何年か前、経済番組の質問コーナーに投稿したことがあって、まんまと取り上げてもらったんですケド…

 

「株とドル円はどっちが主で、どっちが従なのか?」

 

証券会社の方が答えてくださったのですが、結論としては分からないと。

 

ただ面白かったのは、「株主体の自分たちが、円安のおかげで株高になったと解説してるウラで、為替の担当者は、株高のおかげで円安になったと説明してしていた」というエピソードです。

 

まさに、エッグチキン【タマゴとニワトリ】ですよね:)

 

世の中には為替、商品、株式などいろいろなマーケットがあって、それぞれが互いに影響を及ぼし合ってるらしいんケド、わたし的には何がどうなったらどうなるのかとか、残念ながらあまり理解できていません。

 

ただ、それでもトレードは出来ると思っているので、今は相関のラビリンスに深入りする気もないんですケド、今日はそのへんの事情を考えてみたいと思います:)

 

わたしは、複数のトレード対象のチャートを監視するトレーダーですが、基本的には、それぞれ独立したものとして捉えるようにしています…例えば、とても相関性の強い、ドル円と日経平均やドル円とユーロ円、また逆相関の強いドル円とユーロドルに関しても同じです。

 

理由はシンプルで、例えば、ユーロ円がショートのエントリをするパターンになった場合、ドル円が同じように下げるカタチになっていなかったとしても、エントリを見送ることはないからです。

 

自分はチャート・パターンで需給を予測してるので、例えば、ブログ『ダブルの圧力』で書いたような、損切りと新規買いが同時に入る売買ポイントでは、他のチャートの動きは気にしないようにしています。

 

わたしの場合、迷っちゃうだけなんで…

 

チャート・パターンとオシレータの売買サイン(例えばRSIのレベル30など)が一致しないとき、必ずチャート・パターンを優先するのでオシレータを使う必要がないのと同じ理由です。

 

なので、複数のチャートは同時に見ても、基本的には別モノと。

 

ただ、ドル円と日経が一緒に上に行きそうなときとかは、うきうきします←いいことだけ信じる占いみたい^ ^

 

でも、だからと言って、片方の事情だけで両方同時にエントリすることはないですけどね…相関が強くても、必ずいつも一緒に動くわけではないので。

 

それは、親方日経平均と個別株の関係も同じだと思っています。一緒に上がらなかったくせに、押し目のときだけ一緒に下がりやがって!みたいことが起きるのは多分こういうときです。

 

最後に余談ですが、わたしが為替を見始めた頃、ユーロとポンドの相関はきわめて高かったんですケド、Brexit以降はそうでもなくなって、ちょと戸惑ったのを覚えています。

 

なので、判断材料は少ない方が、自分には合っているのカナと。

 

あまりお役に立てる記事という気がしませんけど、何かの参考になればハッピーです!

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