今日のテーマはヘッド&ショルダーです…真面目に書きます。
こんなようなイラスト(とくに上段の2つ)は100回以上ご覧になったことがあると思うんですケド、よく見ると味わい深いので詳細に見てみたいと思います!
三尊とも呼ばれるヘッド&ショルダーは、天井あるいは天底にできるもの、という解説が多く、事実そうなのですが、崩された場合(下段の2つ)も格好のエントリのチャンスになるので注目したいカタチです。
ちなみに、ヘッド&ショルダーに限らず、わたしがイラストに追加した”A”のいわゆるラス押しが、攻防の焦点になりやすいことはいつも心に留めておいてください:)
実例を見ます…まず1時間足チャートで俯瞰してみます。
1時間足レベルでは、底をつけたあと、わたしのようにきれいな上昇トレンドが…そして、点線の四角で囲ったところ、2本の戻り高値の間でまるまる3時間の持ち合いが出来ています。
5分足で見てみると、この四角のなかがヘッド&ショルダーです。
高値1・2・3の2が高いフツーのH&Sです、ハイ。
3の高値をつけたあと、レートは冒頭のイラストのようにAの安値まで戻り、まんまと反発しています。
そして反発するだけでは飽き足らず、3の高値を抜き返してしまい、H&Sのフォーメーションが崩れました。
なので、あかい矢印のキャンドル確定からロングすればいい!ということになります。
イラストだと左下のパターンですね!
チャート・パターンとして記憶すればそのまま使えるし、そうでなくとも、たくさんの人がこう動くだろう!と考えそうなパターンが覆されたときには、エントリのチャンスになりがちなので、俯瞰チャートのトレンドに逆行するフォーメーションができたときは、両方のシナリオが思い浮かぶようにしておいた方がいいですよね:)
わたしはやらないんですケド、こういう場合のドテンでは、やられたトレードのロット数の1.5~2倍で仕掛ける方もいらっしゃるみたいです…まさに倍返し。
蛇足ながら、型通りの明瞭なパターンが出現しているときは、エントリ後の伸び方もスムーズだと思います…おそらく、その方が動意づきやすいからだと解釈しています。
トレードを始めたころは、実際はそうでもないのに無理やり知っているパターンにこじつけてトレードして、けっこ嫌な思いをしてました(笑)
ずっとお天気わるいみたいですケド、良い週末をお過ごしください☆彡
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