――ニュー・アルバム『GAME』ですが、バッキバキですね！


――それ、いつの話ですか？



――（笑）。願いを聞き入れてもらえなかった、と。


――あ～ちゃんもバキバキのテクノを歌いたかった？



――でも、中田さんの曲を歌うまでは、知らなかったんですよね？


――アルバムに入ってる「Butterfly」ですね。タイトル・チューンの「GAME」も、すごくアグレッシヴなテクノ・サウンドで。



――新しいテイストの曲のとき、レコーディングでのディレクションってどんな感じなんですか？　中田さんからの説明みたいなものって……。



――なるほど。忙しくなって、レコーディングの時間が短くなってたりはしないんですか？


――歌う人として、葛藤はない？　“もうちょっと歌わせてください！”とか。


――それって、シンガーとしてのエゴというよりも、“Perfumeとして、どうあるべきか”っていう考え方ですよね。そういう意識って最初からあったんですか？



――そのあたりで、方向性がハッキリしてきたのかもしれないですね。


――でも、最近は楽しくてしょうがないでしょ？


――このアルバムもめちゃくちゃカッコいいし、リリースされたら、みんなビックリすると思いますよ。

――冷静ですねえ。


――当面の目標は武道館と紅白ですね。