大丈夫なのかな? 

 

「大丈夫だった?」

「えと、はい。けどなんで祭先輩が?」

「凛音」

「へ?」

「ここじゃ凛音って呼んで」

 

 あぁ、さっきの結月凛音って本名のことか。

 思えば、以前わたしが十六夜桜花に身バレした時は「祭先輩」「黒猫さん」と外で呼び合っていたのが原因だったか。

 じゃあここは素直に先輩の言葉に従うべきだろう。

 

「凛音先輩、どうしてここに?」

「控室にいたら湊から、今宵のお世話を頼まれた」

「え」

「昨日、彼女は出演者でもないのに控室へやって来て私たちとスタッフ全員に挨拶をしてきた。そして3日目の今宵を極力サポートしてください、と言ってた」

 

 そんな話、聞いていない。

 暁湊は、湊は昨日は特に何もなかったと言っていた。

 なのに裏ではコミュ障のわたしのために、スタッフ全員へ挨拶をして交流のない先輩にまで頭を下げていた? 

 

 おい、おいおい。

 

 翌日に出番を控えながら、何してんだよ……。

 当日も自分のことより凛音先輩を寄越したり、どこまでわたしの心配をしてくれてるんだ。

 

「兎も角、大事になってなくて良かった。今宵は目を離すとすぐ問題を起こすと思ってたから」

「そんな問題起こしませんよ……」

「たちの悪い連中に引っかかった直後に言うことじゃない」

 

 むぅ……。

 確かに、こうして凛音先輩と合流して心に余裕ができるとあの男たちは怪しさ満載だった。

 あんな連中についていこうなんて、幾ら心細かったとか寝不足とか元男だから同性に油断したとか、そんなもの言い訳にならない。

 

 湊と凛音先輩には感謝してもしきれない思いだ。

 

 ──パチパチパチ──

 

「あ、はじまった」

「これが噂の拍手!」

 

 慌てて拍手をしようとしたが、その頃にはもう音は聞こえなくなっていた。

 あぁ、初コミケの初拍手が! 

 

「じゃあ、初コミケの今宵のために私が案内してあげる」

「あ、ありがとうございます」

「じゃあ、はい」

 

 そう言って凛音先輩は手を差し出してきた。

 

「?」

「手を繋いでいこう」

「え、えぇ!?」

「夏コミは人が凄い、そして暑い。絶対にはぐれるから手は握ったほうがいい」

「た、たしかに……」

「手を繋いで横に広がると邪魔になるから出来るだけ密着して。密集地帯は引っ付いて通り抜けよう」

「わ、わかりました!」

 

 そして爆発的に増えた人混みの中をわたしと凛音先輩は進んでいく。

 ぎゅうぎゅうの隙間を手をつないで横並びは危険なので、胸と胸の隙間がなくなるほど抱きしめ合って横歩きで通る。

 お互いに汗がダラダラと流れる中、ゼロ距離で密着すると凛音先輩の汗と生来のいい匂いが混ざって媚薬みたいなクラクラするヤバい匂いになって、あっあっあッ。

 

 ふぅ……。

 歩き疲れて通路の端にあるベンチへ座る。

 先程までオタクが屯していたのだが、わたしが近寄るとあまりにも死にそうな顔をしていたのか快く譲ってくれた。

 こういう場所ってなかなか譲りたく無いと思うんだけど、いい人たちだなぁ。

 

「これで簡単に移動の仕方は理解できた?」

「な、なんとか。自信はないですけど」

 

 正直、企業スペースとサークルスペースの移動がよく分からなかった。

 エスカレーターや通路多すぎないか? 

 

「そろそろイベントの時間だけど、いく?」

「行って大丈夫なんですか?」

「正直人が凄くて普通には近寄れない。スタッフ証を使えば近くから見れるけど」

 

 そう言って凛音先輩はバッグからチラリとスタッフ証を覗かせる。

 しかしスタッフ証を使って様子を見るということは相当近くに寄るということで、下手すれば一般客に見られる可能性もある。

 わたしが黒猫燦だということはバレないだろうが……わざわざリスクを負う必要もないだろう。

 

「やめときましょう」

「いいの?」

「はい。湊なら絶対に失敗しないので」

 

 むしろわたしが近くにいるほうがミスするかもしれないしな。

 カメラに映ったりして名前を呼ばれでもしたら大変だ。

 それより、

 

「おなか空いたので屋台とか見ませんか?」

「屋台、いいね」

 

 色々見て回っているとき、外に牛串とかケバブの屋台があって気になっていたのだ。

 ああいうやけに高いものは、何故か心惹かれてしまう! 

 

「お姉さんが何でも奢ってあげる。好きなもの選んで」

「わーい、お姉ちゃんだいすきー」

「んっ」

 

 ◆

 

「お待たせー、大丈夫だった?」

「凛音先輩がいたからよゆー」

「はーよかった。もーイベント中も大丈夫か心配だったよ」

「そっか。ありがとうね、みーちゃん」

「な、なんかやけに素直ね」

「んふふ、なんでもなーい」

「えー、なんか裏がありそうで怖い! 晩御飯奢ってほしいの? 別にいつものことだからいいけどさー」

「えへへ。大好きだよ、湊」

「ちょっ、あー、わ、私も、えっと、す、す、すき……すき焼き食べたいな!! なんか今日はすき焼きの気分! すっごい高いところいこっか!」

「わーい」

 

 ◆

 

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#XXXX

   ─────2018年8月11日─────  

1:31 立花アスカ これさっきまで穿いてたやつ

1:31 黒猫燦   エッッ‼

1:32 立花アスカ わー深夜テンションでやっちゃった~。

1:32 立花アスカ 絶対誰にも内緒、ね?

1:32 黒猫燦   うん!!!

 

22:48 立花アスカ 明日サークル参加するんですけど、よかったら燦ちゃん来てくれませんか?

22:48 黒猫燦   行く! 絶対行く!! 何があっても必ず行くよ!!!

22:49 立花アスカ あは、嬉しいな。待ってますね。

22:49 黒猫燦   うん! アスカちゃん大好き!

22:49 立花アスカ 私も燦ちゃん大好きだよー。

 

 

 

 

 

 

 

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(あかつき) (みなと)
暁(今宵/燦)
湊(集める/結)(水/夏波)
今宵ちゃんと燦ちゃんのために人を集め結ぶ人

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