この記事は管理対象バージョンの Chrome ブラウザのみを対象としています。Chrome OS には Flash が組み込まれており、Chrome OS デバイスから Flash をアンインストールすることはできません。
重要な注意事項: Adobe® は 2020 年 12 月をもって Flash® Player® のサポートを終了することを発表しました。Chrome 76 以降では、Flash Player はデフォルトでオフになります。Flash を実行する前に最初に確認するよう手動で切り替えることができます。Flash に設定したポリシーに影響はありません。リリース済みの変更や今後予定されている変更について詳しくは、Flash ロードマップをご覧ください。
組織で代替ソリューションに移行することを強くおすすめします。
Chrome のデフォルトの動作では、Adobe Flash Player はバックグラウンドでインストールされるか、ユーザーが初めて Flash コンテンツを含むページにアクセスしたときにインストールされます。その後、Flash Player は Chrome コンポーネント アップデート ツールによって継続的に更新されます。
ほとんどの組織では、デフォルトの設定を使用することをおすすめしますが、管理者がユーザーの Flash の利用を管理することも可能です。
Flash をインストールするおすすめの方法
Flash をポリシーで管理する
DefaultPluginsSetting、PluginsAllowedforURLs、PluginsBlockedForURLs のポリシーを使用して、Flash の再生を管理できます。これらのポリシーを設定しない場合、Chrome 76 以降では Flash の再生がデフォルトでブロックされます。
注: DefaultPluginsSetting、PluginsAllowedForUrls、PluginsBlockedForUrls の Chrome ポリシーは、Flash プラグインのみに作用し、他のプラグインには影響しません。
- DefaultPluginsSetting が「1(すべてのサイトで Flash プラグインの自動実行を許可する)」または「3(クリックして再生する)」に設定されている場合、ユーザーが Flash コンテンツをクリックして [許可] を選択すると、該当するサイトで Flash を実行できます。ユーザーには、Flash Player を有効にしてから [許可] をクリックして Flash プラグインを実行するように伝えるメッセージが表示されることがあります。ユーザーは chrome://settings/content/flash にアクセスして、Flash の設定が [最初に確認する] になっていることを確認することはできますが、変更することはできません。
- DefaultPluginsSetting を「2(Flash プラグインをブロックする)」に設定すると、ユーザーのパソコンでは Flash コンテンツを一切再生できません。ユーザーは chrome://settings/content/flash にアクセスして、Flash の設定が [サイトでの Flash の実行をブロックする(推奨)] になっていることを確認することはできますが、変更することはできません。
Chrome 85 以降: PluginsAllowedForUrls ポリシーと PluginsBlockedForUrls ポリシーで、ホスト名にワイルドカード(https://* や https://[*.]solarmora.com など)を使用できなくなりました。現在ホスト名にワイルドカードを使用している場合は、これを変更して Flash を必要とするホスト名を明示的に指定する必要があります。たとえば、https://[*.]solarmora.com を https://flash.solarmora.com のような明示的なエントリに変更する必要があります。このように変更することで、更新が必要なサイトを特定できるほか、Flash のサポートが完全に終了する 2020 年 12 月までに調整期間を設けることができます。