twitterで法則性を見つけることについてつぶやいたので、その具体例も書いてみます。

 

 

 

チャートには水平線だけでは説明しきれない必然があると思っています。

 

タイトルに書いた斜めの世界なんかもそのひとつです。

 

では実際のチャートで見た方が分かりやすいので、最近のポンド円の1時間足で見てみます。

 

 

何本かラインを引いていますけど、とくに高値Cを通っているイエローのラインで何度もレートが綺麗に反応していることが分かります。

 

このチャートのラインの引き方は、まず天井となった山のAとBの高値を結ぶラインを引きます。

 

このラインの角度が緩すぎず、急すぎもしない場合、のちの値動きに影響を与え続けることがよくあります。

 

なので、AとBを結ぶラインを引いたら、あとはコピー&ペーストかチャネル・ラインを使って、高値Cや押し安値Dを通るラインを増やしていきます。

 

このチャートの向きを変えてみると、教科書的に見慣れたチャートになります。

 

 

典型的なダブルトップのチャートです。

 

Cからのラインはブレイク・ラインになり、その後ダブルトップのネックラインにもなったので、のちのちまで意識されるのは当たり前な感じです。

 

経験からくるポイントとしては、高値3、3点目のティーズ(いたずら)・ブレイクが起こったあと、さしあたってラインの角度を修正しないことです。

 

これは水平線でも同じことで、ティーズ・ブレイクに対して新しいラインを足すのはいいとしても、もともとあるラインはそのまま意識され続けることが多いので、このスクショのように残しておくことをおすすめします。

 

ライン1本でチャートの見え方はずいぶん変わります。

 

法則性を見つけるとエントリもエグジットもとても有利になるので、わたしももっとチャートが見えるよう、これからも勉強していきたいと思ってます。

 

おわりです:)

 

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『値幅観測』

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