今シーズンでプロ4年目のMF道渕諒平は、ベガルタ仙台のアカデミーで中学・高校の6年間を過ごした後、明治大学に進学。大学4年次には総理大臣杯とリーグ戦の二冠に輝き、リーグ戦のベストイレブンにも選ばれた。
卒業後は当時J1のヴァンフォーレ甲府に加入するもなかなか出場機会に恵まれず。開幕戦から2試合連続でピッチに立ったが、それ以降はメンバー外が続き、出場した全4試合のすべてが試合終了間際の途中出場に終わった。それでもJ2に舞台を移した2018シーズンは、27試合に出場するなど主力に定着し、一気にブレイクを果たした。
そして、そのオフに“古巣”の仙台からオファーを受け、2019シーズンに加入。シーズン当初はリーグ戦にあまり絡めなかったが、JリーグYBCルヴァンカップで結果を残すと中盤戦以降は右サイドハーフのポジションをつかみ、J1初ゴールを含む5ゴールを記録した。
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移籍2年目の今シーズンは、小さいころから夢に描いていたユアテックスタジアム仙台のピッチをさらにフルスロットルで駆け抜けた。
2020年10月20日、ベガルタ仙台は道渕との契約解除を発表。
プレースタイル
ピッチコンディションや相手に左右されることなく走り続けられる選手だ。サイドでのプレーを得意とし、特に右サイドを主戦場としている。サイドハーフでもサイドバックでもプレーが可能で、ダイナミックなスプリントを生かした攻撃参加は迫力満点である。
縦に仕掛けてからのクロスに加え、中央やゴール前に切り込んでのパンチ力あるミドルシュートは大きな武器。チームの攻撃を活性化させられる選手として存在感を高めていた。
動画:プレー&ゴール集
プロフィール・経歴
道渕諒平/Ryohei MICHIBUCHI
1994年6月16日生まれ 177cm・74kg 利き足:右
シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
---|---|---|
2017 | ヴァンフォーレ甲府 | 4試合・0得点 |
2018 | ヴァンフォーレ甲府 | 27試合・2得点 |
2019 | ベガルタ仙台 | 25試合・5得点 |
2020 | ベガルタ仙台 | 11試合・1得点 |
※成績は国内リーグ(2020年10月13日現在)
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