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町の概要

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年5月11日更新

町章

町章の画像

小野町の頭文字「小」を円形に図案化してるもので、町の飛躍的な発展と町民の融和団結を象徴したものです。庁舎落成を記念して、公募により制定しました。
(昭和35年5月制定)

 

町の花・木・鳥

町の花    つつじ

福島県立自然公園の高柴山は町の花『つつじ』の名所。
5月中旬、山頂は紅色爛漫です。

 

町の木    杉

町を代表する諏訪神社の神木翁杉・媼杉は国の天然記念物。
樹齢1200年を誇っています。

 

町の鳥     かっこう

町の鳥かっこうは、活力の象徴。
5月初めに飛来し、すがすがしい歌声を聞かせてくれます。

 

町民憲章

  1. 郷土を愛し、自然に親しむ平和な町にしましょう。
  2. 体力づくりに励み、健康で明るい町にしましょう。
  3. 熱意と誇りを持って働き、楽しい町にしましょう。
  4. 教育と文化を大切にし、知性豊かな町にしましょう。
  5. 互いに助け合い、心やすまる町にしましょう。
    (昭和54年8月制定)

 

概況

小野町は阿武隈山系の中部、田村郡の南部に位置。四方を標高700メートルを越える山々で囲まれています。
町の中央を太平洋に注ぐ右支夏井川が爽やかに流れ、これに沿って平坦地を形づくっています。
標高は市街地で400メートル。まわりを阿武隈高原中部県立自然公園に囲まれています。ここの北部高柴山にはヤマツツジ3万株の群生。東部矢大臣山にはアズマギクが群生し多くの観光客を集めており、これらを含め町内の3カ所が「福島緑の百景」に選定されるなど、優れた自然環境資源を誇っています。

 上空から見た小野町の写真 小野町の写真

 

小野町の位置

  • 北緯  7度00分40秒から37度21分30秒
  • 東経  40度30分54秒から140度43分45秒
  • 東西  12.45キロメートル
  • 南北  15.95キロメートル
  • 面積  125.18平方キロメートル

小野町の位置図の画像

 

アクセス

車をご利用の方

川口Jct

東北自動車道
(198キロメートル)

約2時間

矢吹IC

あぶくま高原道路
(36キロメートル)

約30分

小野IC

三郷Jct

常磐自動車道
(175キロメートル)

約1時間50分

いわきJct

磐越自動車道
(37キロメートル)

約25分

小野IC

仙台IC

東北自動車道
(131キロメートル)

約1時間20分

郡山Jct

磐越自動車道
(39キロメートル)

約30分

小野IC

 

列車をご利用の方

東京駅

東北新幹線

約1時間20分

郡山駅

磐越東線

約50分

小野新町駅
仙台駅

東北新幹線

約45分

郡山駅

磐越東線

約50分

小野新町駅
上野駅

常磐線

約2時間40分

いわき駅

磐越東線

約45分

小野新町駅

 

人口(令和2年4月1日現在)

  • 人口      9,605人
  • 男        4,730人
  • 女        4,875人
  • 世帯数   3,467世帯
    (福島県現住人口調査より )

統計情報へ

 

気候

内陸性の気候で、山岳気候を呈する準高冷地です。

 

気温(度)

年間降水量
(ミリメートル)

平均風速
(毎時メートル)

年間日照時間
(時間)

平均最高気温最低気温
2016年

11.5

33.5

-10.3

1,164

1.2

1,723.9

2017年

10.6

35.1

-9.5

1,126

1.2

1,656.2

2018年

11.6

35.2

-10.6

936

1.2

1,826.3

2019年

11.4

35.7

-10.7

1332

1.3

1,687.4

 

四季

ソメイヨシノが夏井川流域両岸5キロメートルにわたって咲き誇ります。高柴山のヤマツツジがいっせいに花を咲かせ、山を真っ赤に染めます。

夏井千本桜の写真  高柴山の写真

夏祭りが行われ、花火大会等で盛り上がります。町内のキャンプ場が賑わい、トマト・インゲンなどのミネラル野菜がおいしい季節です。

 こまちダムまつりの写真  おのまち夏まつりの写真

夏井川渓谷の紅葉が美しい季節となります。福島県の重要無形民俗文化財に指定されている小野の獅子舞が奉納されます。

秋の風景の写真  獅子舞の写真

気温が下がり、澄んだ空気が町を覆います。星空が美しい季節です。町内にある小町温泉・湯沢温泉で体を温めることができます。

冬の風景の写真  白鳥の写真

 

歴史

小野郷の地名は倭名抄(わみょうしょう)にある。以前は「七里ヶ沢」とよばれていたことが分かっている。はるか平安万葉の時代、桓武天皇の御世のこと。征夷大将軍として朝廷の命を受けた坂上田村麻呂の東征後、救民撫育使として当地方を治めた小野篁(おののたかむら)の名にちなみ付けられたという。ほかに小野六郷という呼称も残っている。

小戸神の東堂山満福寺は坂上田村麻呂の勧請として知られている。今も家畜の守護等で厚い信仰が持たれている東堂山は、かつてこの地方の馬産信仰の中心で、北関東から陸前の南部にかけて講中を持っていたという。
また仲町地区にある矢大神社は、小野篁を祭神とし、今なお人々の尊崇を集めている。小野篁によって教化された「おの文化」と産業の歴史は近世にいたっても藩政にしばられることなく、会津や三春とはまたひと味違った民衆文化として花開くのも、そのルーツは小野六郷の昔にあるといえよう。

現町名ばかりではない。町の夏を彩る風物詩たかむら踊りも小野篁の名にちなむものだ。
その篁の娘とされているのが、わがロマンの祖小野小町だ。小町は平安時代初期に活躍した女流歌人。紀貫之が古今和歌集で選んだ六歌仙のうちただひとりの女流としてあまりにも有名である。佐竹本「三十六歌仙絵巻」に載る小野小町は後ろ姿で描かれている。これは小野小町の美しさにより、画家をして描くのをためらわせたからだという。古今和歌集には十六首が収められ、また篁に連れられ京に去る小町の美しさに魅せられ振り返ったという片葉葦(町の数カ所に現存)のほか、百夜通いの深草の少将とのロマンスなどさまざまな逸話も伝わる絶世の美女だった。
小町は篁とこの地の長者の娘愛子(めずらこ)の間に生れた。それから1,200年。小町は今もふるさとの夢の中に息づいている。

小野小町の画像

 

自然

阿武隈山系の中心地に属し、田村郡の南部に位置する小野町。北に田村市、南にいわき市、西に郡山市・平田村と隣接しています。
町の中央を流れる右支夏井川。その川べりでは千本桜が美しい。ツツジの宝庫高柴山では山頂にかけて約3万株のヤマツツジが咲き乱れる。アズマギクが美しく咲く矢大臣山など心を彩る四季があります。

 

特産物

小野町の特産“ミネラル野菜”

 トマト  インゲン

【小野町ミネラル野菜栽培への取り組み】

 小野町では、平成13年から「健康なからだは健康な食べものから 健康な食べものは健康な土から」の考えのもと、おいしく栄養のある野菜を作るために必要な「土」にこだわり、町、JA、農家が一体となって、「健康な土づくり」と健康な土から栽培される「ミネラル野菜」の栽培に取り組んでいます。

【ミネラル野菜とは?】

 健康な土で作物を栽培することを「ミネラル野菜」といいます。

 土壌中に含まれる微量要素(マンガン、鉄、銅、亜鉛、ホウ素)や多量要素(窒素、リン酸、加里)などの精密な土壌分析を行い、その結果に基づき、適正な量のたい肥や有機質肥料、ミネラル資材などの施用し、ミネラルバランスのとれた健康な土づくりを行っています。

 ミネラル野菜により生産された野菜を「ミネラル野菜」と呼んでいます。

 現在は、トマト、いんげん、長いもなどの野菜が栽培されています。

 

学校給食

米・野菜・牛肉・きのこなど様々な農作物を生産しています。

 中山間地域である小野町では、冷涼な気候や昼夜の温度差といった平坦地では得ることのできない特性を活用し、水稲を主とした野菜、畜産、きのこ、葉たばこなど多様な農作物を生産しています。

 また、町内農産物を使用した学校給食の提供にも積極的に取り組んでいます。

 さらに、6次産業化に向けた取り組みも行っており、県内外問わずPR活動を行っています。

 

 

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