今回は、マイナーなブレンデッドスコッチ、レッド・ライオンを飲んでみます。
レッド・ライオンは、フランスにあるフォコニエ社が販売するブレンデッドウイスキーです。
フォコニエ社は、自社ブランドでウイスキー、ジン、ウオッカなどの蒸留酒を手掛けるメーカのようです。
原酒の原産国は、スコットランド、アメリカ、カナダ、ドイツとなっていて、いわゆるワールドウイスキーに分類されるかと思われます。
残念ながら、それ以上の情報は見つけられませんでした。
一方で輸入元のサイトにおいては、1980年初頭に少量生産された後、姿を消した幻のウイスキーだと書かれていて、実際に中古ボトルとしてレッド・ライオンが出回っているようです。
とりあえず飲んでみます。
液色は少々濃いめの琥珀色です。
奥からはカカオ、樽からのウッディな香りが漂ってきます。
味わいは、アルコールの辛みはそれなりにあるものの、その後は刺激を持つ酸味、苦みへと続き、後味に甘さを感じます。
味わいは、苦みが強まり、その後に酸味が広がってきます。ストレートに比べるとむしろきつい印象になります。
味わいは、苦みが先に来た後、スパイシーな印象になり、甘みはかなり抑えられます。
このあたりで、ウイスキーらしさを求める人と、お酒全般が好きな人とで好みが大きく分かれるように思えます。
いずれにしても、新鮮な感覚を得られることは確かでしょう。
700mL、アルコール度数40度、価格は1800円ほど。
幻のウイスキー?
フォコニエ社は、自社ブランドでウイスキー、ジン、ウオッカなどの蒸留酒を手掛けるメーカのようです。
原酒の原産国は、スコットランド、アメリカ、カナダ、ドイツとなっていて、いわゆるワールドウイスキーに分類されるかと思われます。
残念ながら、それ以上の情報は見つけられませんでした。
一方で輸入元のサイトにおいては、1980年初頭に少量生産された後、姿を消した幻のウイスキーだと書かれていて、実際に中古ボトルとしてレッド・ライオンが出回っているようです。
とりあえず飲んでみます。
ラム酒のような香り
グラスからの香り、液色
グラスからは、紅茶、ブドウ、リンゴ、カラメルの香りが感じ取れます。液色は少々濃いめの琥珀色です。
ストレート
最初に紅茶、キャラメルの香りがやってきて、次にラム酒のような甘みのある香りが続きます。奥からはカカオ、樽からのウッディな香りが漂ってきます。
味わいは、アルコールの辛みはそれなりにあるものの、その後は刺激を持つ酸味、苦みへと続き、後味に甘さを感じます。
ロック
ラム酒を思わせる甘い香りが揮発して、後からブドウの香りが続きます。味わいは、苦みが強まり、その後に酸味が広がってきます。ストレートに比べるとむしろきつい印象になります。
ハイボール
ラムレーズンの香りが前に出るようになり、後からリンゴ、樽香へと続きます。味わいは、苦みが先に来た後、スパイシーな印象になり、甘みはかなり抑えられます。
まとめ
複数の国の原酒を使っているとしていますが、カナディアンウイスキーとラム酒のようなものが目立っていて、スコッチやバーボンっぽさは感じられません。このあたりで、ウイスキーらしさを求める人と、お酒全般が好きな人とで好みが大きく分かれるように思えます。
いずれにしても、新鮮な感覚を得られることは確かでしょう。
700mL、アルコール度数40度、価格は1800円ほど。
<個人的評価>
- 香り C: 紅茶、キャラメル、ラム酒の香りが続く。加水でブドウが加わる。
- 味わい D: 酸味、苦みが強い。ストレートだと甘みが得られる。
- 総評 C: 今までにないウイスキーが飲みたい人なら買ってみてもいいかも。