最近、家づくり系のブログが増えてきている印象がします。
そのほとんどが、実際に家を建てた方。
つまりは「素人」が運営しているようです。
どこかのハウスメーカーで家を建てた、
その経験談をベースに書かれているもの。
アフィリエイトを狙って、
副業の小遣い稼ぎでやろうとしているようです。
あるいは、
ネットなどで、家づくり系の情報を集めてきて、
「まとめサイト」にしたような体裁のものもありますね。
いずれも共通点は、運営者が実名も顔出しもまるでない。
誰が書いているか全くわからないサイトです。
こういったブログはフォーマットが決まっているのか、
どれも同じような形式になっているケースもあります。
情報商材を販売する人がいて、
運営の仕方などを教えているとも聞いたことがあります。
そのノウハウを購入して、言われたようにやっているから、
同じようなサイトが乱立しているのだと推測します。
一条工務店のように建てる人の多い、
ハウスメーカー関係のブログを運営すると、
検索ボリュームが多いので、集客しやすいといいます。
奥様のパート収入よりもはるかに多い
アフィリエイト収入を稼いでいる人も
少なくないし、難易度もそう高くないそうです。
また、特定のハウスメーカーのステマと疑わしい
ブログも存在します。
フィーをもらって運営しているところもあれば、
顧客紹介手数料のキックバックもあるようです。
本当に家づくりを勉強しようという方のために、
こうしたブロガーに嫌われるのを覚悟ではっきり言うと、
8割方のブログには価値がありません。
この手の素人匿名系ブログの運営者でも
100%がダメだとは思ってません。
2割くらいはとても有益になる発信者がいるのは確かです。
なかにはプロ顔負けの人もいることも知ってます。
しかしながら、そうしたブログと、実名で顔出しで、
家づくりを実践しながら、長年情報発信してきた私たちとは、
まったく別ものです。
実際に何千件もの住宅相談を行い、
何百件も家作りを手伝ってきたリアルの実践を通じて、
プロとしての研究と研鑽をしています。
私らの発信する情報価値と、
ネットでかき集めただけの情報とでは
すごみが全然違う。はず。
私たちは社会的な責任を負っています。
一般人以上に、当然プロたちも
私らのNET情報はガンガン見ています。
私の場合は、仮に間違ったことを書くと、
すかさず全国の建築関係者が指摘をしてくれる。
そうなると恥ずかしいので、
事前にネット情報などで裏を取ります。
ときにはFacebookの秘密のグループで、
プロからの意見を求めたりします。
そういったプロセスを経て出た情報は、
根拠のあるものになり、
ほぼ建築的に間違いのない内容になってきます。
それと、総合知といえるバランスが我々にはあります。
xxxxxxはとてもいいものだ。とします。
しかし、素人系は それをなしうるコスト面や
他に与える影響は分かってはいない。
実際に家づくりの現場でしか分からない情報が多いのです。
家づくりをこれからしようと、
勉強している消費者は、
情報の取捨選別する上での
リテラシーが求められているわけです。
まずは、顔出し実名の、業界内部で評価されている人の情報を
そして、書籍を通じて学びましょう。
***************************
家づくり系ブログの
8割方のブログには価値がありません。としましたが、
すみません 言い過ぎました。 訂正します。
テレビで言えば、バラエティ番組並みの価値はあるかもしれません。
知らない人の家づくりの事例での 思ったことや体験談。
バラエティとして見て楽しむ価値はあることでしょう。