トレンドのベースとなる斜めのラインの引き方について最近何回か書いたので、今日は使い方です。
とはいえ、基本的な性質は水平線と変わらないので、わたしの場合、『場所とカタチとちょと時間と』を当てはめて同じように考えます。
サンプルはtwitterにもアップしてるドル円4時間足です…実体高値と安値のABCの3点で50%ずつのフィボナッチ・チャネルを引いています。
レートは、天井圏のネックラインCから引いているチャネル下限を下抜けたあと、きいろ矢印の位置、サポレジ逆転からの戻り売りを考えたいところまで戻ってきました…条件ひとつめの”場所”です。
Xで一度止められている事実もこのラインの根拠を強くしていると思います。
条件ふたつめは”カタチ”です…なので、15分足に拡大してみます。
下位の時間軸では107円50のキリ番で守られ、ダウ理論上昇になっているので、買ってきている人の根拠が崩れるのを待ちます。
この場合、ドットラインを引いたaのラインです…そのまま落ちていけばいわゆるwトップ完成です。
これで”場所”と”カタチ”が揃いました。
最後に”ちょと時間”です。
15分足チャートには4時間足のキャンドルがオーバーラップさせてあるんですけど、aのネックラインで反発したみずいろ矢印のキャンドルの確定と同時に、チャネル下限で反発する4時間足のキャンドルが同時に確定しています…午前11時です。
4時間足という強いキャンドルがラインできれいに反発したこともあり、一気に下落が加速したと考えます。
この2日間のドル円の動きをテニスに例えると、スマッシュを打たれて何とか拾ったけれど、フラフラ上がった修正波をまたスマッシュされたみたいな感じになります…よくある動きです。
話を散らかしました。
まとめますと、大きい時間軸のラインで位置を把握して短期足で仕掛けるという原則においては、水平線も斜めラインも使い方は同じです。
ただ、斜めラインは水平線だけでは認識できない空間の歪みを説明してくれてとても重宝するのですが、引き方が人によって変わるところに難しさがあると思います。
極力再現性の高い引き方をアップしているつもりですけど、ご興味のある方は過去チャートなどで何度も何度も検証してみてください。
では、ハッピー・バレンタインです:)
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