久しぶりに株のことが書きたくなったので、空売りについて書いてみます。
為替トレードでは、FX口座をつくればロングからでもショートからでもトレードが始められますが、株の場合は信用口座を開設しないとショートからエントリすることは出来ません…持ってもない株をどうやって売るの?という話です。
空売りとは、売りからエントリしてレートが下がったところで買い戻し、利ざやを得るというものですが、分かりにくいので例をあげてみます。
まず、友だちが値下がりしそうなヴィトンのバッグを持っていたとします。
あたなは、それを貸してもらい、質屋に持って行って3万円で買い取ってもらいます。
値崩れしたところで、再び質屋に行って2万円で買い戻します。
そこでバッグは友だちに返し、あなたの手元には1万円が残る、というのが空売りの図式です。
株トレードの場合、友だちは証券会社になります。証券会社は人に貸せる株をたくさん持っていて、足りない場合は、さらに別の友だちから借りてきてまで貸してくれます。
FXのレバレッジ25倍で毎日ショートしている方にはピンとこないと思いますが、「株の空売りは怖い」という投資家さんもいらっしゃいます。
一番の理由は、株は『投資した金額の範囲内での有限責任』という原則がありますが、空売りは株価がどんどん上昇した場合、無限に損失をだす可能性があるからだと思います。
実際は、証拠金維持率が下がってくれば、強制的に反対売買されてしまうので無限に損失が増えることはないんですケド…すみません、追証未経験で詳細は書けません。
余談ですが、ドル円のショートは、円ドルチャートを見ている人にはロングなので、為替のロングとショートは株と違って相対的なものでしかありません。
次回のブログでは空売りを使った利益の上げ方について書きたいので、今回は最後に信用口座の特徴をまとめておきます。
■開設には審査があります(年齢・職業・投資経験・金融資産額など)
■レバレッジは最大3倍です
■買いも売りも貸し株料が毎日かかってきます…ほんの少しづつですケド土日もかかります
■売買手数料は現物取引より安いです
■ショートの保有期間は最大6ヶ月です
■資金が拘束を受けず回転売買が可能です
証券会社によって差があるかもなので、ご興味のある方はチェックしてみてみてください:)
ではでは、フォースとともにあらんことをです☆
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