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縦と横。

2014年09月02日

千里中央店

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こんにちは。


こないだ僕がリビングで

「あーっ!疲れた!ちょっと横んなろ」

って言うてダラーンとしたら側におった息子が

「じゃあ僕は縦んなろ」

そう言って立ち上がりビシッと「気をつけ」の姿勢に。

「縦て!…そんなん逆に疲れてまうやろ!」

そうツッコんで息子の顔を見て笑ったら疲れてたのも何処へやら。

ありがとねー。



さて。

みなさん乱視って言うと、どんなイメージをお持ちですか?

乱れた見え方になる…モノがダブって見える…とにかく疲れる…etc.






簡単に言うと、目の中で一点に焦点が合わない目の状態。
正視でも近視でも遠視でも、乱視のない目は、網膜上その前後いずれか一点に焦点が合う。
しかし乱視のある目は縦と横、同時に前と後ろに焦線がズレる。ようは何処にも焦点が合わない。





乱視のない目の角膜や水晶体などのレンズは、ピンポン球のようにキレイな球形なのに対して。
乱視のある目は、ラグビーボールのように縦と横でカーブの違う状態だから。

乱視の度数も弱いうちは、そんなに視力にも影響はないんだけど、度数が強くなってくると視力も落ちてくるし疲れも出てきてしまう。

目を開けてるかぎり、何処を見る時も乱視の影響を受けるので、無意識に目を細めたり、凝らしたりして頑張って見てしまいます。

そうするとホント疲れるし、何より表情が知らぬ間に険しくなっていたりする。

…印象が悪くなってしまうので気をつけないといけない。

やっぱり印象て大事やん( ̄+ー ̄)



それから乱視にも縦と横があるんです。
(斜めもあります)



縦の乱視とは、直乱視。
処方箋なんかに書いてある乱視軸180°付近の乱視。ラグビーボールを横に置いたカタチで、レンズの縦のカーブが横よりも深い状態。生理的乱視とも言われ若年層に多く、乱視によるブレやボヤけを自分で補正しやすいのも特徴。

一方、横の乱視とは、倒乱視。
乱視軸90°方向の乱視。さっきとは逆でラグビーボールを立てたようなカタチでレンズの横のカーブの方が深い状態。
年齢を重ねてくると増えてくる乱視で、自ら補正しにくく見にくく疲れが出やすいのが特徴なんです。


【光という字の見え方比較】 左)乱視なし、中)直乱視、右)倒乱視


だから特に横の乱視はメガネでの矯正がベスト。
縦と横では横の方が疲れてしまうとは…
これいかに? ~(・・?))



また夕方薄暗くなる頃から光を取り入れようと瞳孔が開くので乱視によるボケ(ブレやダブり)を感じやすくなってしまうんです。

夜の運転時の信号機、駅などて向かいのホームの表示、夜空に浮かぶ月が二重に見えたり…ボヤけて見えたりってことないですか?





いつでもお気軽にご相談くださいませ。




最後に。

今日は、中島みゆきさんの名曲『糸』のワンフレーズでお別れしたいと思います。

縦の糸はあなた
横の糸はわたし
織りなす糸はいつか誰かを
暖めうるかもしれない


今日はどうもありがとう!また会いましょう!!(誰っ?!)



《ウエノ》

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