GIMPで写真を夕方風にする

こんばんは。今日はプログラムは進捗なしです……。

というわけで、今日は写真の加工をしてみたいと思います。
参考にしたのはこちらの記事です。

撮影した写真を夕方風にするというものです。
リンク先ではAdobe社のPhotoshopを使っていますが、持っていないのでGIMPで代用してみたいと思います。

GIMPは高機能なフリーのお絵かきソフトです。
以前紹介したInkscapeがベクトル系(点と線の情報で図形を表現)のソフトであるのに対し、こちらは写真加工などに向いているドロー系のペイントソフトです。
本家はこちら(英語です)。わかりやすい日本語のダウンロード方法のまとめページなども調べればすぐヒットします。

それでは、さっそくこちらの写真を加工してみましょう。



GIMPを開いたら、猫の(ちょっと腹の立つ顔の)イラストが描いてあるところに写真をドラッグ&ドロップします。すると、写真をインポートすることができます。

カラーバランスをいじってみます(あとからレイヤーを複製した方が良かったかもしれないと思いました)。

上のツールバーを「色」→「カラーバランス」の順に選択します。



カラーバランスウィンドウが出てきますので、実際にいろいろいじって調節します。
上のラジオボタンで「シャドウ」を選択するとバックの青空を、「ハイライト」を選択すると雲を、「中間層」を選択すると全体を調節することができます。

まずは「シャドウ」で影と青空の部分を調整します。



うーん。続いて中間層。



微妙ですね。
最後にハイライト。



おっ、確かに参考ブログ通り、イエローに振ると夕焼けっぽくなりますね!

ここでうっかり「OK」を押して処理を確定しなかったためにもう一回同じことをやるはめになりました。
今回の写真の加工の場合は「シャドウ」(青空)→「ハイライト」(雲)→「中間層」(全体のバランスを整える)って流れの方がやりやすかったかもしれません。


なにはともあれ、今度は全体のトーンを暗くします。
若干色調変わってますが気にしないでください。あの瞬間は二度と戻ってこない。

同じく「色」→「トーンカーブ」を選択します。



トーンカーブウィンドウが出てきますので、引っ張って若干暗めに。



ちょっと調節して、できました。



一回目の色調のがよかっt(ry
こうしてちょっと時間を置いてみるとまだぜんぜん青空じゃんよ! と思ったりもしますが、まぁなかなかノスタルジックな雰囲気は醸し出せた感じがするので概ね満足です。



さらにおまけ。

カラーバランスをもう少しイエローに振り、今度はトーンカーブをかなり極端に変更してみます。



すると!




どうでしょう! 完全に爆発です!!
夜中にひとりでテンション上がりました!!
左下の建物がまたいい色に染まって世紀末感を煽ります。



何故か深夜テンションで妙な煽り文句を入れたりしてみました。

まとめとしては、
・色調とトーンカーブをいじると不思議な雰囲気の画像を作れる。
・雲の写真があれば簡単に爆発の画像を作れる。

ゲームの背景やエフェクトにも使えそうですね。
またいろいろ遊んでみたい案件だ!

それでは、今回はこの辺りで。
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