今日のテーマは、雇用統計などの指標発表や各国中銀の金利政策などの重要イベントのときの対処法です。

 

これらのイベントではレートが大きく動くことがよくあります。

 

ボラティリティが高かった2016年ころの雇用統計やFOMCのときは、直前レートの上下両方に指値をそれぞれ入れておいて、どちらに振れても初動が取れるようにしていたトレーダーさんもたくさんいらっしゃったと記憶しています。

 

わたしはその頃から初動を狙らわない派だったんですけど、かわりに何をしていたかと言うと、トレンドと逆方向に動くのを待ってました。

 

というのは、指標ひとつでトレンドの方向性を変えてしまうようなイベントは実はあまりなくて、テキトーなところで元のトレンドに戻ることがよくあるからです…しかも、めぐり合わせがよければ初動に合わせてポジションを取ったトレーダーの利益確定やロスカトを巻き込んで加速をつけて戻ったり。


 

先週のECBの金利政策の発表がそれっぽかったので見てみます…ユロルの4時間足です。

 

 

発表のあと、きいろ矢印のように下落トレンドに逆らって上昇しています。

 

5分足に拡大します…分かりやすいように、4時間足のキャンドルをオーバーラップさせています。

 

 

21:30の発表後、レートはいったん急騰しますが、1.22ドルのキリ番でwトップになり、おそらくですけど、初動からと押し目から入っているロングの利益確定とロスカト(つまりショート)、またそれを狙った新規ショートがセットになって元のトレンド方向に続伸しました。

 

わたし好みのエントリ・ポイントはネックライン割れのキャンドル確定で、ロスカトはwトップの右側の高値になります。

 

まとめると、トレンドと逆方向に動くのを待って、短期足で反転のカタチが完成したところでエントリする!となります。

 

もし、トレンドと順方向に動いてしまったら、もうチャートを見るのをやめようカナ?って感じです:)

 

またレンジ相場での指標発表は単にブレイク待ち、という雰囲気になります。

 

では、すてきなゴールデンウイークになりますように☆彡

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