津市で三重県平和大使協議会年次総会
三重県津市の会場で11月9日、三重県平和大使協議会年次総会を開催しました。
「世界と日本で展開する平和大使運動」と題して記念講演を行った梶栗正義・UPF-Japan会長は、今日まで世界各地で平和構築のための活動を展開する国連NGOとしてのUPFについて紹介するとともに、UPFが任命する平和大使による運動の目的やビジョンについてを詳しく説明しました。
また、国内で展開している平和大使協議会の活動事例を紹介しました。
その後、参加した平和大使がそれぞれ活動を報告しながら、課題や意見を述べ合う時間が持たれました。参加したある市議会議員は、「現在、引きこもりの高齢化問題に対応するため、予算取りや体制づくりに苦労している。引きこもりは40未満の若者よりも41〜65歳までの中高年の数の方が多く、親も高齢化して深刻な社会問題となっており、家族が抱えきれなくなっているのが実情だ。社会復帰、家庭再建の試みを当協議会の活動の中で実践できれば」と述べました。
最後に、同協議会の安井邦彦議長があいさつし、「いただいたご意見をもとに、今後とも平和大使の皆様と共同で地域の平和構築に努めてまいりましょう」と呼びかけ、閉会しました。