第10話「ピンク」
彼氏がおもむろにつぶやいた。「運がさ・・・回ってきたかもしれん」普段短編映画を作っている彼氏に、長編映画の監督をやらないかとオファーがあったというのだ。映画について聴いてみるとどうやら彼女にも出演して欲しいというのだ。内容を問い詰めると彼氏はあやふやな返事しかしなくなったが、彼女を保母さん役にしたピンク映画だと遂に白状した。撮りたいのはAVではなく、ピンク映画。彼氏曰く「ピンク映画」はあくまでも「映画」なのだ。
第11話「コーヒー？紅茶？」
年の差のとあるカップル。年齢の差を愛で埋めるように二人はお互いを溺愛している。その愛はいつの間にか束縛に変わっていった。2人の間で「禁止」となっていたオナニーの最中に、女が家に帰ってきた。なんとかその場を逃れようとする男の支離滅裂な言い訳とは？