FOMOとは、SNSなんかのチェックを怠ると置いていかれるような気がして不安になることを意味する"fear of missing out"の略語なんですけど、トレードにおいてもこの心理は負ける原因になるので、今日はそれについて書きたいと思います。
ではまず、ポンドドルの1時間足です。
前週の金曜日に高騰して強い日足の陽線をつくっています…ちなみに、白いキャンドルの背景の赤色や青色の四角は日足のキャンドルです。
急騰から続伸するときはしばらく持ち合ってくれないとエネルギーが貯まらないので、この場合、高値更新後に狭いレンジで持ち合っていることから再度上昇の可能性ありカナ?といった感じだと思います。
次にブレイクするあたりを5分足に拡大してみます。
15時以降、指標発表をはさみながら何度か先週の高値をブレイクしていますけど、わたし的には好きなカタチがないのでスルーしてます。
行けるカナと思ったのは、一旦高値ブレイク失敗と思えるチェックマークをつけた小さな戻り高値と、そのレートから再度入ったショートが返された赤い矢印のキャンドルです。
言うならwボトムのネックライン抜けです。
おそらくですけど、ショートのロスカトを巻き込んでの上昇と思います。
振り返ってみてわたしの一番多い負け方は、ブレイク期待でするレンジ上限からの買い、レンジ下限からの売りで、短い時間軸でのブレイクに飛びついてよくだまされました…しかも、戻されたあと、今度は伸びるんじゃないか、今度は伸びるんじゃないかと思って同じ場所で何度も負けるんです。たまにホントに伸びるからタチが悪いんですけど、全然利益は残りませんでした。
置いていかれたらそれまでと思って、好きなセットアップを待つのも作戦かと思います。
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